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女王国の城 の商品レビュー

3.8

156件のお客様レビュー

  1. 5つ

    38

  2. 4つ

    56

  3. 3つ

    40

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    3

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2009/10/04

久々の本格モノ、堪能しました。メインプロットには隙がなく緻密で、まさに「やられたぁ」の大カタルシス、脱帽です。ただし、余りにも長すぎ。ちょっと余談が多すぎるので★四つ。

Posted byブクログ

2009/10/04

待ちに待った江神さん!久しぶりのEMC面子が懐かしくて楽しくて、うっかり手が進むんですよ。 作中環境に軽く時代を感じつつ(笑)やっぱいいなあ。と。 時間は経ってもEMC面子の持つ空気は変わってなかった! それが何より嬉しい。 ミステリとしては、UFOやのキノコやの四字熟語やの、予...

待ちに待った江神さん!久しぶりのEMC面子が懐かしくて楽しくて、うっかり手が進むんですよ。 作中環境に軽く時代を感じつつ(笑)やっぱいいなあ。と。 時間は経ってもEMC面子の持つ空気は変わってなかった! それが何より嬉しい。 ミステリとしては、UFOやのキノコやの四字熟語やの、予告文でどんだけトンデモ系かとびびったけどそこは本格。大きなカタストロフがあるわけでもない結論は、難易度はそう高くない気もするけれど、私は納得のできるもので面白かったかな。 随所に短編とかのリンクも見えて、まだ読んでないそれ!みたいなのとか、もう忘れかけたネタだとか(おい)もちらほら。 短編集も次回新作もお待ちしております……(10年くらいなら待つ覚悟は出来ております)。

Posted byブクログ

2009/10/04

15年待った。15年!前作からなんと年数がたってしまったことか。さっさと読むのがもったいなくて4日にわけて読破。関連する小話を挟むのは作者の癖であるし、いつもそれを楽しんでいるが、今回は興味のない話が多かったせいか、少し冗長すぎた気も。あとEMC以外のキャラがあまり立っていなかっ...

15年待った。15年!前作からなんと年数がたってしまったことか。さっさと読むのがもったいなくて4日にわけて読破。関連する小話を挟むのは作者の癖であるし、いつもそれを楽しんでいるが、今回は興味のない話が多かったせいか、少し冗長すぎた気も。あとEMC以外のキャラがあまり立っていなかった。その辺は双頭の悪魔に大きく劣りますね。やはりアレを超える話は難しいのか? でも久しぶりの新作、楽しめました。江神先輩はやっぱりかっこいいよ!あと1冊でこのシリーズも終わるのかと思うと寂しい限り。出てほしいような、ゆっくりでいいような…。

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2009/10/04

★あらすじ 江神シリーズ第4弾。時代はまだバブル後期。 何も告げずに旅に出てしまった江神先輩を捜しに、売り出し中の新興宗教<人類協会>の本拠地・神倉を、アリスを始めとするEMC(英都大学推理小説研究会)の面々が訪れる。 人類協会本部で無事に江神と会えたのは良かったが、そこに滞在中...

★あらすじ 江神シリーズ第4弾。時代はまだバブル後期。 何も告げずに旅に出てしまった江神先輩を捜しに、売り出し中の新興宗教<人類協会>の本拠地・神倉を、アリスを始めとするEMC(英都大学推理小説研究会)の面々が訪れる。 人類協会本部で無事に江神と会えたのは良かったが、そこに滞在中、密室殺人事件が起きてしまう。早速警察に知らせようとするアリスたちを人類協会の会員達は止める。3日以内に自分たちで犯人を捜し出し、自首させる、と言って。そればかりか、アリスたちは本部に足止めされてしまい、連絡手段さえ奪われてしまう。 犯人が判れば外に出してもらえるのだろうと、EMCは捜査活動を開始するが、事件は連続殺人事件へと発展してしまう。しかも、11年前神倉村内で起きた、未解決の銃殺事件で行方不明となっていた銃を使って。 犯人は誰なのか? 銃はどこから現れたのか? 頑なにEMCのメンバーたちを足止めする、人類協会の意図はどこにあるのか? そして何故江神はこの人類協会本部を訪れたのか? ★感想 あああああこのシリーズ出たの15年ぶりですよ、嬉しいですよ・゚・(ノД`;)・゚・ みんなまだ大学生なんだなあ。うむうむ、元気そうでなにより。 待ちに待ったって感じですが、その甲斐はあったように思います。 とにかく精緻。特に洞窟の謎の解明は、うっとり(*´ェ`*)でした。 この水準をキープするには、やはり時間がかかるんでしょうねえ。 わかるけど、次はもっと早く読みたいよ( ・ノェ・)コッソリ それから、アリスとマリア(ふたりとも日本人ですから/笑)のもどかしい関係も健在。 逃亡活劇シーンでは、モチと信長の先輩コンビも大活躍。 ああ青春っていいぞーーーー!! もちろん江神さんもかっこいいぞーーー!!!

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2009/10/04

2007念10月4日読了。待ちに待った(10何年ぶり)江神シリーズ第四作目。予約して買いました。EMCのメンバーの仲のよさに学生時代を思い出しました。舞台が宇宙人の降臨を待つ人類新興宗教の総本山で、SFにあまり興味のない私には少し読み辛いところがありましたが、面白かったです。 た...

2007念10月4日読了。待ちに待った(10何年ぶり)江神シリーズ第四作目。予約して買いました。EMCのメンバーの仲のよさに学生時代を思い出しました。舞台が宇宙人の降臨を待つ人類新興宗教の総本山で、SFにあまり興味のない私には少し読み辛いところがありましたが、面白かったです。 ただ、10年待った分、期待しすぎていたのか、解決篇が少し肩透かしな気分。双頭の悪魔が一番よかった。ちなみに、『川に死体のある風景』というミステリーアンソロジーに、この作品の舞台である神倉を舞台とした短編が載っています。

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2011/07/20

『双頭の悪魔』以来、江神さんのシリーズとしては、15年ぶりの新刊です。(もっと正確に言うと15年7ヵ月ぶりだそうです)江神さんのシリーズは5部作になる予定、と『双頭の悪魔』の文庫版で書かれていた気がするのですが、その文庫版ですら8年も前に出版されたものなので、正直、新作は出ないの...

『双頭の悪魔』以来、江神さんのシリーズとしては、15年ぶりの新刊です。(もっと正確に言うと15年7ヵ月ぶりだそうです)江神さんのシリーズは5部作になる予定、と『双頭の悪魔』の文庫版で書かれていた気がするのですが、その文庫版ですら8年も前に出版されたものなので、正直、新作は出ないのでは?と思ったこともありました。出てよかった。まだ読んでる途中ですが、15年待ったかいはあるな、という感じ。英都大学推理小説研究会の面々にまた会えたのは本当に嬉しいし、すごく面白い。読み終わってしまうのがもったいない気がする。これからこのシリーズに出会える人が心底うらやましい。読み終わりました。ここからが感想。面白かった!!至福の時間を味わいました。出たくても出られない街を舞台にする、という話は前々から聞いていたのですが、なるほどな〜という感じでした。最初、新興宗教とかUFOが登場するので、え、どうなっちゃうんだ?と思ったのですが杞憂でしたね。謎解きの美しさも健在。(私の推理は全くあたりませんでした・・・)「城」からマリアと信長さんが脱出して、「城」の住人たちや町の人々との追いかけっこ&隠れんぼ(というほどのどかな感じじゃないですが)は、緊迫したシーンのはずなのに、思わず笑ってしまいました。それに、アリスとマリアの関係も微笑ましくて良かったです。英都大学推理小説研究会のメンバーのやりとりは、懐かしくって、でも全然変わっていなくて、なんかホッとしてしまいました。たとえ次が15年後だったとしても新刊待っちゃうんだろうなあ。(15年よりははやく出して欲しいけど)

Posted byブクログ