星を継ぐもの の商品レビュー
電車の中でちょこちょこと。ハードSFって読んだことはないですが、これは読みやすいのではないかなーとか思った。異星の知的生命体ってずっと人間の憧れなんだろうなぁ…とか思ったり。
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最後まで読んで初めてわかるタイトルの意味。なるほど、「星を継ぐもの」だ。仮説や推論の積み重ねはもちろんのこと、ダンチェッカーのツンデレっぷりも古典的・お約束的で大変よい。
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夜にうっかり読み始めたら、危うく徹夜しそうになるくらい夢中になりました。 「ハードSF」というジャンルのせいで、敬遠してしまう(私がそうだったんですが)のはほんとにもったいない! 根っからの文系の私が、科学の話がたくさん出てくるにも関わらず、チャーリーの謎が解明していく様子に...
夜にうっかり読み始めたら、危うく徹夜しそうになるくらい夢中になりました。 「ハードSF」というジャンルのせいで、敬遠してしまう(私がそうだったんですが)のはほんとにもったいない! 根っからの文系の私が、科学の話がたくさん出てくるにも関わらず、チャーリーの謎が解明していく様子に科学者と一緒にわくわくしちゃったんだもの。 科学者の熱い情熱とロマンに激しく共感してしまったんだもの。 ちなみに、内容はほとんどあらゆる科学分野におけるチャーリー周辺の調査報告とその推理ばかりです。ひたすらハントを中心に科学者たちが議論を戦わせている会話劇がくりひろげられています。 普通なら学術書読んでるみたいで退屈になりそうなものなのに、面白くってしかたない。 難しくて「??」と首をかしげるところもあるにはありましたが、読みとばしても、最後にはちゃんとわかりやすく説明してくれるから大丈夫です。 著者の優しさを感じます。笑 つまるところ、これは本格ミステリーです。 どんでん返しにつぐどんでん返しの末にパズルのピースがかっちりとはまっていくのは謎解きの楽しさそのものです。 死体が発見された場所が月面上でしかも5万年前だったというだけです♪ 《所持》
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これは感無量。面白く読むことが出来ました。 即続編を読みたくなったのは いうまでもなく。 この作品は決して SFによくありがちなすっ飛んだ未来の表現は ありません。 惑星飛行も少なめですし。 メインはあくまでも研究。 でも結末には驚かされるはずですよ。
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私がSF小説に夢中になるきっかけとなったのがこのシリーズで、加藤直之さんの表紙イラストですでに持って行かれました。 奇想天外な謎がまるでパズルのピースのようにピタリピタリとはまって説明されていく爽快感がたまらない…。 ミステリーを読んで「いや〜、うまくだまされました(笑)」という...
私がSF小説に夢中になるきっかけとなったのがこのシリーズで、加藤直之さんの表紙イラストですでに持って行かれました。 奇想天外な謎がまるでパズルのピースのようにピタリピタリとはまって説明されていく爽快感がたまらない…。 ミステリーを読んで「いや〜、うまくだまされました(笑)」という充実感をこの本は与えてくれます。そういう意味でミステリー小説でもあるのだと思います。 2作目『ガニメデの優しい巨人』、3作目『巨人たちの星』、4作目『内なる宇宙』と続きますが、4作目はサイバーパンクとも言えるかもしれません。おみそれしました。
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すばらしい想像力です。 28年前に書かれたとは思えません。(まー一部古い部分もありますが この作者の想像力には脱帽です。 「星を継ぐもの」「ガニメデのやさしい巨人」までは、 非常に驚きの展開で面白いです。 それ以降の2作は、悪くは無いです、悪くは無いのですが 1・2作目の...
すばらしい想像力です。 28年前に書かれたとは思えません。(まー一部古い部分もありますが この作者の想像力には脱帽です。 「星を継ぐもの」「ガニメデのやさしい巨人」までは、 非常に驚きの展開で面白いです。 それ以降の2作は、悪くは無いです、悪くは無いのですが 1・2作目の素晴らしさを知っているだけに、 グレードが下がります。 どうしても、前作までの設定を引き継いで矛盾無く ストーリーを進めないと行けないからでしょうが、 サプライズ不足感を感じてしまいます。 〜〜シリーズ〜〜 「星を継ぐもの」 「ガニメデのやさしい巨人」 「巨人達の星」 「内なる宇宙」
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帯の紹介文が小野不由美さんだったことで読んだ一冊。 『謎は大きければ大きいほど面白い』 そんな文章だったと記憶してるのですが。 たしかに、謎は大きい分だけ驚きも大きく、面白かったです。 この物語、シリーズとして続々続きますが、 個人的にはやはり第1作のこの話が一番面白かった...
帯の紹介文が小野不由美さんだったことで読んだ一冊。 『謎は大きければ大きいほど面白い』 そんな文章だったと記憶してるのですが。 たしかに、謎は大きい分だけ驚きも大きく、面白かったです。 この物語、シリーズとして続々続きますが、 個人的にはやはり第1作のこの話が一番面白かったと思います。
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好きな人は好き、嫌いな人は嫌いな本かなぁ~ 「村雲式」 2009.5.20の日記参照 http://www.murakumo-shiki.com/2009/05/20/post_89.html
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宇宙もののSFと言いながら、 ミステリーを読んでいるような緊張感。 この作品の根本にある発想に感嘆するし、 実際、こういう事が起こるかも知れないと 考えると言うことは、 この作品のレベルの高さを 示していると思う。
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一気に読破。おもしろい。 人の起源について、大胆に想像したもの。 その想像を説明するためのストーリーで、主人公に感情移入して・・・はなし。 「あり得そう/あってもよいかも」と思えた。大胆な想像でもあり得そうに思えるのは、現実の出来事・データをベースにストーリーを組み立てている...
一気に読破。おもしろい。 人の起源について、大胆に想像したもの。 その想像を説明するためのストーリーで、主人公に感情移入して・・・はなし。 「あり得そう/あってもよいかも」と思えた。大胆な想像でもあり得そうに思えるのは、現実の出来事・データをベースにストーリーを組み立てているから。F.フォーサイスと通じるものを感じた。 小説は基本的にフィクション。実際に起きていないことを起きたことのように書く。作家に必要な素養。「こんなことあり得ねえよ」と読者に思われたらおしまい。
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