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作家小説 の商品レビュー

3.7

45件のお客様レビュー

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2013/01/23

作家の知られざる裏側?にスポットを当てた?短編集。ベストセラー、名作を生み出すために苦悩し。今の出版界の問題に鋭く突っ込み。おかしな妄想にとり憑かれ、作家が作家という職業を分析するとこうもおかしく、壊れた物語が出来上がるのか。

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2012/11/01

本当はノベルズ版を借りたんだけどないからこっちを登録。9月3日読了。「書く機械」世の中やたらと刊行ペースが早くてヒット飛ばしてる作家さんているからホントにこんな機械あったりして(笑) 「殺しにくるもの」これは怖いわ〜。最後の1行が特に怖い。迂闊にファンレターなんて出せないなぁ。(...

本当はノベルズ版を借りたんだけどないからこっちを登録。9月3日読了。「書く機械」世の中やたらと刊行ペースが早くてヒット飛ばしてる作家さんているからホントにこんな機械あったりして(笑) 「殺しにくるもの」これは怖いわ〜。最後の1行が特に怖い。迂闊にファンレターなんて出せないなぁ。(出した事ないけど) 「締切二日前」ネタが出なくて右往左往してる様は先生の実体験?ホントにご苦労さまです。「寄骨先生」最初はどうなるかと思ったけどまさかの意気投合。島貫くん頑張れ〜。 「サイン会の憂鬱」地元に行きたくないのはそういう事だったのね!いやぁびっくり。 「作家漫才」これは面白かった。こんな漫才コンビいたら見に行きたい。 「書かないでくれます?」喋っただけで殺されちゃうなんて怖い〜。「夢物語」何だか幻想的なお話。

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2012/07/15

面白かった。今までの有栖川有栖のイメージをある意味ぶち壊す短編集です。ミステリーあり、ホラーあり、お笑い系あり、重いテーマもあり、よかったです。

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2011/12/18

小説家が主人公の小説。 世にも奇妙な物語の作家版、 といった印象を持つ短編集。 ちょっと期待し過ぎた。

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2011/11/24

推理小説の作家さんが書く推理小説じゃない短編集(だよね?)。 「大きくなったら吉本出られんな」が褒め言葉で育った地域の人には面白いだろう需要の少なそうなお話から、ファンタジーちっくなお話まで。 淡々と、でもテンポ良くて、面白い!! ところで。 本の中の最後のお話は、あれ、ホラー...

推理小説の作家さんが書く推理小説じゃない短編集(だよね?)。 「大きくなったら吉本出られんな」が褒め言葉で育った地域の人には面白いだろう需要の少なそうなお話から、ファンタジーちっくなお話まで。 淡々と、でもテンポ良くて、面白い!! ところで。 本の中の最後のお話は、あれ、ホラーですよね!? (って思ったのはワタクシだけってなよーな気もする…)

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2011/09/19

いやはやおもしろかった。「作家」というキーワードだけが共通した五つの非•連作短編集。 幻想的だったり、恐ろしかったり、アホらしかったり、いろいろあるのだが、中でも衝撃だったのは「書く機械」だろうか。 ネタばれは完全に防ぎたいので、内容には触れないが、僕が大好きなタイプの傑作だった...

いやはやおもしろかった。「作家」というキーワードだけが共通した五つの非•連作短編集。 幻想的だったり、恐ろしかったり、アホらしかったり、いろいろあるのだが、中でも衝撃だったのは「書く機械」だろうか。 ネタばれは完全に防ぎたいので、内容には触れないが、僕が大好きなタイプの傑作だった。 印象深いのは、「奇骨先生」 特に脈絡もなく、作家の先生が出版業界の危機について語るのだが、そこは本屋で働いていた経験のある有栖川氏の考えが大胆に拾うされていて、興味深い。 おもしろかった。全部。

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2011/09/07

・書く機械 ・殺しにくるもの ・締め切り二日前 ・奇骨先生 ・サイン会の憂鬱 ・作家漫才 ・書かないでくれます? ・夢物語

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2011/06/15

ラスト数行であっと言わせるような、都市伝説テイストな小編多目の作品。学生アリスや作家アリスに馴染みのある方には新鮮な、ホラーな色合いが強い短編集です。 綾辻ホラーは洋画のエログロな印象だけど、有栖川ホラーは和風にあっさりしてるなあ…。 特に「殺しにくるもの」「サイン会の憂鬱」「...

ラスト数行であっと言わせるような、都市伝説テイストな小編多目の作品。学生アリスや作家アリスに馴染みのある方には新鮮な、ホラーな色合いが強い短編集です。 綾辻ホラーは洋画のエログロな印象だけど、有栖川ホラーは和風にあっさりしてるなあ…。 特に「殺しにくるもの」「サイン会の憂鬱」「書かないでくれます?」はその色が強いんですが、一番印象に残ったのは「夢物語」です。穏やかな話なのに、最後の一行でゾクッとしました。 最初から順番に読んだほうが効果的に楽しめる構成ですが、「作家漫才」 については「締切二日前」の直後のほうが良かったような…? あと、「奇骨先生」に関しては何故か全体の中で浮いてるような気がしました。 メモ↓↓ ●書く機械(缶詰め、ベストセラー作家になる方法、書かなければ穴へ落ちる、その後) ●殺しにくるもの(連続通り魔事件、ファンレターと日記、呪われた本、衝撃のラスト) ●締切二日前(意見を求める作家と答えない母親、真相とその逆転) ●奇骨先生(小説家なんてお先真っ暗な仕事を目指してどうする) ●サイン会の憂鬱(新人作家の地元でのサイン会、次々訪れる奇妙なファン、死者の訪問、夢、衝撃のラスト) ●作家漫才(芥川正助と直木正太でーす) ●書かないでくれます?(消えたエッセイスト、「書かないでくれます?」、ボウフラと金魚、「約束は約束だ」) ●夢物語(夢か現か、物語の王、恋人への告白と衝撃の返答) 益子紳二は、いまひとつパッとしないミステリ作家。大ベストセラー作家への野望に火を付けられた彼が地下室で見たものは…。作家という職業の「謎」に挑戦した、作家だらけの小説集。

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2011/06/07

”作家”を主人公にした短編集。 有栖川有栖ほ大好きだ。 同じ”作家”を主人公にして、これだけのテイストの短編を書くなんて凄い。 「殺しにくるもの」「サイン会の憂鬱」「書かないでくれます?」は、怖くて面白い。 「作家漫才」は、アホだ。 お気に入りは「殺しにくるもの」と「書く機械」 ...

”作家”を主人公にした短編集。 有栖川有栖ほ大好きだ。 同じ”作家”を主人公にして、これだけのテイストの短編を書くなんて凄い。 「殺しにくるもの」「サイン会の憂鬱」「書かないでくれます?」は、怖くて面白い。 「作家漫才」は、アホだ。 お気に入りは「殺しにくるもの」と「書く機械」 「書く機械」は、発想が奇抜。じわじわ来る怖さがある。外れなく楽しめます。

Posted byブクログ

2010/12/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

全編不気味で奇妙です。 大声を出すような恐怖ではなく、ぞくりと鳥肌が立つような話ばかりでした。 とにかくもう、蚊がいろんな意味で鳥肌です。

Posted byブクログ