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片耳うさぎ の商品レビュー

3.3

74件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2009/12/29

全体的にはほのぼの感があるものの、どこかしらぞくっとさせられるミステリ。家に災厄をもたらす「うさぎ」ってのが哀しくもあり、怖い存在。でも作品全体としては、優しい雰囲気で安心して読める一冊です。  旧家に潜む謎、というのが魅力的なミステリでもあるけど、これって少女の成長物語としても...

全体的にはほのぼの感があるものの、どこかしらぞくっとさせられるミステリ。家に災厄をもたらす「うさぎ」ってのが哀しくもあり、怖い存在。でも作品全体としては、優しい雰囲気で安心して読める一冊です。  旧家に潜む謎、というのが魅力的なミステリでもあるけど、これって少女の成長物語としても読めますね

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2009/12/04

小学生の女の子が主人公。 父親が事業に失敗したため父親の実家に居候することになったが、そこは部屋がいくつあるかもわからないような大きなお屋敷だった。 母親がしばらく家をあけるということで、好奇心旺盛な友達のお姉さんが泊まりにきてくれることになった。 その家では「うさぎ」は禁句だ...

小学生の女の子が主人公。 父親が事業に失敗したため父親の実家に居候することになったが、そこは部屋がいくつあるかもわからないような大きなお屋敷だった。 母親がしばらく家をあけるということで、好奇心旺盛な友達のお姉さんが泊まりにきてくれることになった。 その家では「うさぎ」は禁句だった。 小さい頃うさぎのぬいぐるみがあった部屋はどこだったのか? この古い家の歴史が重い。

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2009/11/27

いろいろと展開や仕掛けには無理もある気がしますが、重すぎず爽やかで、ちょっとジュブナイル風味を持った良質ミステリでした。旧家の血族関係と古屋敷っていう、いかにもなガジェットが楽しいです。

Posted byブクログ

2011/09/09

 初の成風堂書店シリーズでない長編もの。主人公が小学生だからかジュブナイルのような雰囲気。日常の謎系の暖かみある文章がぴったりくる。 父方の田舎へ越してきた奈都の悩みは、広すぎる屋敷と親戚たち。両親が留守の間、奈都のためにクラスメートの姉、さゆりが泊まりに来ることになった。 さゆ...

 初の成風堂書店シリーズでない長編もの。主人公が小学生だからかジュブナイルのような雰囲気。日常の謎系の暖かみある文章がぴったりくる。 父方の田舎へ越してきた奈都の悩みは、広すぎる屋敷と親戚たち。両親が留守の間、奈都のためにクラスメートの姉、さゆりが泊まりに来ることになった。 さゆりは奈都をひっぱって屋敷内を探検する。祖父が出したと思しき古い手紙、天井裏で出くわした人影、片耳を切られたうさぎのぬいぐるみ。 それらは74年前の事件や伯母の出生の秘密とつながりが?奈都が小さい頃に体験した不思議の部屋は本当にあるのか? 謎が入り組んでて解決も書ききれてないので、ちょっともったいない。文庫になるときに大幅改訂してもいいかと思う。せっかくどんでん返しもあるのだし、劇場版のように派手にして書きなおしてみてほしい。

Posted byブクログ

2009/10/25

 子供の視点から見たミステリ。  実に分かりやすく書かれている。面白かった。  タイトルにもなっている「片耳うさぎ」の伝承がややとってつけた感があるのが残念。後付感がどうしても残った。

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2009/10/09

絵が最初に気に入って手に取った一冊。読みやすい。内容はところどころ飽きるところもあったけど、面白かった。

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2009/10/04

父方の実家は田舎の旧家。 慣れない古い大きな家での留守番に同級生のお姉さんに付き添ってもらうが、その家で何か怪しい動きが。 謎だらけの家での冒険。 ちょっとわざとらしい感がありました。 時々醒めちゃうというか。 でも、謎が全てつながり、おおむねハッピーエンドだったので気持ちよ...

父方の実家は田舎の旧家。 慣れない古い大きな家での留守番に同級生のお姉さんに付き添ってもらうが、その家で何か怪しい動きが。 謎だらけの家での冒険。 ちょっとわざとらしい感がありました。 時々醒めちゃうというか。 でも、謎が全てつながり、おおむねハッピーエンドだったので気持ちよく読み終えることができました

Posted byブクログ

2009/10/04

人が多くて、途中ちょっと悩みつつ読み進めた。 そういえば田舎の祖母の家に行くと、こういう気持ちになったなあと思い出したり。 最後はほんわかだけど、イマイチ盛り上がりに欠ける感じだなあ。

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2009/10/04

大きな古いお屋敷って子どもにはなんだか怖いもの。父が仕事を失って、その実家の大きな旧屋敷に住むことになった小6の奈都も、大きな家が怖くてなじめずにいた。両親の留守に泊まりに来てくれた同級生の姉、さゆりは古いもの大好きな元気な少女。誘われて(まきこまれて?)、家にまつわる言い伝えや...

大きな古いお屋敷って子どもにはなんだか怖いもの。父が仕事を失って、その実家の大きな旧屋敷に住むことになった小6の奈都も、大きな家が怖くてなじめずにいた。両親の留守に泊まりに来てくれた同級生の姉、さゆりは古いもの大好きな元気な少女。誘われて(まきこまれて?)、家にまつわる言い伝えや隠し部屋、不吉なうわさについて調べていくうちに奈都が見つけたものは・・・?

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2009/10/07

ここまで読んだ作品全てが良かったのですが 今作は個人的には合わないようでした...。 正直中盤でギブアップ...。 探偵役が小学生と中学生の女の子というのも オジさん的には少々厳しい...。正直分かんないス。 あまりにも聡明な推理をする小学生や、事件そのものの 謎にも興ざめした...

ここまで読んだ作品全てが良かったのですが 今作は個人的には合わないようでした...。 正直中盤でギブアップ...。 探偵役が小学生と中学生の女の子というのも オジさん的には少々厳しい...。正直分かんないス。 あまりにも聡明な推理をする小学生や、事件そのものの 謎にも興ざめしたまま読んでいたので心ここにあらず...。 作品が悪いっつーことではなく単に合わないって事で 自分に言い聞かせて読了。

Posted byブクログ