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作家小説 の商品レビュー

3.7

45件のお客様レビュー

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2010/11/28

ああいつ読んだのか思い出せない……。とても気持ちの悪い短編がひとつあった気がするんだけど、この本であってるかなぁ。

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2010/04/07

小説家を題材にした短編集。奇骨先生が好きだった。 (書く機械,殺しにくるもの,締切二日前,奇骨先生,サイン会の憂鬱,作家漫才,書かないでくれます?,夢物語 以上8編収録)

Posted byブクログ

2010/03/07

とってもホラーな話もあった。 作家を主人公にした短編集。 ライティングマシーンが一番好き。 頭を殴られる事件のやつ(すでにうろ覚え)のラストも怖くて好き。

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2010/01/22

作家にまつわる悲哀を軸とした、ミステリアスな短編集。 以前にアンソロジーに入っていた、有栖川さんの話は面白かったんですが、 これはちょっと、私の嗜好ではなかったです。 強いてあげれば、雪女をモチーフにした 『書かないでくれます?』が一番面白かったかな。

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2009/10/18

作家をテーマにした短編集。 ハズレなしです。おもしろかった! 「殺しにくるもの」のラストには衝撃だったな・・。ちょっとあのページが頭から離れません。「書かないでくれます?」「サイン会の憂鬱」もぞっとしたし。 「作家漫才」も好き。 完全に有栖川ワールドにハマりました。

Posted byブクログ

2009/10/07

あとがきで、作者自身が言っている。 ミステリーでもホラーでも冒険小説でもSFでもないと。 あえて言うと、ミステリっぽくて、ホラーっぽくて SFチックで、幻想的なのや、漫才っぽいのもあるし ともかく、色々なのよ(^◇^;) タイトル通り、全て作家を主人公にした小説です。 1. 書...

あとがきで、作者自身が言っている。 ミステリーでもホラーでも冒険小説でもSFでもないと。 あえて言うと、ミステリっぽくて、ホラーっぽくて SFチックで、幻想的なのや、漫才っぽいのもあるし ともかく、色々なのよ(^◇^;) タイトル通り、全て作家を主人公にした小説です。 1. 書く機械(ライティング・マシン) 2. 殺しにくるもの 3. 締切二日前 4. 奇骨先生 5. サイン会の憂鬱 6. 作家漫才 7. 書かないでくれます? 8. 夢物語 色んな意味でオイシイ作品集です。 楽しませていただきました♪ 「殺しにくるもの」「書かないでくれます?」と 「夢物語」が好きです。

Posted byブクログ

2009/10/04

作家という職業に注目したミステリ短編集。皮肉な視線は、このところのキャラクター造型によりかかりがちなシリーズものより面白く読めました。願わくば、15年ぶりの新作の学生編の出来がこれくらいにはよいものであらんことを。

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2009/10/04

初読:2007年8月31日 作家をテーマにした短編集。どれも面白かったけど、一番気に入ったのは『書く機械』。ちょっとブラックで、ぞっくとする感じが良かった。 有栖川作品、今まで作家アリス、学生アリスシリーズを中心に読んできたけど、それ以外もほんとに面白い。

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2009/10/04

初めて有栖川有栖を読んでみたけど、意外と面白くてなんで今まで「ちょっとなぁ」とかおもってたんだろう。狂ってる?ってのが重点みたいですね。

Posted byブクログ

2009/10/04

有栖川氏の作品は、短編より長編が面白い、と思い込んでいたので、なんとなく避け続けてきたノンシリーズもの短編集。 読んでみたらかなり面白い。全体的にブラックユーモアテイストだけれど。有栖川さんは、英生さんシリーズの短編も面白いと思うけど、短編ならノンシリーズの方が好きかもしれません...

有栖川氏の作品は、短編より長編が面白い、と思い込んでいたので、なんとなく避け続けてきたノンシリーズもの短編集。 読んでみたらかなり面白い。全体的にブラックユーモアテイストだけれど。有栖川さんは、英生さんシリーズの短編も面白いと思うけど、短編ならノンシリーズの方が好きかもしれません。でも、短編てそういうものかもしれない、シリーズのようにキャラクターに囚われない分、必要な要素を凝縮できるから、シリーズとまた違った意味での面白さがでるものなのかも知れない。まぁまた思い込みになると面白い作品を見逃すことになるかもしれないから、出来るだけ固定観念は持たずに置いたほうがいいのだろうけど。さて軌道を『作家小説』に戻して。作家を扱った短編が8編収められた短編集でした。『書く機械』 才能はあるけど遅筆な駆け出し作家を、編集者が大物作家に育て上げようと『書く機械』の部屋へと連れて行く。拷問のような10日間を経て作家が得たものは・・・。◆普通なら良さげなステップアップな話なのですがあの機械が曲者です。あの出版社は危険思想すぎる。読者にとってはアンハッピーエンドだけど、作中の作家にとってはあれはハッピーエンド・・・なんだろう。でもきっとそのうち自分の空けた穴に落ちるんじゃないかと思うとちょっと・・・。 『殺しにくるもの』 作家に書くファンレター・日記と平行に進む連続殺人。場所もばらばら、被害者の共通点も見つからない。二つのストーリーが交錯する瞬間は? ◆短いけど怖い。いつか来ることが分かっているけど、でもその瞬間が怖い。うっかり寝る前に読んじゃったから怖い怖い。最後のあのマーク、下のほうが何か不思議な形だったけれど、何か置いてあったのだろうか?何だろう?それにしても、最後のファンレターはあんまりな内容だと思う(苦笑) 『締め切り二日前』 締め切り直前なのに全くトリックが浮かばない・・・どうする! ◆これほぼ実話なんじゃないかと思えます。出てくるネタ、結構本気で考えてたんじゃないかと思うものがありました。ブラックですが面白い。 『奇骨先生』 気難しいと噂の地元作家にインタヴューすることになった文芸部員二人。‘僕‘にだけ冷たくあたる理由は? ◆この本の中では異質な感じが。 『サイン会の憂鬱』 地元でのサイン会が催される。しかし来る人来る人おかしな人ばかり・・・。 ◆漢字間違いの女性辺りからおかしいなとは思いました。成る程、です。それにしても最後の一文がなんとも・・・それまで抱いていた作家像が一瞬で覆りました。なんということだ。何度読んでも最後の一文が巧い。 『作家漫才』 ◆漫才でした(笑) 『書かないでくれます?』 「書かないでくれます?」といわれた話を間接的に書いて大ヒットした作家の物語。 ◆雪女の話がとても効果的で成る程と思いました。ボウフラのエピソードから最後にかけて、かなりの勢いでぞっときました。 『夢物語』 機械のミスで夢の中から帰れなくなってしまった作家。夢の中を旅して辿りついた場所はは、‘物語‘という概念がない街で。 ◆冒頭部を読んでいなければファンタジックで素敵なロマンスだと思います。しかしやはり現実世界が気になります。

Posted byブクログ