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疲れすぎて眠れぬ夜のために の商品レビュー

3.8

181件のお客様レビュー

  1. 5つ

    40

  2. 4つ

    65

  3. 3つ

    45

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    3

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2013/03/11

ある著者の「愛読者」というのは、その人の「新しい話」を読みたくて本を買うわけじゃない。むしろ「同じ話」を読みたくて本を買うんだと思います。(本文より) 今回も「同じ話」でした。 しかし、切り口は微妙に違います。 また、しばらくしたら「同じ話」を読ませて頂きたいと思います。

Posted byブクログ

2013/03/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

中年のオヤジとは「耐えること」が劇的に人格化されたもので、「不快に耐えている」という事を、人間的な器量の大きさを示す指標や、人間的成熟のあかしの様に合理化していると…。ぐさりとくる事書いてありますね。私は中年のオヤジですから。

Posted byブクログ

2013/02/22

頑張らないことの大切さ。 「うまくいかないな」とか思ったとおりに何も進まなくなった時などに読むと一番いいかもしれません。それは著者の言う通り、頑張り過ぎなのかもしれないし、目標が高すぎるのかもしれないし。 「小さくはあるが確固たる幸せ」を獲得するためにどうすればいいのか。そんな...

頑張らないことの大切さ。 「うまくいかないな」とか思ったとおりに何も進まなくなった時などに読むと一番いいかもしれません。それは著者の言う通り、頑張り過ぎなのかもしれないし、目標が高すぎるのかもしれないし。 「小さくはあるが確固たる幸せ」を獲得するためにどうすればいいのか。そんなことを教えられます。 僕は著者の「他者に対して『ほうっといてあげる』」の考え方に納得して、印象に残っています。 模倣の話もとても感心しましたが、自分だけじゃなく、他者に対してどう接するかも書かれている本です。 著者の本の中では好きなタイトルが多いので個人的にオススメです。

Posted byブクログ

2013/02/06

面白かったー!一気に読んだ。ちょっとゆるいウチダ先生も好きです。ちょっと肩の力が抜けて楽になりました。レビューはもう一度読み返してから、後でゆっくり書きます。(たぶん。)

Posted byブクログ

2013/01/21

優しいタイトルに惹かれ購入。内容は様々なテーマのマジョリティに対する疑問を投げかけています。論理的に書かれているので講義を聞いているようでした。 著者の意見と自分の意見がどうやっても合わないものもありましたが、感情論ではなく、事実に基づいて「無理をするべきではない」とおっしゃって...

優しいタイトルに惹かれ購入。内容は様々なテーマのマジョリティに対する疑問を投げかけています。論理的に書かれているので講義を聞いているようでした。 著者の意見と自分の意見がどうやっても合わないものもありましたが、感情論ではなく、事実に基づいて「無理をするべきではない」とおっしゃっているので素直に意見を受け入れられます。

Posted byブクログ

2013/01/07

うまく言葉が思いつかないのだけれども、 そうだな、認めてもらえた、と思った。 自分の、生き方というと大げさかもしれないけれど、 今までの自分はアリだったんだなと思えた。 なんだか嬉しかった。うん

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2013/01/06

刺激的。思索のきっかけを求めるには、最近の中ではこのひとが一番。答えを彼に求めるのでなく、彼から思索を始めたい。村上春樹論は、素晴らしい!

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2013/01/03

めちゃくちゃひさしぶりに再読。 内田さんのほかの著作に比べると、パンチが弱い気がしました。 納得いくような、いかないような…。少しだけ、もやもやしたものが残ってしまいました。 どっかで見たことあるなあっていう感触はいつものことで、それはむしろ好きなんですが、本書に関しては、文春文...

めちゃくちゃひさしぶりに再読。 内田さんのほかの著作に比べると、パンチが弱い気がしました。 納得いくような、いかないような…。少しだけ、もやもやしたものが残ってしまいました。 どっかで見たことあるなあっていう感触はいつものことで、それはむしろ好きなんですが、本書に関しては、文春文庫のほかのタイトルのほうが好きかなあ。 個性、アイデンティティ、人間の型について、愛していたらひとは殴れない、の話がおもしろくて印象的でした。

Posted byブクログ

2013/01/01

全編通して「聴く」ということの重要性を説く。人の話を聴くだけでなく、気配を察知する、自分の内なる声に耳を澄ませる。あらゆる意味で感覚を研ぎ澄ます、そんなこと。『愛するものは殴れない』で動揺。虐待というのは悲しい歴史の連鎖であるということはわかりつつも、子を持つ母親は誰もがギリギリ...

全編通して「聴く」ということの重要性を説く。人の話を聴くだけでなく、気配を察知する、自分の内なる声に耳を澄ませる。あらゆる意味で感覚を研ぎ澄ます、そんなこと。『愛するものは殴れない』で動揺。虐待というのは悲しい歴史の連鎖であるということはわかりつつも、子を持つ母親は誰もがギリギリのところにいると思うから。それは核家族の悲しい現実。しつけと暴力。この言葉を心に刻む。

Posted byブクログ

2013/01/03

人生を生き急いでいるな、人生しんどいなと感じる人にお勧めの一冊。グローバル社会とか資本主義とか競争主義とか、それはそれで分かるけれども違和感を持つ人が、人生どんな風に生きていくといいかなということを考える良いきっかけになる一冊だと思う。

Posted byブクログ