五分後の世界 の商品レビュー
H30.04.22 読了。 ただただ難しい。 簡単に説明すると、超複雑な『旅のラゴス』みたいな感じ。 なんだけど、さらにそこから面白さも抜いた感じ。 とにかく難しい、この世界観。 最後もよくわからん展開で、タイムスリップ物かと思ったら全然そうじゃないし。 読み進めるのがとても...
H30.04.22 読了。 ただただ難しい。 簡単に説明すると、超複雑な『旅のラゴス』みたいな感じ。 なんだけど、さらにそこから面白さも抜いた感じ。 とにかく難しい、この世界観。 最後もよくわからん展開で、タイムスリップ物かと思ったら全然そうじゃないし。 読み進めるのがとても苦痛だった。 そして面白くなかった。
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精神的な凋落を、肉体の退化に表現している。話に出てきている非国民村を描きたかったのかな?私はこの世界観は好きです。現在そして未来を示していると思う。
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主人公がアレ。 まぁ分断国家になって、地べたを掘り進めなければならず、さらに傭兵として国民が世界を駆け回り、各国から称賛されてゐる、秋津島へすっ飛ばされたをっさんが、そのなんか、悲惨と言ひきれず、かといってウエメセで見れもできない所で何とか生きる。 世界を説明する際に、中学校...
主人公がアレ。 まぁ分断国家になって、地べたを掘り進めなければならず、さらに傭兵として国民が世界を駆け回り、各国から称賛されてゐる、秋津島へすっ飛ばされたをっさんが、そのなんか、悲惨と言ひきれず、かといってウエメセで見れもできない所で何とか生きる。 世界を説明する際に、中学校の教科書はアイテムとしていい感じ。
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もし、本土決戦を行わずに、沖縄を犠牲にしただけで、大日本帝国が降伏していたら、日本人は「無知」のままで、生命を尊重できないまま、何も学べなかったかもしれません、、、 小田切が見た教科書のセリフ。 五分後の世界は、戦争がまだ続いてる世界。 日本はトンネルの中で生き、戦い続けてい...
もし、本土決戦を行わずに、沖縄を犠牲にしただけで、大日本帝国が降伏していたら、日本人は「無知」のままで、生命を尊重できないまま、何も学べなかったかもしれません、、、 小田切が見た教科書のセリフ。 五分後の世界は、戦争がまだ続いてる世界。 日本はトンネルの中で生き、戦い続けている。 こんな選択肢も、あったのだろうか。 今の日本もいろんな選択のうえに成り立ってるとは思わせてくれたけど、戦闘シーンの詳細さは読んでて飽きてしまうこともあった。
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小田桐がジョギング中に紛れ込んだのは、太平洋戦争でポツダム宣言を受諾せず、以前戦闘を繰り返している5分後の日本というパラレルワールド。 アメリカに屈し、アメリカの統治下に置かれなかった日本は、日本古来のものを守ると決めたプライドを持ち、ゲリラ戦を続けていた。 テレビで見る村上龍...
小田桐がジョギング中に紛れ込んだのは、太平洋戦争でポツダム宣言を受諾せず、以前戦闘を繰り返している5分後の日本というパラレルワールド。 アメリカに屈し、アメリカの統治下に置かれなかった日本は、日本古来のものを守ると決めたプライドを持ち、ゲリラ戦を続けていた。 テレビで見る村上龍氏が好きでしたが、作品はあまり読んでいなかったので、これから少しずつ村上龍祭を予定しています。 戦闘シーンの描写が、知識不足で今ひとつ映像化出来ず読むのに苦労しました。 最後のシーンは、小田桐の決意の表れ。 先を想像するのも難しい状況で終わりますが、その余韻がこの作品の魅力かなと思いました。
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どんな世界になっても あんまり変わらないのかも。 引き込む力はすごいが、終盤はちと微妙。 決定力に欠ける部分もちらほら。
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村上龍は初めてです。お恥ずかしながら・・・。 シチュエーションと言い、内容と言い、SFとしか言いようのない小説です。しかし、村上さんの意図がSFに有ったとも思えず、カテゴリーは「一般」に入れておきます。ただそうだとすれば、何か言いたいことが伝わってこないもどかしさも感じました。...
村上龍は初めてです。お恥ずかしながら・・・。 シチュエーションと言い、内容と言い、SFとしか言いようのない小説です。しかし、村上さんの意図がSFに有ったとも思えず、カテゴリーは「一般」に入れておきます。ただそうだとすれば、何か言いたいことが伝わってこないもどかしさも感じました。また、村上さんに他にどんな作品があるかも知らないので、どんな考えを持ってる人か判りません。 ただ、比較的読みやすい文章でしたし、なかなか興味の持てる作品だったので、そのうち別の作品にも手を出してみようかと思います。
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『希望の国のエクソダス』の次に読む本として挙げられていたので手に取った一冊。 構成が独特で、とにかく情景描写が細かい。序盤の戦闘シーンが冗長的だが無駄な描写は1つもないので、多分これでいいのだろう。 ラストシーンが大変に美しい。読後しばし呆然とした。エクソダスよりも非常に攻めた日...
『希望の国のエクソダス』の次に読む本として挙げられていたので手に取った一冊。 構成が独特で、とにかく情景描写が細かい。序盤の戦闘シーンが冗長的だが無駄な描写は1つもないので、多分これでいいのだろう。 ラストシーンが大変に美しい。読後しばし呆然とした。エクソダスよりも非常に攻めた日本観といえるのではないか。
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幻冬舎の社長、見城徹氏のために書かれたもの。大平洋戦争で降服せず戦い続けるパラレルワールドの日本が舞台。静と動の激しい揺さぶりを受ける名作。
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確かに面白いし興味深いし個性的で引き込まれる内容だけど、自分の好きなジャンルではなかった。 文章は好きだった。 残念。
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