怖い絵 の商品レビュー
絵に興味がある。だけど何だか説明を読むと堅苦しい。 それで興味を無くすのは勿体ないんだな、と作品の裏が覗ける一冊です。
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ホントに怖い。 歴史背景を知って読むと、絵というものはとても深いものだと気づかされる。 内容的には「ホントカナ〜?」と思うものもあるが、とても説明があると無いとではここまで気づくことが違うのか、と 気づかされる一冊。
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絵画は社会の状況や人々の思考に大いに影響されてきた。画家の鋭い感受性が相乗効果となってさらに絵画のオモシロさを作る。 ひとつの絵に隠された、というよりも知らないままに絵面を楽しむだけでなく、さまざまな暗喩や物語がある。 絵画によって真実が明らかにされることもある。画家の手腕以上に...
絵画は社会の状況や人々の思考に大いに影響されてきた。画家の鋭い感受性が相乗効果となってさらに絵画のオモシロさを作る。 ひとつの絵に隠された、というよりも知らないままに絵面を楽しむだけでなく、さまざまな暗喩や物語がある。 絵画によって真実が明らかにされることもある。画家の手腕以上に歴史によって厚みを増す物語。 さらっと読めてしまうけれど、現代絵画でこのような批評精神やテーゼを見せてくれるものがあるのだろうか。
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おどろおどろしい表紙とタイトルに反してさらーとあっさりした絵画評、というより画家評。 文庫版になったら欲しい。 絵がページで着られてたりするのが残念。
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『怖い絵』20作品の解説本。 見るからにぞっとする絵から、一見これのどこが怖いんだろう?っていう絵まであって、解説を読む前と読んだ後では、同じ絵でも見方が全く変わりました。 色が好きー、とか、ただ印象だけで絵を見るのもアリだけど、深く掘り下げるとこんなに面白いんだ!って発見...
『怖い絵』20作品の解説本。 見るからにぞっとする絵から、一見これのどこが怖いんだろう?っていう絵まであって、解説を読む前と読んだ後では、同じ絵でも見方が全く変わりました。 色が好きー、とか、ただ印象だけで絵を見るのもアリだけど、深く掘り下げるとこんなに面白いんだ!って発見。 関係ないけど、絵を解釈することは文学を解釈することに似てるなぁって思った。 作者(画家)の半生を調べたり、書かれた(描かれた)時代背景を調べたり、登場するモティーフの意味を調べたり。 こつこつこつこつ・・・大変な作業です・・・
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神話や舞台の一幕など同じ題材を描いているのに、その描き手の人物像や人生などが出てしまう絵。確かに「怖い」。個人的には断頭台に送られるマリー・アントワネットをスケッチしたものや、子殺しをテーマにした絵などが怖かった。ミケランジェロが「ガニュメデス」を題材にした絵を、大鷲は自分、ガニ...
神話や舞台の一幕など同じ題材を描いているのに、その描き手の人物像や人生などが出てしまう絵。確かに「怖い」。個人的には断頭台に送られるマリー・アントワネットをスケッチしたものや、子殺しをテーマにした絵などが怖かった。ミケランジェロが「ガニュメデス」を題材にした絵を、大鷲は自分、ガニュメデスを恋人に見立てて、その恋人に贈ったというのは悪趣味だなぁと思った(笑)。
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気になった絵画 クノップフ「見捨てられた街」 ブロンツィーノ「愛の寓意」 ベーコン「ベラスケス<教皇インノケンティウス十世像>による習作」 コレッジョ「ガニュメデスの誘拐」
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面白い! 「絵」を読むための本でしょうか。 西洋の絵画の「怖さ」についての解説です。 あなたはどの絵が怖いですか? 2も出ているようなので ぜひ目を通したいと思っています。
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長らく気になっていた1冊。 直接的に怖い絵と、知らずに観たらなんのことやらわからないのに、描かれた時代背景がわかると、こりゃ怖いわなぁ〜なんて思わされるばかり。 マリー・アントワネットの画。処刑場へ送られる際に、市中引き回し中に描かれた、なんのことはないデッサン画。 だけど、悪意...
長らく気になっていた1冊。 直接的に怖い絵と、知らずに観たらなんのことやらわからないのに、描かれた時代背景がわかると、こりゃ怖いわなぁ〜なんて思わされるばかり。 マリー・アントワネットの画。処刑場へ送られる際に、市中引き回し中に描かれた、なんのことはないデッサン画。 だけど、悪意ひとつでここまで貶められるとは、ほんとに怖い。 見慣れたドガの「エトワール」も、そんな時代背景があったとは・・・(私は、「悪魔(デイモス)の花嫁」のイメージだった)この後、2巻・3巻と予約中。楽しみです。
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へ〜なるほどなあって感じで面白かった。 面白い話と面白くない話があった。 絵画好きならすいすい読めちゃう
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