嵐が丘 の商品レビュー
登場人物達の誰1人と…
登場人物達の誰1人として感情移入できない、嫌な人ばかり出てくる小説なのに、最後には感動してしまう。
文庫OFF
文体は人物の呼び名が…
文体は人物の呼び名が箇所によって変わったり(その上女主人公とその娘の名前が同じ)、地の文も人称が統一されていないし、結局ラストも救いがあるのかないのか…けれど一度読むと忘れられない。本当に好きならどう行動するか。キャサリンの打算的とも言える考え方も、ヒースクリフの激情の奔流も、ど...
文体は人物の呼び名が箇所によって変わったり(その上女主人公とその娘の名前が同じ)、地の文も人称が統一されていないし、結局ラストも救いがあるのかないのか…けれど一度読むと忘れられない。本当に好きならどう行動するか。キャサリンの打算的とも言える考え方も、ヒースクリフの激情の奔流も、どちらも真実だと思います。昨今流行りの、レールに乗って運ばれるような御伽噺ではなく、もしかしたらこういうものが本来の意味で「純愛」と呼ばれるものなのかもしれません
文庫OFF
今年公開された新たな映画版「嵐が丘」を観たので、原作が気になり読んでみた。 映画はかなり改変されていると聞いたが思った以上に全然違ってびっくり!違うというか、原作の要素をかいつまんでまとめるとああなったというか。 みんな性格に難ありだな〜と思っていたけど、原作は映画の倍くらい難あ...
今年公開された新たな映画版「嵐が丘」を観たので、原作が気になり読んでみた。 映画はかなり改変されていると聞いたが思った以上に全然違ってびっくり!違うというか、原作の要素をかいつまんでまとめるとああなったというか。 みんな性格に難ありだな〜と思っていたけど、原作は映画の倍くらい難ある登場人物が出てくる(笑) キャサリンは新旧どちらもヒステリーすぎてマジで一回ちょっと落ち着けよと思うし、ヒースクリフはサイコパスすぎるし、ジョウゼフも気狂いジジイだし、淡々と喋ってるネリーも絶対自分では語らないヤバい部分山ほどありそうだし、一行も気が抜けなくて楽しめた。
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光文社版より新潮版の方が好みだ。 もちろん2度目なので、背景や人間関係もわかったうえで読んでいる。作品への没入感が高まっているためもあるけど。 で、腰巻きには「全てを破滅させる恋ー」とあるけど、やっぱり人間のエゴと心理をリアルに抉る作品なんだね。誰かが「ヒースクリフほど純粋なヒー...
光文社版より新潮版の方が好みだ。 もちろん2度目なので、背景や人間関係もわかったうえで読んでいる。作品への没入感が高まっているためもあるけど。 で、腰巻きには「全てを破滅させる恋ー」とあるけど、やっぱり人間のエゴと心理をリアルに抉る作品なんだね。誰かが「ヒースクリフほど純粋なヒーローはいない」って評していたけど、これ納得できるんだな。
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大学時代に卒論で取り上げた大切な一冊。 嵐が丘でしか味わえない空気感に、まさに虜になってしまいました! 色々な要素が無駄なく絡み合いながら、壮大だけども非常に個人的な唯一無二の世界が作り上げられていると思います。だからこそ200年にわたって、さまざまな形でアダプテーションされ続け...
大学時代に卒論で取り上げた大切な一冊。 嵐が丘でしか味わえない空気感に、まさに虜になってしまいました! 色々な要素が無駄なく絡み合いながら、壮大だけども非常に個人的な唯一無二の世界が作り上げられていると思います。だからこそ200年にわたって、さまざまな形でアダプテーションされ続けているのでしょう。 これからも読み続けます!
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再読。 初めて読んだのは10代の頃で、その時の印象はとにかく重くて重くて楽しい読書体験とは思えなくて。あれからだいぶ歳を重ねた今の自分なら何か違う事を思うかな…と思ったのだけれど。 やはりじめっとどんよりした空気に纏わりつかれながらこの物語を追うのは息苦しかった。 相手の不幸を望...
再読。 初めて読んだのは10代の頃で、その時の印象はとにかく重くて重くて楽しい読書体験とは思えなくて。あれからだいぶ歳を重ねた今の自分なら何か違う事を思うかな…と思ったのだけれど。 やはりじめっとどんよりした空気に纏わりつかれながらこの物語を追うのは息苦しかった。 相手の不幸を望んでしまうような負の連鎖。 希望?でもどこか歪んで感じるし… まだ早かったのかな。
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あらすじを見てから読み始めたので、この気性の荒い主人公(ヒースクリフ)がどういう結末を迎えるのだろう?という興味から読み進めていった。 この時代の恋愛小説としては、恋愛感情が憎悪に変わる人間の脆さという点がフォーカスされているのは珍しかったのかもしれない。今の時代だと、不倫や許さ...
あらすじを見てから読み始めたので、この気性の荒い主人公(ヒースクリフ)がどういう結末を迎えるのだろう?という興味から読み進めていった。 この時代の恋愛小説としては、恋愛感情が憎悪に変わる人間の脆さという点がフォーカスされているのは珍しかったのかもしれない。今の時代だと、不倫や許されない恋など「一捻りある恋愛」が題材に挙げられることは珍しくないが。 今回は物語の構成(起承転結)として読み進めてしまったから、もう直ぐ公開される映画を見たらもう一度感情移入しながら読んでみたい。
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生けるものも死ぬものも、なにかを目にすれば、ある普遍概念に結びついてしまうんだ、無理に気をそらさないかぎり……望むことはただひとつだ。俺はそれをつかみたいと、全身全霊で切に願っている。あまりに長いこと一筋に焦がれてきたから、じきに手が届く気がするんだよ。それも、まもなくのはずだ。...
生けるものも死ぬものも、なにかを目にすれば、ある普遍概念に結びついてしまうんだ、無理に気をそらさないかぎり……望むことはただひとつだ。俺はそれをつかみたいと、全身全霊で切に願っている。あまりに長いこと一筋に焦がれてきたから、じきに手が届く気がするんだよ。それも、まもなくのはずだ。それほどに俺という人間は、そこに首まではまりきっている──願いがなかう予感に飲みこまれているんだ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ヒースクリフとキャサリンは激情型の性格で、言葉で確かめ合うことはなかったものの、互いに愛し合っていたと思う。ただし、キャサリンはヒースクリフを結婚という形で所有しようとは考えていなかった。一方ヒースクリフは、同じ気持ちであれば結婚に至るはずだと信じていたため、その選択に強い衝撃を受け、逃げ出してしまう。帰ってきた後のヒースクリフの生き方は、残酷な支配者だった。他人を支配し、痛めつけることを復讐と呼び、相手を突き放すような言葉を投げつけ続けた。キャサリン亡き後も、彼は復讐を生き甲斐としていたように見える。喪失を埋めるためには復讐を続けることしかできなかったのだろう。感情のままに言葉を投げつけ、その言葉で他人を縛り、傷つけ、最終的には自分自身をも追い詰めていく生き方は精神を病まさせる。そうした激しい感情の応酬による心労で、作中の登場人物たちは若くして亡くなったのだと思う。一方で、若く未来を持つ二代目キャサリンと、遅まきながらも学ぶことを選んだヘアトンは物語の中で次の時代を担う存在として描かれている。激情が渦巻いていた嵐が丘の空模様は凪いだように穏やかに変わっていく。
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ナントカッアンッ読了いたしました。 コリに出てくるウォトコとウォンナたちに、ィラィラさせられまクリょ〜!!! ネリー、ァータぉせっかぃのぃぃBBA(笑)のつもりかもしれなぃ㌔、ヮタクシー嫌いよ リントン・ヒースクリフ、ぁなたほんとぅにかわぃそうザマス… とにかく、イギリスのコメ...
ナントカッアンッ読了いたしました。 コリに出てくるウォトコとウォンナたちに、ィラィラさせられまクリょ〜!!! ネリー、ァータぉせっかぃのぃぃBBA(笑)のつもりかもしれなぃ㌔、ヮタクシー嫌いよ リントン・ヒースクリフ、ぁなたほんとぅにかわぃそうザマス… とにかく、イギリスのコメディ?ギャグ?おもしろくなぃわッ!!!!
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