クリスマス・カロル の商品レビュー
本屋の結構目立つところにおいてあったので、購入しました。 有名なお話だったとは知らず.. 読みやすく、面白かったです。 主人公が、幽霊に導かれ、やさしく、いい人間になっていくところが読んでいて素直に気持ちが良かったです。
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やり直せないことなんて、実は意外と少ないのかもしれない。ほとんどのことはそう「思い込んでいる」だけで、本当はいつだってやり直せるのかもしれない。過去を振り返り、未来を想うスクルージの姿を見ていると、そう思いました。彼のクリスマスの精霊に対する態度が少し愉快で読みやすかったです。数...
やり直せないことなんて、実は意外と少ないのかもしれない。ほとんどのことはそう「思い込んでいる」だけで、本当はいつだってやり直せるのかもしれない。過去を振り返り、未来を想うスクルージの姿を見ていると、そう思いました。彼のクリスマスの精霊に対する態度が少し愉快で読みやすかったです。数年経って読み返すと、また新しく思うことがあるのかもしれない。
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『私は過去、現在、未来の教えの中に生きます』 古いからとか、名作と言われているからとか、そういったバックグラウンドなしに読んでいたらどう思ったんだろう、と考えさせられるあたりが名作たる所以なんだろう。たった100円でいいものを拾った感じ。クリスマスが嫌いな人におすすめ。
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クリスマスと言えば、この話、というほど有名な作品 何回か映画化とかされてるけど個人的には昔のディズニーがミッキーでアニメーション化した映像作品が一番好き 新潮の訳はやっぱ古いからそれより新訳で読んだほうが面白いと思う
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久しぶりに夢中になって一気に読みきりました。面白かった…! 確かにキリスト教の教訓や精神を前面に押し出したお話だけど、ひとりの冷え切った心を持った残酷なおじいさんが過去・現在・未来の自分を改めて辿っていくところは、氷が掌で溶けていくような感覚を味わっているみたいでした。 ディズニ...
久しぶりに夢中になって一気に読みきりました。面白かった…! 確かにキリスト教の教訓や精神を前面に押し出したお話だけど、ひとりの冷え切った心を持った残酷なおじいさんが過去・現在・未来の自分を改めて辿っていくところは、氷が掌で溶けていくような感覚を味わっているみたいでした。 ディズニーの印象が強すぎて、第一章はずっとアヒルさんに脳内変換されてしまった。
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今読んでいる本の次に読もうとおもってまだ手につけていません。 感想などをみていると、とても良い作品なようなので 早く読んでみたい。読み終わり次第、感想を追加しようとおもいます。
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デッケンズの描く物語は、ヒューマニズムによる喜劇であるが、その物語を「喜劇」たらしめているのは、イギリス町人達の人間味溢れる描写である。小説の中に町がある、というところだろうか。喜び、悲しみ、怒り、楽しみ、が混じり合って初めて、デッケンズの「喜劇」なのである。スクルージ老人が学ん...
デッケンズの描く物語は、ヒューマニズムによる喜劇であるが、その物語を「喜劇」たらしめているのは、イギリス町人達の人間味溢れる描写である。小説の中に町がある、というところだろうか。喜び、悲しみ、怒り、楽しみ、が混じり合って初めて、デッケンズの「喜劇」なのである。スクルージ老人が学んだこと、から学ぶことは多い。現代社会における、新自由主義という思想の潮流を受けて、個人主義の時代になって来ているが、自己の利益追求のために、また、欲望の充足のために、無意識のうちに、他者に対して排他的にはなっていないだろうか。仕事や勉強に追われ、本来大切に思っていた人情を忘れてしまってはいないだろうか。そう自分に問い直さずにはいられない。過去、現在、そして未来において「他者との共存」の中で生を歩めたらいい、と改めて思わせてくれた一冊。
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冷徹頑固じいさんスクルージが、過去・現在・未来3人の"クリスマスの幽霊"に会って改心していく話。大人向けのお話、という感じなのかな、感情描写が細かくてなかなか良かった。
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映画化もされたし、クリスマス前に完読出来ました。 亡霊が次々出てくるという事前情報から、結構ホラーなんじゃないかと 構えてましたが、内容は完全にファンタジーでした。 3人のクリスマスさんが出てきて、スクルージ老人にお話して帰っていきます。 読み終わった後に、愛ってすばらしいなって...
映画化もされたし、クリスマス前に完読出来ました。 亡霊が次々出てくるという事前情報から、結構ホラーなんじゃないかと 構えてましたが、内容は完全にファンタジーでした。 3人のクリスマスさんが出てきて、スクルージ老人にお話して帰っていきます。 読み終わった後に、愛ってすばらしいなって思える本。とてもよかった。
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この小説が出される前は、そんなにクリスマスを盛大に祝う習慣がなかった「クリスマス・ダーク時代」がイギリスにはあります。 本当に、多くの教訓がここにはあり、この本を読むと・・・、別にカソリックじゃなくったって、クリスマスをお祝いしてもいいじゃないか!!と思わせてくれる本です。 ...
この小説が出される前は、そんなにクリスマスを盛大に祝う習慣がなかった「クリスマス・ダーク時代」がイギリスにはあります。 本当に、多くの教訓がここにはあり、この本を読むと・・・、別にカソリックじゃなくったって、クリスマスをお祝いしてもいいじゃないか!!と思わせてくれる本です。 私の住んでいたアイルランドは周知の通り、イギリス占領下にあったことのある国。街の作りはイギリス調。 だから、イメージし易いのかもしれませんが。 留学前から、このお話が大好きで・・・ 毎年時期が来ると読んでいます。
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