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女王国の城 の商品レビュー

3.8

156件のお客様レビュー

  1. 5つ

    38

  2. 4つ

    56

  3. 3つ

    40

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    3

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2009/10/04

久々の江神さんシリーズ。 ボリュームたっぷりで読み応えがありました。 最初は教団側に凄く憤っていたのですが、最後のオチで「あー、じゃぁしゃーないな」と思わされました。

Posted byブクログ

2009/10/04

あー…読んじゃった。読み終わってしまった。 読んでいる途中から、読み終わってしまうことが惜しくって読むスピードが落ちてくる有栖川シリーズです。 今回も甘酸っぱかった!! 良いよ、アリス…アリスはもう絶対青いままでいてほしい…! 今回はEMCのメンバーが囚われの江神さんを救いに...

あー…読んじゃった。読み終わってしまった。 読んでいる途中から、読み終わってしまうことが惜しくって読むスピードが落ちてくる有栖川シリーズです。 今回も甘酸っぱかった!! 良いよ、アリス…アリスはもう絶対青いままでいてほしい…! 今回はEMCのメンバーが囚われの江神さんを救いに宗教団体の城と呼ばれる本拠地に殴りこみに行き、予期せず起きてしまった殺人事件のために、ミイラ取りのごとくそのままみんな囚われてしまうお話。 なんか、なんか、今回はみんなハード・ボイルドしてましたね! モチさんも信長さんもカッコ良すぎたぞ。暴れ太鼓! 城を脱出せんとするお二方の大活躍の前に、アリス大好きな日々野もうっかり惚れそうになりました。 まあ…例の如くキャラ萌えしすぎて悶えまくった挙句、作者の読者への挑戦には見事敗れ去った訳ですが(笑)。 女王様、何かの手違いで既に死んでしまっているんじゃないの〜?とか思ってましたから。ふぅ。 お話の筋にはあまり詳しく触れません。だって推理小説だから。 あれやこれやの伏線が、最後に綺麗に合わさる江神さんの謎解きを聞いて、みんなすっきりすると良いさ! さて、EMCのシリーズはあと長編が1作で終わり…なのですか。 あとがきを読んで、ちょっと切なくなりました。そう、淋しい気分。 でもそれは、今までのEMCのメンバーの足取りを読むことができているから感じる淋しさで、そう思えばそれも幸せなことだと思います。 …ああ、私は唯寂論者にはなれなさそうだなぁ(笑)。

Posted byブクログ

2009/10/04

実は、江神さんシリーズを読んだのはこれが初めて。あまり気にならないで読めました。すっごく憎たらしいほど巧妙に出来てて、前のシリーズが欲しくなっちゃうんですよねぇ。

Posted byブクログ

2009/10/04

学生アリスシリーズは個人的には江神部長の活躍を期待したいものですが、今回は他の方々がいい味出してると思いました。 ただやはり江神部長が出てくると、真打登場!と嬉しくなり、一気に読み勧められます。それまでは正直ダラダラ読んでました、ごめんなさい…。

Posted byブクログ

2009/10/04

図書館で、なんとか大賞―ということで紹介されてたから、手に取ってみました。 江神シリーズ4作目…らしいのですが、それまでの作品を読んでいないという…。しまったぁぁぁって感じですねもう。 本格ミステリということで、読者への挑戦以降の”解答”にあたる部分は、「ああーなるほど」と納得...

図書館で、なんとか大賞―ということで紹介されてたから、手に取ってみました。 江神シリーズ4作目…らしいのですが、それまでの作品を読んでいないという…。しまったぁぁぁって感じですねもう。 本格ミステリということで、読者への挑戦以降の”解答”にあたる部分は、「ああーなるほど」と納得はしました。 が、いかんせん…長くね(゜U゜)て感じです。 学生らしい無茶しっぷり(大脱走のとこ)は読んでて気持ち良かったし、メンバーが色々な推理を披露し合うのも、こんな考えあるんやなーとか思ったりして楽しかったのですが、これほど長い必要は…あった…のか?うーん。"女王"も結局、最後の最後で出てきたっきりだし、そこも消化不良の要因かなぁ。(まぁ、そこしか出てこないからこそ、いいのかもしれないけども) 教団側の理由についても、そうかー!と納得はしましたが、長さに反して、こう、返ってくるものがちょっと足りなかったかなぁ、と感じました。

Posted byブクログ

2009/10/04

舞台は、急成長の途上にある宗教団体“人類協会”の聖地、神倉。大学に顔を見せない部長を案じて、推理小説研究会の後輩アリスは江神二郎の下宿を訪れる。室内には神倉へ向かったと思しき痕跡。様子を見に行こうと考えたアリスにマリアが、そして就職活動中の望月、織田も同調、四人はレンタカーを駆っ...

舞台は、急成長の途上にある宗教団体“人類協会”の聖地、神倉。大学に顔を見せない部長を案じて、推理小説研究会の後輩アリスは江神二郎の下宿を訪れる。室内には神倉へ向かったと思しき痕跡。様子を見に行こうと考えたアリスにマリアが、そして就職活動中の望月、織田も同調、四人はレンタカーを駆って木曾路をひた走る。“城”と呼ばれる総本部で江神の安否は確認したものの、思いがけず殺人事件に直面。外界との接触を阻まれ囚われの身となった一行は決死の脱出と真相究明を試みるが、その間にも事件は続発し…。江神シリーズ待望の書き下ろし第四長編―――――初の有栖川作品。有栖川先生の代表作は貸出率が高いため中々借りれなかったため、渋々こちらの作品を手に取りました。(渋々のクセに)期待大だった所為か読み終わってみると、こんなものなのか、なんて感想が出てしまいました。だって読者への挑戦なんてされても無理ですよ。メモして読んでるわけないし。それに自分は拳銃を撃った経験なんてないんですよ。そんな自分が、拳銃を使用した犯人の行動なんて、わっかりませんよ〜。ただ挑戦してくる以上、唸らせてくれるような推理があるのかと期待しましたが、そこそこ唸る程度かと。拳銃の件については読んでいてある程度は想像がつくと思いますし、協会全体を覆う陰謀も納得はできるんですが、できればもう少し伏線が欲しかったです。江神さんという人も最初登場してから、絶対何か隠してると思って、なんか信用できないし。結果、普通の推理小説かと(まあこっちの期待しすぎが原因であることは勿論分ってます)。この次は是非、代表作を読みたいです。あと最初はシリーズ物とは知らず、読んでいて冷や冷やしていましたが、作者あとがきにて、シリーズ途中乱入問題なしと事なので一先ず一安心です。

Posted byブクログ

2009/12/24

学生アリス4弾 江神シリーズとも呼ばれているらしいですが(汗) 今回は江神さんがUFO系の新興宗教の施設を訪問、心配になったアリスたちが施設にむかうものの・・・・ 施設で殺人事件が起きる アリス達は施設側に監禁される。脱出を試みるものの、街全体が新興宗教の信者であり、逃げる事...

学生アリス4弾 江神シリーズとも呼ばれているらしいですが(汗) 今回は江神さんがUFO系の新興宗教の施設を訪問、心配になったアリスたちが施設にむかうものの・・・・ 施設で殺人事件が起きる アリス達は施設側に監禁される。脱出を試みるものの、街全体が新興宗教の信者であり、逃げる事は不可能 殺人事件が起きたというのに、施設側は警察に連絡することをかたくなに拒むのは何故か? また11年前に、この村で起きた密室殺人事件との関連は? 江神さんが、推理して謎をといてゆきます さわやかなイメージで評判の宗教側にもやましいことがあっての事なのか?と疑うものの、ラストで「なるほど」とスッキリ 江神さんが何故この施設を訪問したのかも、ラストで「なるほど」とスッキリ この本は、最後で妙にスッキリした感がありました 犯人の動機とかが、ヌルい気がしたけど、そこはあまり関係ないですね。殺人事件はあまり関係ない 江神さんの事、警察に連絡できない理由が着目点です

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2009/10/04

どれだけ待ったことか!冒険あり青春あり勿論謎ありで文句無しの一冊。大脱走には心が震えました。信長かっこいい。江神さんの××が登場したのが終わりを連想させて寂しいです。

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2009/10/07

急に姿を消した江神の後を追って、後輩アリスら推理小説研究会の面々は木曾山中にある神倉という街へ向かった。神倉にはUFOに乗ってやってくる神を待つという「人類協会」の本部がある。・・・不思議の国で起こる連続殺人。 このミス3位。長いです。図書館に返さなきゃいけないので急いで読ん...

急に姿を消した江神の後を追って、後輩アリスら推理小説研究会の面々は木曾山中にある神倉という街へ向かった。神倉にはUFOに乗ってやってくる神を待つという「人類協会」の本部がある。・・・不思議の国で起こる連続殺人。 このミス3位。長いです。図書館に返さなきゃいけないので急いで読んでいましたが、前半は冗長でかなりだれました。 アリスらが脱走を試みるあたりから話が面白くなって、後半の謎解きはなかなか面白かったです。伏線がいたるところにはりめぐらされていて・・・。 ただ、10年前の事件のトリックにはやや無理がある感じがしました。あと、人類協会の人が多すぎて誰が誰だかわからなくなってしまいました。

Posted byブクログ

2009/10/07

2007年9月発行。 江神二郎シリーズとしては4作目。3作目から15年7ヶ月たっているそう。 有栖川有栖ら英都大学推理小説研究会のメンバーは、急に姿をくらませた江神先輩を追って、木曽路を走り、UFOが見えるという人類協会の本拠地・神倉へ。 会祖が宇宙人を見たという洞窟の前に作られ...

2007年9月発行。 江神二郎シリーズとしては4作目。3作目から15年7ヶ月たっているそう。 有栖川有栖ら英都大学推理小説研究会のメンバーは、急に姿をくらませた江神先輩を追って、木曽路を走り、UFOが見えるという人類協会の本拠地・神倉へ。 会祖が宇宙人を見たという洞窟の前に作られた人工的な町の奇観。万博のようとか、妙に軽いのが受けて盛んになった団体というのが笑えるけど。 江神は瞑想中と最初は面会を阻まれるが、誤解が解けたのか翌日には会える。 村には11年前の未解決事件を未だに探る元刑事も滞在していた。 そうこうするうちに閉鎖された空間で、連続殺人が… 江神って、まだ大学を卒業してなかったのね〜。 しかも、髪が長いって… バブルが崩壊しかけている頃って、何年前だろう? 作者は1959年大阪生まれ。1989年「月光ゲーム」でデビュー。

Posted byブクログ