おだんごぱん の商品レビュー

瀬田貞二【訳】,脇田和【画】

2024/09/22

『おいていかないで』で主人公の女の子が読んでいて気になり読んでみた。
はじめはアンパンマンを連想したが、そういう話ではなかった。
きつね、やるなぁ。

2024/08/23

おじいさんとおばあさんが、一生懸命なけなしの粉をかき集めてやっとこしらえたパン。さあ、食べよう、と思ったら…。パンにはパンの事情があった！

ころころとめぐりめぐって、いろんな出会いを経たパンの運命は？最後の終わり方が、あまりに潔い。変化するパンの表情にも注目。

1966年出版。福音館書店さんの『日本傑作絵本シリーズ』とあるだけあって、我が家のコピーは2007年92刷となっている。

2024/08/01

タイトルは知っていたけど、読んでいなかった絵本。こういうお話だったんだね。ロシアの昔話だけど、絵を描いたのは日本人。おだんごパンがころころ転がって、出会う動物に食べられそうになっては歌を歌って逃げるという、昔話らしい展開。そして最後は・・・。

2024/06/24

4歳6ヶ月。わたしのママ友が小さい頃に好きだった本を教えてくれたのできっと面白いはずと即購入！

老夫婦の家で無い粉を擦りながらふるいだし、材料を練ってなんとか作られたおだんごぱん。逃げ出してウサギやらおおかみやらに出会います。というかお腹を空かせた動物たちに狙われるんですが、「ぼくは君に歌を素敵な歌を聞かせてあげないといけないから今食べられるわけにはいかないよ」というようなことを言って歌って逃げまわります。（転がります）

それでです。その歌をやっぱり読み聞かせなんですが歌うと息子が喜ぶんです。歌詞は忠実。即興で音程はできるだけ音痴にうたうに限ります。お腹を捩らせて喜びます。

あー、買って良かった。おだんごぱん。
わたしは息子がバカ笑いするのが大好きです！

2024/06/17

繰り返しが楽しい。おだんごぱんにとってこんな悲劇的な最後が待っているなんて。きつねは頭がいいな。人を信じちゃいけない。お世辞を言われていい気になっていると痛い目をみるぞというこんな話を幼いときから聞かされて育ったんだもの今のロシアみたいな他国を信じない、相手を騙してでも奪う風土が生まれちゃったんだと思う。

2024/02/20

歌があって子どもは楽しい作品ですよね！
どうやったらパンを食べれるか知恵比べとは、このことですね。
日本人の推してダメならひいてみろを体現している作品ですね。

2023/12/11

ぱんに顔がついてる！　と言っていました。最後まで読んだ後、おばあさんせっかく作ったのにねぇ　と最初に戻って確認していました。きつねさんは食べるために呼んだの!?　と最後は理解していました。

2022/12/14

・「おだんごぱん」のなまえがすき
・「おだんごぱん」のおかおもすき
・おじいさんおばあさんのおかおもすき

2022/12/04

息子はわりと気に入ってた。けど、オチが「かわいそうー！きつねさん悪い！」と言ってショックだったよう。

2022/10/20

図書館本。昔覚えていた結末と少し違っていました。同じセリフの繰り返しで、リズミカルに読めました。素朴な絵もいい味出していて、とても懐かしかったです。