十角館の殺人 新装改訂版 の商品レビュー
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面白かった! 談話室でよく話題に出ていたので、初・綾辻にチャレンジしました。2時間ドラマを見ているような感じを受けたけど、物語にぐいぐい引き込まれてあっという間に読了。 もともと「どんでん返しがすごい」というのは知っていたので、誰が犯人なのかすべての登場人物を疑いながら読んでいたのに、あの一行で「!!」と驚かされ、前のページを行ったり来たり。負けました笑 館シリーズ、制覇したいです♪
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最近読んだミステリでは一番面白かった なにげなく読み進めるといきなり核心を突く一行が 霧が晴れるように、頭の中のモヤモヤが晴れました 小説読んでスッキリ 楽しかった こういうお話は映像化できない
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2012年1月25日読了 初・綾辻!!! 前々から友人に対し、悉く私の好みから外れたミステリーばかり当たって気に食わんとぼやいていたら「あんたはきっと本格派でお約束な感じが好きなんだよ」と言われて、綾辻・有栖川などを勧められていました。 有栖は1作読んではいるものの、綾辻作品はノータッチ。 で、最近は館シリーズの新作で話題が持ち切りなので、思い出したように館シリーズに手をつけてみたわけです。 いやー…素晴らしく面白い!!! 先が気になって気になってやめどころが分からない本に久々に出会いました^^ 今の時点ではやはりこの十角館が好きです。基本的に"そして誰もいなくなった"的な物語は好物ですが、すっかり騙されましたね。私の好きになる人物は大抵犯人になるか、序盤で死ぬかのどちらかなのですが(笑)これもまた意外性があって。 誰から死ぬのか、どうやって死ぬのか…そして密室の謎など、お約束でありながらもハラハラさせられる展開はなかなかないと思う。 館シリーズ自体は各物語が独立しているけれど、そこに共通の建築家・探偵が絡むとなると、私にとってはもう垂涎モノとしか言いようがない!! なんとも言えない繋がりに私は弱いんだよなぁ(^◇^)
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エンターテインメント的なミステリー。楽しめました! 舞台が変に新しくないところが、現実感がなくて、なおさら純粋にエンターテインメント的な楽しみ方ができたのかな。 欲を言えば、犯人捜し的な楽しみがちょっとなかったことと、動機はなんとなく想像できちゃったので、そのへんの楽しみがあれば...
エンターテインメント的なミステリー。楽しめました! 舞台が変に新しくないところが、現実感がなくて、なおさら純粋にエンターテインメント的な楽しみ方ができたのかな。 欲を言えば、犯人捜し的な楽しみがちょっとなかったことと、動機はなんとなく想像できちゃったので、そのへんの楽しみがあればもっと良かったのになぁと思いました。 ただし、最後の謎解きの部分は、ほーっとびっくりであり、マジックの種明かしを聞いているような楽しさがありました。 最近あんまりミステリーは読んでいなかったのですが、ミステリーをもっと読もうという気持ちになりました。
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映像化出来ない作品 気付かずに読み進めて「あれ?」と読み返し・・・巧いですね まんまと騙された! というより、意識してない部分をつかれました
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アニメ化される「Another」を読んでから、既刊の評判を調べて デビュー作の「十角館の殺人」にたどり着く。 結構、最初の方で犯人はコイツだっていうのは予想できた。 しかしこの作品の本質は、ソコではなく、とある1行の どんでん返しなのだが・・・・。 迂闊にも、不覚にも、その1...
アニメ化される「Another」を読んでから、既刊の評判を調べて デビュー作の「十角館の殺人」にたどり着く。 結構、最初の方で犯人はコイツだっていうのは予想できた。 しかしこの作品の本質は、ソコではなく、とある1行の どんでん返しなのだが・・・・。 迂闊にも、不覚にも、その1行の意味に全く気づかず、素通りしてしまっていた。 なんて馬鹿なんだろう、恥ずかしい。 その後の警察の話を読んでいて、「あれ、おかしくね?」と ようやく気がつく。いや、馬鹿だった。 探偵役はいるけれども、探偵役が犯人を追いつめる展開は全くなく、 どんでん返し後の犯人の独白で事件の真相が語られていくので その辺が個人的には好きなタイプの話ではない。 しかし、どんでん返しこそが、この作品の肝であり、真相の解明部分は おまけみたいなものなんだろう。この類いの本はしっかりと頭に入れながら 読んでいかないと最大の楽しみどころを逃すんだと勉強になった。 人物名がカタカナだとなんか頭に残らないんだよなぁ、そこが敗因。
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初めての綾辻行人作品!!あと、2012年一作目!!! とりあえず犯人がわかった時の衝撃が半端ないっ!!! ビックリ@0@ノ これから館シリーズ読み進めていきますっ♪
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トリック自体は確かに非常に面白い。文も読みやすいし、キャラも多いがすんなり誰が誰だかわかって楽しく読めた。 ただ、ネタバレになるのであまり詳しくは書きたくないが、計画的な知的犯罪を好む私には、犯人のやり方にどうしてもモヤモヤした気持ちが残った。(それがこの作品の面白いところでもあ...
トリック自体は確かに非常に面白い。文も読みやすいし、キャラも多いがすんなり誰が誰だかわかって楽しく読めた。 ただ、ネタバレになるのであまり詳しくは書きたくないが、計画的な知的犯罪を好む私には、犯人のやり方にどうしてもモヤモヤした気持ちが残った。(それがこの作品の面白いところでもあるのですが) はっきり言って面白いトリックは「あの」トリック一つだけであり、それ以外は舞台の不気味さやキャラの狂気などでワクワクしたという感じ。 しかも「あの」トリックでさえ、作者自身が考えていないという(あとがき参照)。正直、これはあまり知りたくなかったかもしれない……。 もちろん作者なしでは生まれなかった作品でしょうけど、なんだろう、うーん……。 「館シリーズ」の2作目を読むのを少しためらってしまうと言うか。 後、大トリックに気づいた直後は「うわー、これはもう一回最初から読みたい!」と思ったのに、その後に長々と犯人の行動の説明を細かくされてしまったらその必要性もなくなってしまう、というのが残念だった。 まぁ、つじつまを合わせるのに必要な説明だというのもわかるのですが、もう少し2周目を楽しめるように書けなかっただろうか……とただの読者のくせに思ってしまいました(苦笑) なんて長々と書きましたが面白かった事には変わりないし、一度は読んでおきたい作品だと思います。特に、アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」を知っていると、更に面白いかもしれない。
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