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悪いうさぎ の商品レビュー

3.6

114件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    42

  3. 3つ

    36

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    1

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2021/05/31

もちろん(?)ドラマを少し見たのをきっかけに読み始めた葉村晶シリーズ。これはちょっと嫌なお話だった。

Posted byブクログ

2021/05/10

実家で暇を持て余していたら親に貸してもらった。という感じで出会った本なので「葉村晶シリーズ」というものがあることも知らずこの本から読んだ。 人って恐ろしい。自分が楽しいならこんな恐ろしいことをしてしまうんだ。と思った。

Posted byブクログ

2021/01/12

本邦で最高のハードボイルドは葉村晶シリーズだと思う。この本もその思いの裏づけになった。 しかし、積読の時間が長かった本でもある。 シリーズを順を追って読んできたが、長編ということで、ちょっと置いておいた。そうしているうちにドラマを見た。あらすじを知ってしまったら、あの結末に向かっ...

本邦で最高のハードボイルドは葉村晶シリーズだと思う。この本もその思いの裏づけになった。 しかし、積読の時間が長かった本でもある。 シリーズを順を追って読んできたが、長編ということで、ちょっと置いておいた。そうしているうちにドラマを見た。あらすじを知ってしまったら、あの結末に向かってずっと長編に付き合うのか!と読む意欲が減退したため、積読が延びた。 読み始めたら、止まらなくなった。背負いこむトラブルの豊富なことに魅了された。トラブルの中の伏線が見事だ。登場人物一人一人の癖の強さ、あくの強さが長編ならではの描きっぷりで1ページごとに迫ってくる。それを迎える主人公の脳内言語が鮮やかで気持ちよく、苦しい時には本当に苦しい。読んでいる自分が被虐趣味者と思えるくらい、苦しさがページを進ませる。 最後のカタルシスも相当なものを感じ、カタルシスを訳すと、読んでよかった、最高!ということになるだろう。 表紙のイラストから始まり、最後の最後まで、楽しみつくせる一冊だった。

Posted byブクログ

2020/11/27

女探偵葉村晶が主人公でシリーズ化されてるんですね 女子高生の失踪、殺人事件を解決していくお話です 主人公…頑張ってます 暴行されたり、監禁されたり… ただ…うーん…私はあんまり好きになれなかったなぁ 学生時代、同じクラスでも仲良くなれないタイプ タイトルの『悪い...

女探偵葉村晶が主人公でシリーズ化されてるんですね 女子高生の失踪、殺人事件を解決していくお話です 主人公…頑張ってます 暴行されたり、監禁されたり… ただ…うーん…私はあんまり好きになれなかったなぁ 学生時代、同じクラスでも仲良くなれないタイプ タイトルの『悪いうさぎ』がどういう意味なのかを知りたいがために読み進めた感じです クライマックスで意味が分かり…何とも言えない気持ちになりました ミステリー好きの母が貸してくれたのですが、母がつまらない!と思った作品は回してこないので、そこそこ面白い!と感じたのでしょう 本の好みも好き好きです

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2020/11/11

【腹減り度】 なし 【1番美味しそうだったもの】 山中で食べるチョコレートバー *感想* う〜ん、葉村晶不幸すぎる(笑)笑い事じゃないけどね。 今回は長編ということで、笑ありミステリありサスペンスあり恋愛あり?で、読み応えたっぷりだった。 消えた女子高生と病んだ大人たち。次々と...

【腹減り度】 なし 【1番美味しそうだったもの】 山中で食べるチョコレートバー *感想* う〜ん、葉村晶不幸すぎる(笑)笑い事じゃないけどね。 今回は長編ということで、笑ありミステリありサスペンスあり恋愛あり?で、読み応えたっぷりだった。 消えた女子高生と病んだ大人たち。次々と勃発するトラブルと謎、謎、謎。友達のみのりんにも胡散臭げな春が到来。どれも気になるけど、とりあえず頑張れ葉村晶!という気持ちで読破。 今回心にトラウマを負ってしまった葉村晶。次回作に生かされるのかな?すぐ読みたい。

Posted byブクログ

2020/10/03

葉村晶、31歳の話。 シリーズの中でも、出色のイヤな話だ。出てくる大人はことごとく酷く、一方で子供たちはわかったふりしてまだなにもわかっていない、悪ぶっても驚くほど無垢だ。 だからこそ葉村は祈る。 子供たちがサバイブする強さを獲得することを。 この構図がすごく気に入っている。 ...

葉村晶、31歳の話。 シリーズの中でも、出色のイヤな話だ。出てくる大人はことごとく酷く、一方で子供たちはわかったふりしてまだなにもわかっていない、悪ぶっても驚くほど無垢だ。 だからこそ葉村は祈る。 子供たちがサバイブする強さを獲得することを。 この構図がすごく気に入っている。 葉村の気持ちになれるから。 読み返すたび「ひどい話」と思いながらも、何度も読み返すのは多分そういうことなんだと思う。

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2020/10/01

パートタイム探偵の葉村晶は、家出女子高生を連れ帰る依頼先で、同衾していた少年に刺される。傷も癒えたところで、同事件で家出していた女子高生の同級生が失踪したという依頼を受けるが、その直後に女子高生の別の同級生が絞殺体で発見される…。 んー、コミカルでいくのかシリアスでいくのかよく...

パートタイム探偵の葉村晶は、家出女子高生を連れ帰る依頼先で、同衾していた少年に刺される。傷も癒えたところで、同事件で家出していた女子高生の同級生が失踪したという依頼を受けるが、その直後に女子高生の別の同級生が絞殺体で発見される…。 んー、コミカルでいくのかシリアスでいくのかよくわからないスタートの仕方で、読む方もどういうスタンスで読めばいいのかわからないうえ、メリハリのない展開に面食らいながら苦労して読み勧めた。 かと言って何も起こらないというのとは逆で、事件は次から次へと起こるし、登場人物はどんどん増えていく。失踪している女性も増えるし、主人公は捕まって監禁される。 にもかかわらず、メリハリがないのである。意味があるようでないような会話、その説明が話の前にあったり後ろにあったり、かと思えばそれやったの?と言いたくなるような突然の比喩に、不必要な登場人物の増加など、もうちょっと整理して書いてくれないかといいたくなるような内容が続く。 主人公は主人公で、意味のない無鉄砲で危険にさらされたり監禁されたりと、まあ飽きもせず問題ばかり起こすのだが、どうにもコミカルになりきるわけでもなく、煮え切らない立ち位置のまま終盤へ。 とりあえず、文章力がない。それに尽きる。回想で別の時系列に飛ぶとか、そういう混乱はないし、話の内容もわからないでもないレベルで描写されているが、とにかく不必要に、思いつきを書き綴ったレベルで長い。また、回想や考察というものがうまくできない人らしく、困ったら詩にしてごまかすのが許せない(詩は嫌い)。 さっきレビューを覗いたら、シリーズ3作目?初作ならもうちょっと甘くつけただろうけど、3作目でこの完成度の低さはなくない? 追記。くだらないことなんだけど、吉祥寺に3000坪(平方メートルではなく?)とか、1980年の新聞に「短パン」とか、直す編集者いなかったんか?

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2020/09/22

うーん。という感じ。 雑な展開や、無駄な描写が気になった。。。。 シリーズものと知らず、この本から読んだので、他の本も読んでから再読してみたい。

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2020/09/18

[シャーロック・ホームズBOOKS&media mixの6ヶ月]が6月末で終わったなら7月は何を読んだか。  N H K TVハムラアキラ〜世界で最も不運な探偵をみてはまってしまい、カフカがいかしてるんだ。 緊急読書企画[葉村対ハムラ〜世界で最も不運な探偵〜]1ケ月を始め...

[シャーロック・ホームズBOOKS&media mixの6ヶ月]が6月末で終わったなら7月は何を読んだか。  N H K TVハムラアキラ〜世界で最も不運な探偵をみてはまってしまい、カフカがいかしてるんだ。 緊急読書企画[葉村対ハムラ〜世界で最も不運な探偵〜]1ケ月を始める。  文庫8冊一気に読み、次にドラマに合わせて読んだ。舞台設定やドラマキャラクターが追加され、突っ込みところもあるものの大いに楽しんだ。どちらの"はむら"も大好き^_^  しかしこれも7月18日まで!

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2020/09/04

葉村晶ものの8冊目。シリーズ途中から読み始めて順番バラバラだが、これで取り敢えず現時点での文庫版全作を読了。 本作では葉村31歳、長谷川探偵事務所と契約しているフリーの調査員。 今回は最初から刺されているんだ…。 このシリーズの長編は話が輻輳して進むためしっかり読まないと訳が分...

葉村晶ものの8冊目。シリーズ途中から読み始めて順番バラバラだが、これで取り敢えず現時点での文庫版全作を読了。 本作では葉村31歳、長谷川探偵事務所と契約しているフリーの調査員。 今回は最初から刺されているんだ…。 このシリーズの長編は話が輻輳して進むためしっかり読まないと訳が分かんなくなるのでそう思いながら読んだが、それでもやっぱりややこしいな。 ミチルの家出に、ミワは失踪、アヤが殺され、カナも行方不明。曰くありげなミチルとミカの両親とその知人たち、加えて結婚詐欺に逆恨み。怪しい話がてんこ盛り。これでまだ前半戦だ。 ミチルの家出に絡んだ葉村だが、一度首を突っ込んだら、断られてもやらなくて良くても体調が悪くても寝てなくてもお金がなくても、決着がつくまで関わらずにはいられない性分は如何とも出来ないみたいで、もはや微笑まし。 最近ではすっかり女を棄てたように見えるが、この頃はまだ31歳の女性らしさを垣間見せるところも、今となっては面白い。 それにしても最初から最後まで無茶のし過ぎで、よく死ななかったな…。 まあ、その悲惨な過程があったお陰で、赤いアノラックを着たウサギが手を振っている様はなかなか余韻深い絵になったようには思う。

Posted byブクログ