終末のフール の商品レビュー

伊坂幸太郎(著者)

2014/10/25

伊坂さんらしくないかなと感じたけどおもしろかった！終末、自分ならどう過ごすだろうか、、重い話なのに明るい最後だったな。

2015/04/03

小惑星が地球に衝突し人は死ぬであろうというが分かり、世界は大混乱する。大混乱どころの騒ぎではない荒れ果てた世界となる。描かれているのは、騒ぎが小康状態になった仙台のマンションに住む人々の日常生活。あと3年後には小惑星が衝突してくる。みんなあと3年の命なのだ。その中でみんな悩んだり、葛藤したり、喜んだりしながら生きている。そしてそんな人たちが徐々に繋がっていく様は伊坂マジック。もし、私がこの世界に入りこんだらどうしようか？仕事もせずに、ただひたすら大事な家族と過ごしながらその日を待とう。世界の終わりを待とう

2014/07/23

印象に残ってるセリフ
「自殺なんてしたら、ぶっ殺す」

終末のフールやら太陽のシールやら題名の語感から、ハライチが浮かぶのは僕だけか(^O^)

2014/06/28

あ、終末じゃん。今。
と、錯覚に陥ってしまうほど日常的な仙台の終末。この世界は…圧倒的です。

特に苗場さんがとても素敵。確固たる意志を持って終末を生きる姿、そしてその言葉たちは胸に突き刺さる。

終末が来たときに私はどうするのだろう。
この物語の人物達のように、しぶとく、這いつくばって、気持ち悪いほどもがきながら、生きていたい。
ごきげんよう、おひさしぶり。と。

2014/06/17

すごく印象に残るお話です。終末……実際来たらなんともいえないですが、終末系のお話大好きです私。
終末をめぐって描かれる人間模様がなんとも言えず。伊坂さんは流石という感じです。終末系の中でダントツ

2014/06/03

ちょっと今、ない頭を使うを難しい作品を読んでるので、人を食ったような作者独特の軽い文章を求めて箸休め的に読んだ作品。

1話目は身近にいるあの方達に読んでもらいたいなぁ…はぁ…(´･_･`)

結局、箸休めにはならなかった…伊坂さん恐るべしm(_ _)m参りました、素直に読んで良かった作品でした。ありがとうございます

2014/06/03

「頑張って、とにかく、生きろ。」

隕石が地球に落下するまで、あと5年...
落下すると壊滅状態になるだろう...

こんなショッキングな中、人々は暴徒化し、たちまち世界中は窃盗、殺人が増えていった。
自殺する者もいた。
そんな状態でも、未来を持ち今を生き続けれる人間は少ない。

私がこの状況になってどんな行動をするかは分からないが、とにかく生きてみたい。
たとえ、恐怖が襲ってきたとしても、
今を頑張って生きていきたい。

2014/05/26

小惑星が地球に激突することがわかり、
地球の終末に向かって生きていく人々の物語。

あり得ない設定の中にリアルを感じさせるのが
伊坂作品の面白いところなんだけど
今回のは人々が簡単に地球滅亡を信じて破滅してる設定が腑に落ちなかった。
地球滅亡発表から５年後の物語だけど
その５年間の間にみんな信じざる得ない何かがあったのか…それに５年間もの間、人は荒れ続けるものなのか…？負のパワーは中々、長続きしません。

でも、登場人物達のエピソードはそれぞれ良かった。
伊坂作品によく出てくる、ハチャメチャなお父さん。
『自殺なんてしたら、ぶっ殺す！』
息子への愛を感じます。

『頑張って、とにかく、生きろ』
本のメッセージはしっかり届きました！

2014/05/25

小惑星が8年後、地球に衝突し人類が滅亡すると発表されてから5年たった仙台市北部の団地「ヒルズタウン」で起こるお話し8編。

2014/04/13

「生きる」意義を丁寧に教えてくれる本。
今、生きている世の中での「辛いこと」なんて、「何てことない」と思わせてくれる。
読んで良かった！