冷たい校舎の時は止まる(上) の商品レビュー
オススメ
大雪の中を登校して、そのまま「時が止まった」校舎に閉じ込められた8人の高校生。彼らを襲う不安と、奇妙な「記憶」。そして事件が起こる……。丁寧に重ねられる心理描写、意外な伏線。巧い!と唸らされる。お薦め!
TKS
とりあえず上巻を読み終わった。 理解しにくい部分が多々あり、なんだかふわふわとした書き方と内容だったのでそこまでのめり込めないがなんとか読み終えた。 下巻の展開に期待。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
自分の意見を強く主張することができない。 自分が言ったこと、したことを通して迷惑をかけたくない。こんな自分のことを、周囲がどう受け止めているのかを充よく知っている。 他人に対する責任を放棄したいだけなのだ。人を傷つけてしまうことが怖い。 相手の声を否定せず、他人の言いつけを素直に聞いている。楽な方法で、とても臆病な生き方。 誰も傷つけたくない充の心情わかる。 子供たちの気持ちが切なくなる、
Posted by
2024.08.29 読了。 序盤はやや冗長的かなと思いながら読んでいたけれど、上巻の最後の方からどんどん引き込まれていって、続きが、結末が、気になる。 早く下巻を読みたいと思います。
Posted by
8人の精神世界で過去の後悔や反省をしながら進んでいく。ひとりひとりの背景、想いや感情が丁寧に描かれていて人物は想像しやすかったが、精神世界という少し現実離れしているところや口説いところに深く感情移入できなかった部分もあった。
Posted by
冬の学校に閉じ込められた8人の高校生。 誰しも大なり小なりの暗い過去や不安や葛藤を抱えて生きてる。それは子供も一緒で。 ずっと暗くて長くて冷たい廊下にいる感覚。 飛び降りた同級生は誰?ホストは誰? 下巻が気になる。
Posted by
誰が自殺したのか、それを思い出したくても思い出せない 雪が降りしきる日に学校に意図して集められた7人
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「深刻に悩んだり、将来を悲観したりはしない。ただずっと自分が変わることができない、それに対して少々嫌気がさすだけだ。この先ずっと、自分はそうやって生きていく。 だからこれは、明るい絶望と前向きな諦め。」
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
辻村さんデビュー作だけど続きが気になって仕方ない。寝る時もついつい亡くなってるのは誰?と思ってついつい考えてしまう… 榊くんが菅原とか? ゆうじがお前のクラスだろ?という言い方だから違うのかな?ゆうじと接点がない人物? 下巻も読みます。
Posted by
登場人物が多く、展開が遅く、入り込めずに読み終われなかった…設定が非現実的過ぎてよく分からない。 妹は面白いので続きが読みたいと言っています。 この後で読んだかがみの孤城は面白くて、同じ人が書いたのかとびっくり。
Posted by