冷たい校舎の時は止まる(上) の商品レビュー
オススメ
大雪の中を登校して、そのまま「時が止まった」校舎に閉じ込められた8人の高校生。彼らを襲う不安と、奇妙な「記憶」。そして事件が起こる……。丁寧に重ねられる心理描写、意外な伏線。巧い!と唸らされる。お薦め!
TKS
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
辻村さんデビュー作だけど続きが気になって仕方ない。寝る時もついつい亡くなってるのは誰?と思ってついつい考えてしまう… 榊くんが菅原とか? ゆうじがお前のクラスだろ?という言い方だから違うのかな?ゆうじと接点がない人物? 下巻も読みます。
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再読です。 結末とか色々分かってからもう一度読むと、やっぱり違った良さがありますね。何回でも読みたい小説です。
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登場人物が多く、展開が遅く、入り込めずに読み終われなかった…設定が非現実的過ぎてよく分からない。 妹は面白いので続きが読みたいと言っています。 この後で読んだかがみの孤城は面白くて、同じ人が書いたのかとびっくり。
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2024.05.03 上巻だけでも結構な厚みのある作品。 謎が深まる。 著者と同じ名前のキャラクターが出るとは知らなかったのでものまね番組の「ご本人登場!?」的な驚きがあった。
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著者の処女作ということだが、新人らしくないプロットと心理描写が秀逸だ。長大な作品だが、下巻を読み終えるのが楽しみであり、少し勿体無い気もする。
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学園もの。後半で感想は纏めようかと思います。 取り敢えずここまでは面白かったです。この先でどんな展開になるのか、ちょっとまだ結末は読めてないですね。
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雪が降るある日。 かなり寒い朝の描写から始まる物語は、大学入試を控えた男女が2人ずつペアで登場し、学校へと入って行く。 だが他の人の気配はなく、先生さえいない… あれっ、登校日だよねと誰もが思っている。 そのうち学校から出られなくなる。 そして、10月の学園祭の最終日に自殺したの...
雪が降るある日。 かなり寒い朝の描写から始まる物語は、大学入試を控えた男女が2人ずつペアで登場し、学校へと入って行く。 だが他の人の気配はなく、先生さえいない… あれっ、登校日だよねと誰もが思っている。 そのうち学校から出られなくなる。 そして、10月の学園祭の最終日に自殺したのが誰だったのかを皆、思い出せなくなっている。 何故、誰も死んだ同級生の顔も名前も忘れてしまったのか… もうこの辺りで気になって仕方がない。 この8人以外、誰も出てこないのか? 県下でも有数の進学校に通う彼らたちはもちろん優秀でありながら皆んな個性豊かでもある。 家の事情もさまざまだからこそ悩みもある。 どうなっていくのかと思いながら読み進める。 1人ずつ少し前のことを思い出しながら心のうちを曝け出しながらいなくなる。 充が、清水が、昭彦が、 いなくなる。 もう目が離せなく下巻へ。
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誰が自殺したのか気になりすぎて下がはやく欲しかった。あきひこのところが良かった。いじめについて考えさせられた。清水さんには少しイライラ、、。全体的に細かい描写がたくさんあって引き込まれた。
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10年以上前に読んだけど再読。 なんとなくのストーリーと面白かった事だけ覚えててラストもいまいち思い出せず。 ああ。でも、やっぱり好きなジャンルは変わらないと再認識。 早く下巻が読みたい。
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