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星を継ぐもの の商品レビュー

4.2

914件のお客様レビュー

  1. 5つ

    386

  2. 4つ

    300

  3. 3つ

    132

  4. 2つ

    17

  5. 1つ

    7

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2009/10/07

ここまで熱中したSFは初めて。 月で発見された宇宙服を着た人間の死体。その人間はなんと5万年も昔に死んだというのだ! いったい彼は何者なのか――。 この謎を世界の一流の学者さんたちが解き明かしていくのですが、そのやりとりが素晴らしい。 皆さん本当に一流で賢いんだもん。頑固者で...

ここまで熱中したSFは初めて。 月で発見された宇宙服を着た人間の死体。その人間はなんと5万年も昔に死んだというのだ! いったい彼は何者なのか――。 この謎を世界の一流の学者さんたちが解き明かしていくのですが、そのやりとりが素晴らしい。 皆さん本当に一流で賢いんだもん。頑固者で、序盤で主人公が嫌いだ、と独白してるダンチェッカー教授も科学的な姿勢を崩さない。 登場人物が皆プロです。 で、そのプロの手にかかって謎が少しずつ解き明かされてくんだけどひとつ新事実がわかると謎が2つも3つも増えてく。 こんなの筋の通った説明するのは無理じゃないのかと思ったところで語られる真相。 うおー。すげー。 色々と無茶を通してる気がするけど、作品内の前提と伏線をばっちり回収してる回答。 ってか、そこから語られるエンディングが素晴らしすぎる。 情緒的。 SFでミステリーをちゃんとやってるってだけでもすごいのに、こんな綺麗なエンディングまで見れるなんて! いやー、よかったよかった。 続編もあるらしいのでちょくちょく読んでいこうかな。

Posted byブクログ

2012/07/31

結構普通に続いちゃうのか…!引き込まれる推理と研究でさくさく読めました。が、こんな続き方しちゃうのか…!2007/7/20

Posted byブクログ

2009/10/07

SFの古典を読んでみよう、と言うかこういうビックタイトルを今までほとんど読んでなくてよくSFファンとか言えたよな、自分…と言う事で。この頃少しずつ読み始めております。 本日東西線が強風のため途中駅で停止を余儀なくされ、本来であれば行き・帰りでぴったり読み終わるはずだったのが途中...

SFの古典を読んでみよう、と言うかこういうビックタイトルを今までほとんど読んでなくてよくSFファンとか言えたよな、自分…と言う事で。この頃少しずつ読み始めております。 本日東西線が強風のため途中駅で停止を余儀なくされ、本来であれば行き・帰りでぴったり読み終わるはずだったのが途中で読み終わってしまいました。でも面白かった! さすがに昔から今まで読み継がれている、古典と呼ばれる作品だなあ、と実感いたしました。一々アイディアは斬新だし、面白い。1970年代には技術革新はこの路線で発展するんだろうなあ、と思われた分野があまり延びていなかったり、想定内であったり。SFと言うと根拠も無く、突拍子も無いお話を想像する方も多いよう思いますが、真のSFと言う作品は今現在の科学の発展のその先を描いた作品なんだと言う事が良くわかります。つまり、今現在の科学的根拠をベースとして、発展させていくこと。今は無理でも近い将来、もしくは遠い未来、人類の技術はこうなるであろう、と言う未来を予見した科学技術が出てくるわけなのです。 個人的に学者である二人の博士の対立が面白かった。ハント博士のひらめきとダンチェッカー博士の執拗なまでの追及と。最後にダンチェッカー博士に花を持たせる辺りがにくい。自説の仮定が反論されたからと言って個人同士がいがみ合うわけでなく、ひとつの真理を追求するために助け合う。最後の最後のどんでん返しです。エピローグも良かった〜  大満足です。

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2009/10/04

SFの名作です。30年近く前に書かれたとは思えない。むしろ現代に起こっている様々な問題を予言している様な内容。本で読んでこそ味わえるSFと言う感じで、映画化されないもうなずける。続編2作も読んで、様々な謎が判明していくのも楽しい。

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2009/10/04

後半はもう止まらなかった。心揺さぶられる結末!新しい宗教観と言ってもいいくらいのもう一つの宇宙が、この本にはしっかりと存在してた。

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2011/07/19

J.P.ホーガンの星を継ぐものを読みました。月面で宇宙服を着た死体が見つかったが、これは地球のどの国にも属していない人間だった。この死体は5万年前に死んでいたのだった。彼はどこから来たのか。そして、木星の衛星ガニメデでは全く違った宇宙船が発見された。この小説はSFなのですが、ミス...

J.P.ホーガンの星を継ぐものを読みました。月面で宇宙服を着た死体が見つかったが、これは地球のどの国にも属していない人間だった。この死体は5万年前に死んでいたのだった。彼はどこから来たのか。そして、木星の衛星ガニメデでは全く違った宇宙船が発見された。この小説はSFなのですが、ミステリー仕立てになっています。少しずつ情報が解明されていく中で、いろいろな仮説が出ます。その中で定説となるものが、新たな発見によってまた揺り戻されていく、という論理の組み立てがすばらしい。ミクシィの友人のおすすめで読んだのですが、確かに面白かった。おすすめです。

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2009/10/04

はじまりは ? だが、一通りの人物の説明が終わると話は謎に向かって突き進んでいく。科学的知識がちりばめられているが、SFなのでどれがノンフィクションでどれがフィクションなのか自分には判断がつかず、なんだか置いてかれたまま話が進んでいった感じ。 だから星は4つ。話はとっても面白いで...

はじまりは ? だが、一通りの人物の説明が終わると話は謎に向かって突き進んでいく。科学的知識がちりばめられているが、SFなのでどれがノンフィクションでどれがフィクションなのか自分には判断がつかず、なんだか置いてかれたまま話が進んでいった感じ。 だから星は4つ。話はとっても面白いですよ!参考文献があったらよかったなあ。

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2009/10/04

2007/08/01購入。アニメなんかの影響でSFに興味を持って購入。程々に期待をもって楽しもうっと。

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2009/10/04

「人は何処から来て、何処に行くのか」、という普遍的なテーマをSFとして描いた作品ですが、「幼年期の終わり」と並ぶSFの最高傑作のひとつだと思います。

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2009/10/04

最後には謎が解明されるからミステリとしても読めるし面白い。最も答えは、最初から「星を継ぐもの」として用意されている。素晴らしいタイトルである(原題「Inherit the Stars」(1977))。本書には、読み進んでいくとワクワクさせる SF の醍醐味がちゃんとある。ほんとに...

最後には謎が解明されるからミステリとしても読めるし面白い。最も答えは、最初から「星を継ぐもの」として用意されている。素晴らしいタイトルである(原題「Inherit the Stars」(1977))。本書には、読み進んでいくとワクワクさせる SF の醍醐味がちゃんとある。ほんとに素晴らしい。

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