1,800円以上の注文で送料無料

映画篇 の商品レビュー

4.4

226件のお客様レビュー

  1. 5つ

    123

  2. 4つ

    52

  3. 3つ

    37

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2010/08/06

涙ぐみながらくすくす笑い・・・家族は気持ち悪がってたけど一押しです。私的には表紙地味っぽくてもったいない!

Posted byブクログ

2009/10/07

○2008/03/24  やられた…!対話篇と同じような感じかな?と思ってたけど、ツボをつかれた。不意もつかれた。 頭から通しても、どこにも違和感がないほどうまく映画のエピソードその他をからめてて、 気付けば一気読みしてしまった。金城さんのリンクも自然だなぁ。 他はわりと落ち着い...

○2008/03/24  やられた…!対話篇と同じような感じかな?と思ってたけど、ツボをつかれた。不意もつかれた。 頭から通しても、どこにも違和感がないほどうまく映画のエピソードその他をからめてて、 気付けば一気読みしてしまった。金城さんのリンクも自然だなぁ。 他はわりと落ち着いた雰囲気だったけど、最後の愛の泉、が最高。語り手の鳥越くんがいい味出しすぎてておなかいっぱい。一番の感動作のはずが、終始爆笑だった気がする。《律子ねえちゃん(鬼)》。みんなキャラが素敵すぎた。 アホの子を書かせたら天下一品だな、この人。

Posted byブクログ

2009/10/04

夏休みの最後の日にある区民会館で行われた 『ローマの休日』無料上映会 それに導かれた者たちの5つの物語です。 だからと言って、『ローマの休日』ばかりが取り上げられているかと言えばそうでもなく、 『太陽がいっぱい』 『ドラゴン怒りの鉄拳』 などなど、映画ファン...

夏休みの最後の日にある区民会館で行われた 『ローマの休日』無料上映会 それに導かれた者たちの5つの物語です。 だからと言って、『ローマの休日』ばかりが取り上げられているかと言えばそうでもなく、 『太陽がいっぱい』 『ドラゴン怒りの鉄拳』 などなど、映画ファンには(多分)たまらないほど、物語一つ一つに色んな映画が関わりあってそこにある。 この本には ちょっとした勇気や キラキラした感覚とか 懐かしい感じなど… 映画ファンが映画好きになったであろう理由がいっぱい詰め込まれている気がする。 個人的には最後の話『愛の泉』がたまらなく好きでした 恋あり思いやりあり青春あり涙あり、…そしていい感じで笑いあり(´∇`) こーゆーこと、仲間でやってみたいなぁ

Posted byブクログ

2009/10/04

短編だったから迷ったんですが・・。 結局購入。気になってたので・・・。 短編なんですが、連作短編のような形で、 最後の短編ですべてが収束される。 映画っていいものなんだなあ、思った。 あまり見ないからね、活字派なので・・。 あまり詳しく書く気がないので 書きま...

短編だったから迷ったんですが・・。 結局購入。気になってたので・・・。 短編なんですが、連作短編のような形で、 最後の短編ですべてが収束される。 映画っていいものなんだなあ、思った。 あまり見ないからね、活字派なので・・。 あまり詳しく書く気がないので 書きませんが、結論から言うと 面白かった。映画ってなんだろう、と 考えてしまった。いいものだよね。 けど、金城さんってやっぱり文章が クール、だ。さらっとして 余計なものがないから 入りやすくて、気持ちがいい。

Posted byブクログ

2009/10/04

映画をモチーフにした5編からなる短編集。各ストーリーが独立しているのだけど、ちょっとしたところがリンクしていて、思わず「憎い」って言いたくなる演出には脱帽。また、帯に書いてある<現実よ、物語にひれ伏せ。>ってやつが良い。金城一紀の作品にはどれもその力が宿ってる。今作も、その力に満...

映画をモチーフにした5編からなる短編集。各ストーリーが独立しているのだけど、ちょっとしたところがリンクしていて、思わず「憎い」って言いたくなる演出には脱帽。また、帯に書いてある<現実よ、物語にひれ伏せ。>ってやつが良い。金城一紀の作品にはどれもその力が宿ってる。今作も、その力に満ちていた。 作中一番のめり込んだのは<愛の泉>。金城ワールド全開といったところか。登場するキャラも愛らしくて良かった。

Posted byブクログ

2009/10/04

とある「映画」をきっかけにして、変わっていく人々を描いた5つの中短編集。親友とすれ違い、ずれてしまった人生をまっすぐにしようとした人。映画を沢山見ることによって生きる活力を取り戻した人。映画を媒体とした出会いによって出会った男女が実行する大きな計画。映画の研究をしている少年が出会...

とある「映画」をきっかけにして、変わっていく人々を描いた5つの中短編集。親友とすれ違い、ずれてしまった人生をまっすぐにしようとした人。映画を沢山見ることによって生きる活力を取り戻した人。映画を媒体とした出会いによって出会った男女が実行する大きな計画。映画の研究をしている少年が出会った黒いライダースーツを着込んだおばちゃんとの交流。大好きなおばあちゃんに、思い出の映画を見せようと奮闘する人々。全編に共通するキーワードは「ローマの休日」です。最後まで読み終わったあと、もう一度読み返したくなる本です。(2008.2.23)

Posted byブクログ

2009/10/04

これは素晴らしい。感動した。 こんなに上手く映画を取り巻く環境の表現の仕方が上手いものだとは思わなかった。 GOに次ぎすごいものです。

Posted byブクログ

2011/10/02

こころにしみるいい話。でもちょっと物足りない。映画が大好きな人が読んだら、もっともっと楽しめるんだろうなあ。この本の前にあまりにも重い本を読んでしまったのでさらっと流してしまいました。

Posted byブクログ

2009/10/07

映画への愛情と、小説への尊敬を同時に感じることのできるすぐれた作品。各篇が繋がっていくことがうれしくなる。

Posted byブクログ

2009/10/04

「君が人を好きになった時に取るべき最善の方法は、その人のことをきちんと知ろうと目を凝らし、耳をすますことだ。そうすると、君はその人が自分の思ったよりも単純ではないことに気づく。そこに至って、普段は軽く受け流していた言動でも、きちんと意味を考えざるを得なくなる。難しくても決して投げ...

「君が人を好きになった時に取るべき最善の方法は、その人のことをきちんと知ろうと目を凝らし、耳をすますことだ。そうすると、君はその人が自分の思ったよりも単純ではないことに気づく。そこに至って、普段は軽く受け流していた言動でも、きちんと意味を考えざるを得なくなる。難しくても決して投げ出さずにそれらの答えを出し続ける限り、君は次々に新しい問いを発するその人から目が離せなくなって、前よりもどんどん好きになっていく。と同時に、君は多くのものを与えられている。たとえ必死で出した全ての答えが間違っていたとしてもね」(2008/3/1読了)

Posted byブクログ