おだんごぱん の商品レビュー

瀬田貞二【訳】,脇田和【画】

2019/08/26

シュール。小麦粉はないけど、クリームとバターはたっぷりあるのか・・・、と思った私。そしてその材料でどうして膨らんだのかナゾは深まるばかり。いつの間にか命が宿り、逃げ出し、言葉のうまいきつねに食べられる。娘は「え、なんで食べられちゃったの」と聞いてきた。「どんなにお話が上手な人でも、ダメなことはダメなんだよ」と言っておきました。（3歳1か月）

2019/02/08

・おだんごぱんが、いろんな動物に会って歌を歌ってにげるお話です。おだんごぱんは、オオカミやウサギに食べられそうになったけど、よゆうの顔で歌ってにげていました。でもキツネに会って…。この後面白いことがあります。ぜひ読んでください。
・ロシアのお話で、おだんごぱんがいろんなどうぶつからにげるお話です。とてもおもしろいので、見てください。

2018/07/15

素朴な絵なんだけど、スタンダードな本ですよね
ころがっていく、おだんごを見送るおじいさんとおばあさん
今回は大丈夫のきつねさん(笑)

2018/06/07

再読。

おだんごぱんの歌う歌にリズムがあって、声に出して読むのも楽しい。
最後の、文字も背景もないページに立つ狐の表情が、笑っているようにも澄ましているようにも見えて味がある。

2018/03/27

ロシアのお話。
繰り返し出てくるおだんごぱんが歌うフレーズを棒読みしてしまいましたが、お話自体がテンポよく進むので子供は気に入った様子でした。

2017/05/18

瀬田さんはやっぱり偉人でした。
にほんごが、楽しすぎです！！
読んでるうちに、あっこれ私子どもの頃読んだなってなんとなく思い出せました♪
さすが傑作！！
わーうちにほしい！どうしよう買おうか悩みます！

2016/09/24

おだんごパンを食べていいかと尋ねられ返事に歌を歌うのが繰り返されるところにリズムがうまれてよかった。｢おまえなんかに食べられないぞ｣。キツネがズル賢いのは世界共通なんだね。

2016/07/15

自らの意思で生き始めた筈のおだんごパンでしたが…
耳に心地よい言葉を繰り返し囁きかけてくるものに、ついフラフラと従っていると、取り返しのつかない目に…
なかなか辛辣な人生訓です。

2014/05/04

　子どもの頃から好きな本だったのですが、まさか初版が１９６６年とは。私と同じ年(笑)。

　絵の動きのない感じが、また独特な雰囲気なんですよね。おだんごぱんが歌う歌のメロディがよく分からないのですが、そんなの関係なく楽しく読んでたのを思い出します。

2014/01/14

おじいさんとおばあさんのところから逃げ出した「おだんごぱん」が歌をうたって動物たちに食べられるところからうまく逃げだしていくお話。
声に出して読むと断然いいです。
おだんごぱんが歌ううたがリズムが良くて、楽しい。
絵も味があります。最初の、おだんごぱんに逃げられたおじいさんの寂しそうな顔！
きつねよりおじいさんに食べさせてあげたくなります。