星を継ぐもの の商品レビュー
和訳が出たのが'80って書いてあったので 30年くらい前に書かれた作品なのかな。 全然古い感じがしなくて面白く読めました。 ただ、途中から話の進め方が物語っぽくなくなったのが残念。 あと、最後の最後でああいう証拠が出てくるのはちょっと反則な感じが。
Posted by
86/100 No.97「長門有希の100冊」 本の裏表紙に「JPホーガンがこの一作をもって現代ハードSFの巨星となった傑作長編!」と解説がある。 古本屋のおやじもまとめ買いのとき、この本は面白いよ、と言ってような。 期待MAXで読み始めた。 たしかに、面白い、中だるみなしで...
86/100 No.97「長門有希の100冊」 本の裏表紙に「JPホーガンがこの一作をもって現代ハードSFの巨星となった傑作長編!」と解説がある。 古本屋のおやじもまとめ買いのとき、この本は面白いよ、と言ってような。 期待MAXで読み始めた。 たしかに、面白い、中だるみなしで一気に読める。 SFって、サイエンスフィクションの略なんですよね、 なぜ、5万年前の月面に人間がいたのか?二千五百万年前の木星の衛星に巨人の宇宙船があるのか? これについての謎を解き明かす内容になっている。 推理小説っぽい趣向もある。 たった2行でも興味しんしんになるって、やっぱりこの本は傑作なのかも。
Posted by
明るい内容のSF。 そんでもって最近の天文学のナレッジも散らばっていて、すごくリアル。 本当にそうなんじゃないの?!って思っちゃう説がいっぱい。 続きも当然読みました。
Posted by
いやあ、久々にSF読みました。古い作品だけど、良いものは良いです。結構SFの中でも地味なので、好きな人しか耐えられないかもしれませんが。ちらと出てきたネアンデルタール人からジョン ダーントンの「ネアンデルタール」も思い出しました。合わせて読むのも良いかも。
Posted by
何か変わったSFです.通常のイメージは,外(宇宙)にでて・・・ というイメージだったんですが,これはつきで見つかった死体 が何者かを推理していくという話.SFだけど,推理小説的な要 素も持っています.前提になっている情報を詰め込むような章 もなく,物語の展開にも全く無理もないので...
何か変わったSFです.通常のイメージは,外(宇宙)にでて・・・ というイメージだったんですが,これはつきで見つかった死体 が何者かを推理していくという話.SFだけど,推理小説的な要 素も持っています.前提になっている情報を詰め込むような章 もなく,物語の展開にも全く無理もないので,なかなかいいで す.一つ難があるとすれば,人間模様がかなり少ないです.と にかく謎を解決しようとしている話です.謎も推理しにくいで すし,SFの推理小説もいいもんだと思いました. 2009.07.20(Mon)読了
Posted by
タイトルの意味が分かった瞬間感動の嵐。 SFであり歴史ロマンです。面白かった!! 5万年前に月面で死んだ遺体の謎が壮大な結論に辿り好きます!
Posted by
SF小説。 壮大であり、力強い。 時に強欲に、時にしたたかに、 偉大なる過去の遺産を受け継ぎ、 新たな領域へと踏み出す。 わからないことをわかろうとする、 想像しようとする人間の強さを感じた。
Posted by
面白い。面白すぎる! 超展開に目が離せない! 本当に1977年に書かれたの!?という位、見事に未来を予見されている。(時代設定は、2030年頃) 伏線に次ぐ伏線で読者には推理を促されるが、話がまさに宇宙規模なので、どんでんがえしを食らうw 超設定に全く破綻がなく、安心して強くオス...
面白い。面白すぎる! 超展開に目が離せない! 本当に1977年に書かれたの!?という位、見事に未来を予見されている。(時代設定は、2030年頃) 伏線に次ぐ伏線で読者には推理を促されるが、話がまさに宇宙規模なので、どんでんがえしを食らうw 超設定に全く破綻がなく、安心して強くオススメできるSF傑作!!
Posted by
サイエンスフィクションかつ、ミステリー。 本書内では対立していた二人の博士が次第に認め合い、補い合っていくのがいい。 次作で登場するガニメアンのコンピュータ達が大好き!
Posted by
月で見つかった異星人の死体(仮称チャーリー)。彼が、人間とほぼ同じ体内構造を持っていた、というところから物語は始まりを告げる。チャーリーはどこから来たのか、そして彼らはいったい何者なのか。次々と謎が解けると同時に、新たな謎が降りかかる。SF小説を読んでいるというよりはさながらミス...
月で見つかった異星人の死体(仮称チャーリー)。彼が、人間とほぼ同じ体内構造を持っていた、というところから物語は始まりを告げる。チャーリーはどこから来たのか、そして彼らはいったい何者なのか。次々と謎が解けると同時に、新たな謎が降りかかる。SF小説を読んでいるというよりはさながらミステリー小説を読んでいる感じ。 個人的には幼年期の終わりと正反対の雰囲気を感じました。幼年期の終わりが人類という種の衰退による新人類への進化という悲哀が含まれたペシミストであるのに対し、この作品は「人間って凄いんだよ!」というメッセージが込められているオプティミストな作品。 結末が「それでいいのか」と思わないでもないですが、細かいことは気にしてはいけません。 SFなのですから。
Posted by