働く理由 の商品レビュー

戸田智弘【著】

2013/12/24

古今東西、いろんな人の著作から一文を引用して、「働く理由」を考える一冊。おもしろかった。だんだん飽きてきて、あーこういう啓発本ってよくあるよなって思えてきちゃったけど。

2013/12/22

仕事観にまつわるいろんな名言が広く掲載されている。
網羅的なゆえ、「何も考えなくても仕事やっていけるぜ」状態の一部の特殊な人を除くと、何かしら引っかかる名言はあると思う。
しかし名言集の域を出ず、精神論的なものしか言っていない。現代の社会の変化や就活・転職のモデルケースの紹介と組み合わせたら更に良い本になるだろう。

2013/11/23

「やってみないと自分に合う仕事なんて分からん」とか「仕事とは、自分の能力や興味・価値観を表現するもの」のような著者の根本的な考え方が自分と合っていた。こういう考えを人にも持ってもらいたいと思うけど、それが価値観の押し付けだと捉えられないようにしないといけないかも。

2013/11/13

働く理由について、たくさんの偉人の名言が書いてあり、またその内容を分かりやすく解説もしてあったので、読みやすかった。
また、１４の章にわけてあり、それぞれ違うテーマで名言が集めてあったので、これも読みやすい理由の一つだろう。

これからも何度か読み返してアドバイスやヒントとして活用したい本。

2013/09/09

名言を挙げて具体的に説明している。
説明部分を読むことで理解が深まることもあるけど、ただ名言だけを読んで自分で考えを深めた方が、より身になるような気もする。

何の目標も持たずに、まったりと生きることは勧めないとあったけど、私は
それでも、そういう生き方でもいいんじゃないかと思う。それが、巻末で著者が言っている自由な時間をもつこと、つまりは自分の好きなことをすることだと思うから。
...あれ？もしかして「まったり」という単語の捉え方が違うのかな...

ちきりんの本で言ってることと 結構かぶってる。

2013/06/29

著名な人の名言を挙げて、それについて追記するような形式の本。
正直あんまりピンとこなかった。でもちょっと納得したところはあった。

感想→

幸運が舞い込んでくるのを待つのではなく、幸運を作り出すために行動すること。幸運が舞い込んでくることも、ひょっとしたらあるかもしれない。「完全にない」とは言い切れない。しかし、その可能性は限りなく小さい。そうではなくて、幸福を見つけにいく。つまり、幸運な出来事が起きる可能性を高めるために、自ら何らかの行動を起こすのだ。
→やっぱりとにかく行動しないといけないなと。動けば何らかのリターンはあるわけだし、とらえ方にもよるけど。待ってても何も始まらない、受け身じゃ駄目だなと思った。

成功はよいことで、失敗は良くないこと。私たちはなんとなくこう思っている。しかし、これは正しくない。なぜならば、失敗のない成功はないからだ。１００の失敗の先にひとつの成功があるからだ。だから、失敗を恐れてはいけない。人生がもしもトーナメントであったなら、絶対に失敗は許されない。しかし、人生はトーナメントではない。高校野球とは違うのだ。負けても、負けても、先へ進める。
→そりゃそうだ。ずっと成功し続けるなんて無理。たくさん失敗して、反省して学んでこその成功だし。

進み続けなさい。あなたが期待していたことが、偶然につかめるでしょう。座ったままで、偶然にチャンスを見つけたという話はこれまで私は聞いたことがない。
チャールズ・Ｆ・ケタリング　アメリカの発明家
→行動することの大切さを感じた。

転機をどう見るかによって、それに対処する力も変わってくる。つまり、「この転機はよいものだ」あるいは「この転機は少なくとも悪いものではない」と見る方が、「この転機は悪いものだ」と見るよりも、はるかにうまくいく転機を乗り越えられる。出来事が感情をつくるのではない。出来事の解釈が感情をつくるのだ。あなたに何らかの転機が訪れたとしよう。他の人がその転機をどう解釈するかはあまり重要ではない。あなたがその転機をどう解釈するかである。その転機を「悪いこと」と解釈することもできるし、その転機を「良いこと」と解釈することもできる。どちらの解釈もできるのならば、その転機は自分にとって「良いこと」と解釈した方が良い。
→確かにとらえ方によって、プラスにもなるし、マイナスにもなると思う。

下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。そうしたら、誰も気味を下足番にしておかぬ。
小林一三　阪急・東宝グループ創業者
→ちっちゃな仕事の積み重ねが、大きな仕事につながるんだと思った。

「お前には無理だよ」と言う人のことを聞いていけない。もし、自分で何かを成し遂げたかったら、できなかったときに、他人のせいにしないで、自分のせいにしなさい。多くの人が、僕にも「お前には無理だよ」と言った。彼らは、君に成功して欲しくないんだ。なぜなら、彼らは成功できなかったから。途中で諦めてしまったから。だから、君にもその夢を諦めて欲しくないんだよ。不幸な人は不幸な人を友達にしたいんだよ。決して諦めては駄目だ。自分のまわりをエネルギーであふれた、しっかりした考え方を持っている人で固めなさい。自分の周りをプラス思考の人で固めなさい。近くに誰か憧れる人がいたら、その人のアドバイスを求めなさい。君の人生を変えることが出来るのは君だけだ。君の夢が何であれ、それにまっすぐ向かっていくんだ。君は、幸せになるために生まれてきたんだから。
マジック・ジャクソン　プロバスケットボール選手

→このフレーズが一番ぐっときた。
これがこの本の全てかも。
周りの人間関係を再考しないとなとも思った。付き合わなくちゃいけない場合もあるかもしれないけど、負の考え方、エネルギーをもった人とは極力、距離を置きたい。マジで意味がないと思う。

2013/04/27

仕事は人生の一大事である。
ましてや今後は、職業を選ぶのは人生で一度だけという人はまれで、
一生の間に何度の職業を選択しなければならない人が増えてくる。
初めて就職する人であれ、あらためて自分の仕事を見つめなおそうとする人であれ、
「人は何のために働くか」、「好きなことを仕事にすることは良いことか、悪いことか」
「天職を見つけるにはどうしたらいいか」、「幸福な人生って何だろうか」というようなことを
ひとりで考えてもうまくいかない。ひとりで考えるのではなく、
”人生の先輩たち”と心の中で対話しながら考えてみるといい。

本書の中で紹介されている名言をいくつか紹介させていただきます。

仕事とは自分の能力や興味、価値観を表現するものである。そうでなければ仕事は退屈で無意味なものになってしまう
ドナルド・E・スーパー

仕事の95％は繰り返しのルーティンワーク。残りの5％をどう膨らませるかで仕事を面白くできるかどうかが決まる。
どこかに面白い仕事がないかと探すんじゃなく、目の前の仕事を面白くする方法を探すことのほうが重要。
楽しいことをするんじゃなくて、することを楽しんでみる。
こっちのほうが知的だし、ずっと豊かな人生になると思うんです。
松永 真理

仕事は探してやるものだ。自分が創り出すものだ、与えられた仕事だけをやるのは雑兵だ。
織田 信長

私たちが選択する職業、仕事には、三つの要素があると一般にいわれています。
「したいこと」、「できること」 そして 「すべきこと」の三つです。
したいことを確実にするために我々は挑戦し、学習して、できることをしたいことに近づけるのです。
すべきことと、したいことが重合した時、仕事が自らのミッション、転職になるでしょう。
そうなると仕事に専念し、天職を全うするために修練を重ねて、できることが統合され三つの輪はますます重合されていくと考えられます。仕事の三要素が重合し、三位一体なった時は、その仕事のプロフェッショナルとなったことの証であり、そのプロセスがキャリアの形成・成熟過程といえるのです。
根本 孝

本書にはこのような、仕事や人生に役立つ名言が99節紹介されています。
ふとした時に手にとってみると、その時の自分にあった名言に出逢えるかもしれません。

2013/03/02

働くということについて、色んな名言が載っています。就活生向きかなと思って読んだのですが、社会人が読んでも新しい気づきもあるでしょう。
キャリアカウンセラーの講習で勉強したクランボルツやスーパーの理論も分かりやすく紹介されていて、ためになると思います。

2013/02/12

①働く理由をみつけられない人が多数存在する
②仕事とは自分の能力や興味、価値観を表現するもの
③自分の価値観とはなにか？
④僕は常に仕事のなかに喜びを見出せる遊び人だ
2月12日

2013/02/05

私の働く理由って…？
「やりたいことがない」「才能って何？」「好きな仕事と向いている仕事って違うの？」そんな悩みは人生の先輩たちに聞いてみよう！！古今東西さまざまなシーンで生まれてきた名言を読み解く。
「ぼくらはなぜ働くのか？」
明日に向かっていく元気が生まれる一冊です！！

手書きPOPより抜粋