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罪と罰(上) の商品レビュー

4

306件のお客様レビュー

  1. 5つ

    93

  2. 4つ

    95

  3. 3つ

    71

  4. 2つ

    8

  5. 1つ

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2014/01/07

初「罪と罰」では亀山訳の方が入りやすいかも。登場人物の名前に最初は惑わされるが、100ページ我慢して読んでいくと、そっから先は面白くなります。

Posted byブクログ

2014/01/07

な、長かった…。読み始めは無間地獄かしらんという感じ。なんたって人名がコロコロ変わって、え?意地悪されてる?と不安になる有様である。それでもやはり読み切ったのちの感動はひとしおであり、おれの一生をかたるに欠かせない一冊(二冊?)に他ならない。

Posted byブクログ

2013/11/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あの有名なドストエフスキーの罪と罰。 ラスコーフニコフがアレをすることが罪であり、アレをしたあとの苦悩こそが罰である。愛しているはずの母と妹のことまで鬱陶しく感じてしまうほどの苦悩がリアルに描かれていました。でも時々出てくる≪≫の中の心の声のようなものが底はかとなく…エゴイストでした。 ラスコーフニコフの犯罪者心理は読んでて深いなーっと思いました。 ポルフィーリイとの心理戦がハラハラ面白かったです。 正直、状況がどうなってるのか良くわからない場面が多々ありました。 自分の読解力が足りないことは承知ですが、なかなか手強かったです。 それと名前が非常にややこしい… 名前が長いのもそうですが一人にいくつもの呼び方があるから慣れるまで誰が誰だか混乱しました。 内容はとても面白いと感じたので下巻も楽しみです。

Posted byブクログ

2013/11/14

「カラマーゾフの兄弟」に比べるととても読みやすかった。ただロシアの名前がとってもややこしくて覚えにくいのと、同じ人物でも呼び方が色々変わったりするのは相変わらずややこしかった。でも、読み進めてるうちに慣れきて会話の流れでわかるようになりました。 上巻のラストでは主人公であるラフコ...

「カラマーゾフの兄弟」に比べるととても読みやすかった。ただロシアの名前がとってもややこしくて覚えにくいのと、同じ人物でも呼び方が色々変わったりするのは相変わらずややこしかった。でも、読み進めてるうちに慣れきて会話の流れでわかるようになりました。 上巻のラストでは主人公であるラフコーリニコフに謎のどん底に突き落とされて、下巻がとても気になる終わり方でした。 個人的には主人公ラフコーリニコフの友人であるラズミーヒンのキャラクターが好き。主人公の母親と妹にテンションが上がって自らの思想を展開するシーンはなかなか面白かった。

Posted byブクログ

2013/11/06

罪と罰、ようやく読了。 殺人を犯した青年の破滅とその後の再生への希望を感じさせるお話、ということなのかな。 登場人物の名前と内容の複雑さというか重さになかなか読み進めることができなかったが、 数年後にも読んでみたいなと思わせる一冊だった。読後の達成感はなかなか。 カラマーゾフ...

罪と罰、ようやく読了。 殺人を犯した青年の破滅とその後の再生への希望を感じさせるお話、ということなのかな。 登場人物の名前と内容の複雑さというか重さになかなか読み進めることができなかったが、 数年後にも読んでみたいなと思わせる一冊だった。読後の達成感はなかなか。 カラマーゾフの兄弟にも挑戦したいが、それはまたの機会に。次に読むとしたら、ちょっと軽めな内容の本がいいかなとw

Posted byブクログ

2014/01/31

久しぶりにドストエフスキーの本読んだけど、罪と罰はかなりおもしろい。 相変わらず登場人物の名前が読みづらくてたまらない&同一人物で呼び名が複数ある人とか時々意味がわからなくなる。 それにしても、ラスコーリニコフ!おれはこの主人公が好きだ。精神的に落差が激しかったりするけど、この頭...

久しぶりにドストエフスキーの本読んだけど、罪と罰はかなりおもしろい。 相変わらず登場人物の名前が読みづらくてたまらない&同一人物で呼び名が複数ある人とか時々意味がわからなくなる。 それにしても、ラスコーリニコフ!おれはこの主人公が好きだ。精神的に落差が激しかったりするけど、この頭の良さと独自の考え方を持っている点が非常にいい。 ドストエフスキーの本に出てくる登場人物というのは、他の作品もそうだったけど、一人一人がすごく人間味を帯びている感じがする。なんていうかそれぞれの人の感情が直接読み手のところに入ってきやすい感じ。 また、この本を読んでいて、当時のロシアの国的な背景がわかってるともっとイメージしやすいんじゃないかと思った。おそらく1866年頃を想像すればいいと思うんだけど、その頃のロシアとか日露戦争より前だしどんなんか知らない。 もはや内容もおもしろいんだけど、ラスコーリニコフに魅入られている感が否めない。 下巻にも期待!

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2013/09/04

貧困から脱したいあまり、トンデモ理論に基づいて金貸しの婆さんを殺害したロージャくん。発想が中二病だ!しかもイケメン。アニメキャラならモテそうだぞ!貧乏な夜神月みたいな感じ?しかし発熱し、譫言で危険なことを口走ってしまったりしてるぞ。迂闊な男だ。この話って現代に置き換えても充分に通...

貧困から脱したいあまり、トンデモ理論に基づいて金貸しの婆さんを殺害したロージャくん。発想が中二病だ!しかもイケメン。アニメキャラならモテそうだぞ!貧乏な夜神月みたいな感じ?しかし発熱し、譫言で危険なことを口走ってしまったりしてるぞ。迂闊な男だ。この話って現代に置き換えても充分に通じますね。ロージャが笑う婆さんの悪夢を見るシーンは、そこらのホラーより怖かったよ。「カラマーゾフの兄弟」をドラマ化したスタッフで、これもドラマ化しないかなー。ロージャは……うーん。横山裕くんで!

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2013/08/26

鋭敏ながらも貧しい大学生ラスコーリニコフは、一つの罪は百の善行に償われるという理論の元、非道な高利貸の老婆を殺害し、その財産を有効に転用しようと企てる。しかし、遭遇したその妹まで殺してしまう。 この第二の殺人が、ラスコーリニコフの心に重くのしかかり、彼は罪の意識におびえるみじめな...

鋭敏ながらも貧しい大学生ラスコーリニコフは、一つの罪は百の善行に償われるという理論の元、非道な高利貸の老婆を殺害し、その財産を有効に転用しようと企てる。しかし、遭遇したその妹まで殺してしまう。 この第二の殺人が、ラスコーリニコフの心に重くのしかかり、彼は罪の意識におびえるみじめな自分を発見しなければならなかった。 図書館の全集で読破したのですが、なかったのでこちらで登録。 おもろかったのですが、読みづらい。たぶんそれは訳文が私の産まれる遥か前のものだったせいだと思います。(こちらの登録本ではありません) 日本語に訳されても意味のとれない死語が多くあったせいか、地の文を読むのが苦痛でしょうがなかったです。 洋書は、原文→翻訳という過程を経ているので、「この言い回し、言葉選び、巧みでしびれる!」という感じがなくなってしまって、やっぱり好きじゃないな、という感想を(名作なのにすみません)抱きました。

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2019/03/31

(2000.08.19読了)(1999.04.12購入) (「BOOK」データベースより)amazon 鋭敏な頭脳をもつ貧しい大学生ラスコーリニコフは、一つの微細な罪悪は百の善行に償われるという理論のもとに、強欲非道な高利貸の老婆を殺害し、その財産を有効に転用しようと企てるが、偶...

(2000.08.19読了)(1999.04.12購入) (「BOOK」データベースより)amazon 鋭敏な頭脳をもつ貧しい大学生ラスコーリニコフは、一つの微細な罪悪は百の善行に償われるという理論のもとに、強欲非道な高利貸の老婆を殺害し、その財産を有効に転用しようと企てるが、偶然その場に来合せたその妹まで殺してしまう。この予期しなかった第二の殺人が、ラスコーリニコフの心に重くのしかかり、彼は罪の意識におびえるみじめな自分を発見しなければならなかった。

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2013/08/03

主人公ラスコーリニコフの苦悩のストーリーだけでなくそれぞれの登場人物のストーリーも含まれていて,上下巻通してずっしりとした小説だった。しかし,文章は会話や登場人物の思考が多く,テンポよくぐいぐい読んでいけた。ときどき会話が抽象的すぎてわからない部分はあったものの(当時のロシアのバ...

主人公ラスコーリニコフの苦悩のストーリーだけでなくそれぞれの登場人物のストーリーも含まれていて,上下巻通してずっしりとした小説だった。しかし,文章は会話や登場人物の思考が多く,テンポよくぐいぐい読んでいけた。ときどき会話が抽象的すぎてわからない部分はあったものの(当時のロシアのバックグランドの知識等が自分に足りないからか?)。まず出てくる人たちの立場が多彩で面白かった。引きこもりでニートの元大学生,アル中,根っからの浮気者,教養はあっても貧乏者とか娼婦,学はないが金銭的に成功したけち,金持ちのストーカー等々。どうしようもない人らである。 中でも私はラズミーヒンとかソーニャが好きである。この人らは面倒見がよくて基本的に人を信じていて優しいと思う。 現代でも同じだと感じる部分が多々あり,人の心理を上手く文章にした著者が世界的巨匠といわれる理由がわかった気がした。

Posted byブクログ