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ルバイヤート の商品レビュー

3.8

58件のお客様レビュー

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2010/11/27

世界史で絶対習うであろうルバイヤート。読んでみて驚いた。かなり好きだ、これ。 詩って四行くらいが一番丁度いいのかもしれないな。そしてこの人はいかにもな宗教色がないから現代日本人にもかなり共感しやすい。 そして酒好きの仲間意識は時代を超える。 愛しい友よ、いつかまた相会うことが...

世界史で絶対習うであろうルバイヤート。読んでみて驚いた。かなり好きだ、これ。 詩って四行くらいが一番丁度いいのかもしれないな。そしてこの人はいかにもな宗教色がないから現代日本人にもかなり共感しやすい。 そして酒好きの仲間意識は時代を超える。 愛しい友よ、いつかまた相会うことがあってくれ、 酌み交わす酒には俺を偲んでくれ。 おれのいた座にもし盃がめぐって来たら 地に傾けてその酒をおれに注いでくれ。 今日の最初の一杯はそんなオマルさんに捧げますか。

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2010/11/23

「あしたのことは誰にだってわからない、 あしたのことを考えるのは憂鬱(ゆううつ)なだけ。 気がたしかならこの一瞬(ひととき)を無駄(むだ)にするな、 二度とかえらぬ命、だがもうのこりは少い。」 今、まさに無駄にしようとしていた。 要所にどきりとする言葉が散りばめられていた。 迷...

「あしたのことは誰にだってわからない、 あしたのことを考えるのは憂鬱(ゆううつ)なだけ。 気がたしかならこの一瞬(ひととき)を無駄(むだ)にするな、 二度とかえらぬ命、だがもうのこりは少い。」 今、まさに無駄にしようとしていた。 要所にどきりとする言葉が散りばめられていた。 迷惑とか何とか、悶々と考えたりしたけど、人はいつか死ぬんだから遠慮なく、やりたいことやっていいんだよね? ちょっと迷いごとがある頃に読んだ本。 世界史で名前はよく知ってたんだけどね。 原書で味わえたらどんなにかいいか!

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2021/01/20

烏兎の庭 第一部 書評 1.30..04 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto01/yoko/rubaiyaty.html

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2010/10/24

柴田さん所有 →10/08/29 浦野レンタル →10/10/24返却 浦野レビュー - - - - - - - - - - - - - - - ここまで厭世的で、人の世の無常を嘆く詩だったとは。 人はなぜ生きるのか、何者に生かされているのか。なぜこの世は一方通行で、あの世から...

柴田さん所有 →10/08/29 浦野レンタル →10/10/24返却 浦野レビュー - - - - - - - - - - - - - - - ここまで厭世的で、人の世の無常を嘆く詩だったとは。 人はなぜ生きるのか、何者に生かされているのか。なぜこの世は一方通行で、あの世からやってくる者はいないのだろうか。そんなことがつらつらと書かれています。 でも、なぜなのか。生への疑念に満ちているのに、鬱々とした雰囲気を感じさせないんですよね。これもペルシアの風土がなせるわざなのでしょうか。   *    * バハラームが酒盃を手にした宮居(みやい)は 狐の巣、鹿のすみかとなりはてた。 命のかぎり野驢(のろ)を射たバハラームも、 野驢に踏みしだかれる身とはてた。            (同書第54編) あしたのことは誰にだってわからない、 あしたのことを考えるのは憂鬱なだけ。 気がたしかならこの一瞬を無駄にするな、 二度とかえらぬ命、だがもうのこりは少い。            (同書第135編)   *    * イラン人であれば田舎の農夫でも、ハイヤームの詩を何篇か暗唱できるとか。 座右に置きたい1冊です。

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2010/05/25

高校生の時に読んで、それまで想像もしていなかった時代や土地の詩に強い衝撃を受けたのを覚えています。 彼が伝えたかったことを理解できているとは思いませんが、リズムや詠まれている情景がとても好きです。

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2010/03/15

のめないのですがこれを読むとお酒が楽しそうに思えてくるのです。 ちからのある書物なのですね。 のめない人も解放されると思います。

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2014/06/08

詩そのものは、現代の過剰な刺激に慣れた我々からすると、戯言のように見えます。著者は、当時最先端の科学者・哲学者で、かつ無神論者であったが、アラブ=イスラム教に征服された当時のペルシャ社会では、自由に発言することもままならなかった(当時、この詩集は私家本として出版される)。その背景...

詩そのものは、現代の過剰な刺激に慣れた我々からすると、戯言のように見えます。著者は、当時最先端の科学者・哲学者で、かつ無神論者であったが、アラブ=イスラム教に征服された当時のペルシャ社会では、自由に発言することもままならなかった(当時、この詩集は私家本として出版される)。その背景を知るとき、改めて「酒」は真実であり唯美であり、ハイアームの渇望感が身に迫る。ということで、興味のある方は、後半にある訳者解説から読まれることをお勧めします。

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2009/12/04

うーん・・・ 読んだのは高校生の時だったから、あまりだった。 嫌なことをお酒で忘れようとしている気がしたので・・・

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2009/10/21

「花と酒、君も浮かれる春の季節に たのしめ一瞬を、それこそ真の人生だ!」 原語での朗読を聞いてみたい。 どんだけ科学が生命について研究をすすめても、「生きる」ことを人間が説明しきれないのは今も同じか・・っていう、時と空間を超えて少しでも同じものを生きている感覚が通って、鳥肌がた...

「花と酒、君も浮かれる春の季節に たのしめ一瞬を、それこそ真の人生だ!」 原語での朗読を聞いてみたい。 どんだけ科学が生命について研究をすすめても、「生きる」ことを人間が説明しきれないのは今も同じか・・っていう、時と空間を超えて少しでも同じものを生きている感覚が通って、鳥肌がたった。 自由にならないものが多いけど、それならその範囲内で楽しんだもの勝ちってね・・・・粋なじいさんだ。

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2009/10/07

なんか中学生の頃夢中になって読んですごい影響受けた気がする。 アジアのおおらかな感じがすごい好きです。あとちょっとえろい。

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