疲れすぎて眠れぬ夜のために の商品レビュー
内田先生のエッセイ。それぞれについて述べられていることが,本質を突いているのか,すぅーっと胸に入ってくる。それこそ,疲れたときに読みたくなる本。
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最初の方は特に、「ふんふん、なるほどねー」と感心&共感の嵐だったけど、後半になるにつれ、「そうかなあ」と思うことが増えていったような。とはいえ、一読の価値はあると思います! 主旨は我慢しないで行こうぜ!ということだそうで、みんな我慢しないで、自分のちからを存分に出して生きていった...
最初の方は特に、「ふんふん、なるほどねー」と感心&共感の嵐だったけど、後半になるにつれ、「そうかなあ」と思うことが増えていったような。とはいえ、一読の価値はあると思います! 主旨は我慢しないで行こうぜ!ということだそうで、みんな我慢しないで、自分のちからを存分に出して生きていったら、どんな世の中になるのかな、ちょっと見てみたいなという気もしたけれど、その割には型のこととか、書いてあったなぁと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
以前 内田樹さんの著書を途中で読むのを断念したので、この本は大丈夫かと心配しながら読みましたが、面白かったです。 私自身がうまく表現できずにいた感情を形にしてくれていたり、なるほどね~と思うようなことが書かれていたり。 違うものも読んでみようと思いました。 ちなみにこの本も娘の受験のためにかりた本です。娘は興味を示さず、私が読んで返却しました。 小6には難しいと思いますが、こういうレベルの本を読んでいないといけないのでしょうか? 小学校で勧める本とギャップありすぎ!
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内田樹の本が読みたくて適当に購入した一冊。 タイトルのソフトさとは裏腹に内容の深すぎる一冊だった。 今まで考えたことのなかった見方、 今まで気にしたことのなかったトピックが多数提示されており、 非常に意義のある読書だった。 「利己主義」「女性の自立」「自分らしさ」 ...
内田樹の本が読みたくて適当に購入した一冊。 タイトルのソフトさとは裏腹に内容の深すぎる一冊だった。 今まで考えたことのなかった見方、 今まで気にしたことのなかったトピックが多数提示されており、 非常に意義のある読書だった。 「利己主義」「女性の自立」「自分らしさ」 「型」「礼儀作法」「DV」「資本主義と人類学」などなど、 世間一般でよく耳にするトピックに対して、 著者独特の考え方が示されている。 「○○らしく」、礼儀作法、型などを重んじて生きることの意味と重要性、 「ほんとうの自分」という幻想、 「人間の欲望は本質的に他人の欲望を模倣する」こと、 (「自分の一番したかったこと」を、誰かに示されてはじめて認識すること) など、読んでいて非常に面白い内容が詰まっていた。 また世の中を違った視点で見ることができそうだ。
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何気なく本屋で手に取った1冊。心に徐々に染みいる言葉が並ぶ。特に、Ⅳ「らしく」生きるの章で、”品のよい人というのは、節度を知る人の事です。”の一行に、頭をガツンと強く殴られた感覚を受けました。自分って、無理してたんだなぁとか、今までの振る舞いが、恥ずかしいなぁとか、多々思いなおし...
何気なく本屋で手に取った1冊。心に徐々に染みいる言葉が並ぶ。特に、Ⅳ「らしく」生きるの章で、”品のよい人というのは、節度を知る人の事です。”の一行に、頭をガツンと強く殴られた感覚を受けました。自分って、無理してたんだなぁとか、今までの振る舞いが、恥ずかしいなぁとか、多々思いなおしました。是非、色んな人に読んでもらいたいと思います。
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内田樹の入門書のような感じ。 他の本と比べ、平易に書かれている。 新書を読んだあとにこれ読むと、全体が掴めて良いかも。 相変わらず、「若い人は…」が鼻につくけど、 意見そのものは納得できるものが多い。 愛情があればなぐらない、は特に共感。 阪神大震災の「囲いこみ家族」は、自分...
内田樹の入門書のような感じ。 他の本と比べ、平易に書かれている。 新書を読んだあとにこれ読むと、全体が掴めて良いかも。 相変わらず、「若い人は…」が鼻につくけど、 意見そのものは納得できるものが多い。 愛情があればなぐらない、は特に共感。 阪神大震災の「囲いこみ家族」は、自分でもやりそうでドキッとした。 カッコ悪い。気を付けなければ。
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仕事帰りのブックファーストでこの本を手にとった。タイトルが誤解を与えかねないので念のために言っておくと、決して仕事で疲れすぎていた訳ではありません。何となく、内田樹が読みたい気分になっただけです。 僕らの仲間内では、「内田のタッちゃん」と親しみを込めて呼ばしてもらってます。居酒屋...
仕事帰りのブックファーストでこの本を手にとった。タイトルが誤解を与えかねないので念のために言っておくと、決して仕事で疲れすぎていた訳ではありません。何となく、内田樹が読みたい気分になっただけです。 僕らの仲間内では、「内田のタッちゃん」と親しみを込めて呼ばしてもらってます。居酒屋や川縁なんかのお喋りでは、しょっちゅう話題に登場してもらってるんだけど、この人の言うことは大小様々な「面白くないこと」の発生原因を考えて、対処方法を講じるのに有効に使えます。困った時の「内田のタッちゃん」がいつも言ってる同じことが詰まっている本書は、常に側に置いておきたい一冊。 さぁ、限られた資源を有効に使うために、リアルでクールになろう。
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「ほんとうの自分」「個性」というのが、ここでは常に否定されている。 オリジナリティを出したところで、実は人の真似だったり、自分も気が付かないところで一緒になっていたりする、という。 かけがえのない個性と思っている95%は既製品、 ともいう。 そうかもしれない。 ほんとうの自分な...
「ほんとうの自分」「個性」というのが、ここでは常に否定されている。 オリジナリティを出したところで、実は人の真似だったり、自分も気が付かないところで一緒になっていたりする、という。 かけがえのない個性と思っている95%は既製品、 ともいう。 そうかもしれない。 ほんとうの自分なんて、わからないものを追うよりも目の前のものを片付けて行ったほうがよさそうだし、必ずこのほうが前に進むんじゃないか、最近の私の考えに一致していた。 武士のふるまいは大げさかもしれないけど、 自分の感覚をするどくもって、自己防衛ができるようになるというのは 大事だと思う。 若くても年をとっていても、自己防衛ができない人は多いと思う。 今、仕事やマラソンで、この意味がだいぶ分かってきているつもりだ。 飽きることなく続けていきたい。 なお、今回でとっても気になった言葉は「ニッチ」。
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内田樹先生の明快な私達への提示。今回は、「いつもの自分より一つレベルが低い自分を目指すこと」。何事も無理しすぎてはいけないけれども、アンテナを適度に張りながら行動していけば、いい人生になるよ、ということ。 この手の論調は、ちゃんとガンバレ、というのと無理しすぎるな、というのと二種...
内田樹先生の明快な私達への提示。今回は、「いつもの自分より一つレベルが低い自分を目指すこと」。何事も無理しすぎてはいけないけれども、アンテナを適度に張りながら行動していけば、いい人生になるよ、ということ。 この手の論調は、ちゃんとガンバレ、というのと無理しすぎるな、というのと二種類あるように思うが、論理的に明快に無理しすぎるな、ということを言ってくれているような気がする。
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子供のころから当り前だと思っていたことを、違う見方でやさしく説明してくれた。視野が少し広がった気がする。知らず知らずのうちに気を張っていたみたいだから、もうちょっと肩の力を抜いていいかな、と思った。 あとがきに書いてあったけど、20~40代女性に支持されるのわかる気がする。
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