疲れすぎて眠れぬ夜のために の商品レビュー
目から鱗がぽろぽろこぼれました。いたるところに付箋を貼りました。頭の回転の速い人と凡人との差を思い知らされて、ちょっとがっくりもしました。
Posted by
タイトルが気になって購入。疲れたら大抵爆睡するタイプだけど(笑) タイトルのイメージで、生きることに疲れた人を励ましたり癒したりする内容なのかと思ってました。が、読んでみたら現代社会の問題について語られていたので驚き。何でこの内容でこのタイトル?と初めは思いましたが、どのテーマ...
タイトルが気になって購入。疲れたら大抵爆睡するタイプだけど(笑) タイトルのイメージで、生きることに疲れた人を励ましたり癒したりする内容なのかと思ってました。が、読んでみたら現代社会の問題について語られていたので驚き。何でこの内容でこのタイトル?と初めは思いましたが、どのテーマでも言っていることは一貫していて、最後まで読んだら納得できました。この人の観点とか捉え方は面白いし、確かに…と思うことが多々ありました。 機会があれば他の著書も読んでみたいと思います。
Posted by
こういうタイトル(切り口)の本も出しているのですね。やや意外です。 同氏の他著にも実はこういう意思が伏流しているな、とも気づきます。哲学的なアプローチは一旦常識を括弧に入れるところから始まります。 その自縛する常識や先入観を捉え直すことにより、解放される。自由になる。楽になる。そ...
こういうタイトル(切り口)の本も出しているのですね。やや意外です。 同氏の他著にも実はこういう意思が伏流しているな、とも気づきます。哲学的なアプローチは一旦常識を括弧に入れるところから始まります。 その自縛する常識や先入観を捉え直すことにより、解放される。自由になる。楽になる。それを知っているから、また内田先生の本を読んでしまうのです。 「疲れすぎて眠れぬ」ではなく「この本が面白くて眠れぬ」になってしまいそう。
Posted by
「個性」とか「自分らしさ」とか、「人と素で対する」とか、そういうこだわりがばからしく感じられるようになる本です。
Posted by
初めての内田樹本。 「疲れすぎて眠れぬ夜のために」というタイトルだけども,これを読んで疲れがとれるとか,癒されるとかいうものでもない。 銀色夏生の柔らかな解説がとても良い感じだった。
Posted by
またまた内田さんの著書読んじゃいました。 相変わらず、面白い。(funnyではなくて、interestingの意味で、です) この本を読んで思ったことを数点。 まず、最近の若い人が現実的な夢を持ち、高望みしなくなったことについて。 本書で取り上げられていた若い女の人たちに全く同...
またまた内田さんの著書読んじゃいました。 相変わらず、面白い。(funnyではなくて、interestingの意味で、です) この本を読んで思ったことを数点。 まず、最近の若い人が現実的な夢を持ち、高望みしなくなったことについて。 本書で取り上げられていた若い女の人たちに全く同感です。 正直、そこまでお金持ちじゃなくてもいいから、別に「自分の才能を最大限に生かせる職がいいの!」なんて思ってないから(そんなのまやかしの無い物ねだりだっていうのが持論です)、まったりした幸せな家庭を持ちたいなーなんて、最近そんなことばっか考えてます。笑 あと、消えつつある「らしさ」と、資本主義との関係については非常に興味深い考察だな、と思いました。 本書に取り上げられている若い人のように「自分らしさ」なんてものを求めている自分…なんだか、ぎくっとしました。 「男らしさ」や「女らしさ」という古来からある枠をワルモノ扱いする風潮、よく考えてみたらやりすぎの感もありますね。 私たちの生活はメディアやら資本主義の風潮やらでなんとなーく操作されているような気がしないでもないな、なんて。 やっぱ、日本人の気質でもある「他の人がするからする」みたいな性質を、「それってホントにそうなの?」と疑問視できるような人でありたいですね。
Posted by
社会的な枠組みのなかでふんわり漂っているのがエネルギー対効果としては、ベストな生き方なんだなー。という発見。 ここ最近今後の人生の在り方について考えることが多かったのだけど、とても参考になりました。ただ、社会で安定的に生きられることと、個人が納得感を感じながら生きられるってこと...
社会的な枠組みのなかでふんわり漂っているのがエネルギー対効果としては、ベストな生き方なんだなー。という発見。 ここ最近今後の人生の在り方について考えることが多かったのだけど、とても参考になりました。ただ、社会で安定的に生きられることと、個人が納得感を感じながら生きられるってことは別だと思うので、やはり悩みは残る。。それでも、わたしが生きている時代はある程度奇跡的に安定していて、だからこそその恵みをちゃんと感謝しながら受け止めるってのはしなきゃいけないんだなと思った。小さい頃からやたらと今の時代は恵まれているんだと口酸っぱく言われてきたけど、その理由の所在を何となく知れたというか。 それにしてもなんでメディアは真新しい個性全開の生き方をあんなにもてはやすんだろうか。大多数の憧れだけ煽ってあとで凹むし。 読みながらおお。と思うこと多い本でした。内容はもちろんですが、語り口調がわたしはこの本の価値だと思ってます。
Posted by
http://staygold1979.blog.fc2.com/blog-entry-445.html
Posted by
岩田健太郎先生はこの人の影響を受けてはるんかなーなんて思いながら読んでました。 良い意味で、ここまで「同意しかねる部分もあるけど、言いたいことは伝わってくる」本を書く人って少ない気がします。 普通の人とはちょっと違うまなざしを持っていらっしゃるのでしょう。良いなーと思います。
Posted by
そんなにがんばらなくてもいっか〜 上昇志向が基本だと、なかなかしんどいんだな。 自分にも厳しくなるし、他人にも厳しくなる傾向がある。 心穏やかに過ごすためにも、上昇志向から降りるっていうのも、ひとつの手。
Posted by