怖い絵 の商品レビュー
見ただけで恐怖を覚える絵や、見ただけではわからない、でもその時代背景などを知れば怖いと感じる、そんな絵の紹介をしています。作者が西洋歴史の学者なのでその絵が書かれた時代やギリシャ神話の話などが絡められ飽きずに読み進められます。その道の専門家のお話ってのはやっぱり面白いものです。た...
見ただけで恐怖を覚える絵や、見ただけではわからない、でもその時代背景などを知れば怖いと感じる、そんな絵の紹介をしています。作者が西洋歴史の学者なのでその絵が書かれた時代やギリシャ神話の話などが絡められ飽きずに読み進められます。その道の専門家のお話ってのはやっぱり面白いものです。ただ絵が細かいところまではちょっと見にくいのが残念かな。3巻まで出てます。
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第一印象で怖い、というものもあるが、背景や解釈が第一印象と異なる絵を集めたという感じ。 セレクションと解説は面白い。 ただ、筆者自身の解釈が入ってくるととたんに首を傾げたくなる。
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西洋絵画が得意とはいえないのだけど、絵の背景や解釈というものを読むのが好き。もちろんただ見て美しいな、とも思うし、学者でもないのに理屈っぽくなりすぎるのもどうかと思うけど、より魅力が深まるならありかなと思える一冊。シリーズで読み進めたい。
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2→3→本書 の順に読みました。 2、3に出てくる絵は、解説を読むと、なるほど怖い!って感じの絵も多かったように思いますが、本書に出てくる絵は。。。 ぱっと見ただけで怖い! 怖さがわかりやすい(!?)絵が多かったような気がしました。
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確かに怖い… 絵が怖いっていうのはもちろんだが、その奥 書かれている人物。書いてる人物。時代背景。 知れば知るほど、その絵の奥深さに目を見張る。
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「この絵のどこが怖いの??」 一見幸せそうな風景にしか見えない絵が、一転「怖い絵」になる。 ただ自分の感性の赴くままに観賞するのもおもしろいが、やはりその絵の描かれた背景や作者のことを知っていた方が、ずっとずっとおもしろい。 美術史についても、勉強しよう。
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http://blog.livedoor.jp/riccio/archives/52224231.html
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本日「怖い絵3」まで読了。 ミケランジェロは男色家。 カルロス2世の悲劇の裏側にあるハプスブルグ家の繋がり。 ルネサンス文芸復興の裏側にある高齢者排除的思想。 「人間」の定義の狭さ。 ミケランジェロはともかく・・・ 絵の見方を変えてくれた。
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ブクオフで100円で買った。表紙の「いかさま師」がかなりのインパクト。ドガの「踊り子」がそんなことを意味してたとは・・・。2、3も出てるので、読みたい。
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ドイツ文学、西洋文化史を専門とされている早稲田大学講師の中野京子さん。20の名画(と言われている)を題材に、「怖い」という視点から歴史をひもといていく。 ある文化を理解するためには、歴史を知らなくてはならない。 歴史を知るためには、その時代の文化を理解しなくてはならない。 読み終...
ドイツ文学、西洋文化史を専門とされている早稲田大学講師の中野京子さん。20の名画(と言われている)を題材に、「怖い」という視点から歴史をひもといていく。 ある文化を理解するためには、歴史を知らなくてはならない。 歴史を知るためには、その時代の文化を理解しなくてはならない。 読み終えると、ああ、もっと勉強せなあかん、と強く感じる一冊である。
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