十角館の殺人 新装改訂版 の商品レビュー
傑作を本歌取りしたらそりゃ傑作になると思う。 登場人物は恐らく俺と同じ大学に通っている。まぁ、読んだ時は同窓になるとは夢にも思ってなかったな。でも奴らは大半は死んでるっていう。おおこわいこわい。 この新装版の何が優れてるって、帯にも書いてあったけど「とある一文」をこの上なく衝撃的...
傑作を本歌取りしたらそりゃ傑作になると思う。 登場人物は恐らく俺と同じ大学に通っている。まぁ、読んだ時は同窓になるとは夢にも思ってなかったな。でも奴らは大半は死んでるっていう。おおこわいこわい。 この新装版の何が優れてるって、帯にも書いてあったけど「とある一文」をこの上なく衝撃的に表現するようにページが組まれている点だよね。あれ読んだ時の驚きと言ったら無いよ。元ネタを読んだ人だからこそ驚くって話。
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ラスト100ページ辺りでの驚きは格別 そこからのスピード感はやや物足りなかったが、非常に面白く読めた
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本書は推理小説を大量に購入した際に、間違えて購入していたものの一冊。 これほど有名だとは知らずに、読み始めました。 島での犯人は、最初に気がつきました。 ほかに考えようがなく、誰が考えてもこの人だと思いました。 物語が、並列に走っていて、その間の架け橋がなにかが、 最終章の前に種明かしがあります。 自分は推理小説の愛好家ではないので、一瞬、何を言っているのかが分かりませんでした。 最後の最後の壜の意味も、ひょっとしたら勘違いしているかもしれません。 それでも興味深く読めたのは、著者の文章力だと思います。 ありがとう。
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名作ですね。 綾辻館シリーズは、時計館から読み始めてしまったんだけど コレが最初だったのね。 最初にして最高なんではないでしょうか。 叙述トリックという言葉を初めて知った作品でした。
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以前、友人からラストが凄いと聞いていたので、購入し、読了。 まさかの犯人に驚くことは間違いないが、動機・トリックはあまり自分好みではなかった。どうしてもこじつけに感じてしまった。 しかし、とても読みやすく、整理もしやすいので、楽しめる作品ではある。
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本格ミステリと言えばこの人、綾辻行人のデビュー作。 孤島で繰り広げられる連続殺人。エラリィクイーンの名作のように、そしてだれもいなくなる。 浮かび上がる意外な犯人とは!
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館シリーズの第一作で綾辻行人のデビュー作でもある、現代ミステリの名作。無人島に集まった男女七名と、次々に起こる殺人事件。さすが本格推理小説と言われるだけあって、舞台やトリックなど後世に影響を与えたんだろうな、というのが良く分かった。何よりこれがデビュー作品というのがすごい。
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15年ぶりくらいに再読。今読んでも色あせない完成度の高さに脱帽。そして島田潔の名前にちょっと微笑ましさを感じる今日この頃。
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死ぬほど怖かった…(;´д⊂) 久々にトイレ行けなくなる怖さでした。 文章にてんてんつけて強調とかもぅ…それだけで恐怖なんですけど°・(ノД`)・°・ 内容はなんか切ないなぁという感じ。 久々に度肝を抜かれる小説読んだ!!
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国内ミステリーを読むきっかけとなって本作。 今でも鮮明に内容は台詞回しも思い出せる位記憶に残ってます。 ラストも良かったです。時間があれば再読してみたいかも。
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