星を継ぐもの の商品レビュー
この本を最初に読んだのはもう30年以上前になります。そのころはクラーク、アシモフなどが全盛で、SFを読み漁っていました。カバーの絵も映画エイリアン風で何かただならぬ雰囲気を醸し出していました。 30年たった今、中学生の息子に読むことを進めています。さすがに時代が変わっていて内容が...
この本を最初に読んだのはもう30年以上前になります。そのころはクラーク、アシモフなどが全盛で、SFを読み漁っていました。カバーの絵も映画エイリアン風で何かただならぬ雰囲気を醸し出していました。 30年たった今、中学生の息子に読むことを進めています。さすがに時代が変わっていて内容が古くなっているところもありますが、話の内容には影響はありません。久しぶりに再読しようとおもいます。
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流石SF小説の巨塔だけあり、読み応えがある素晴らしい小説でした。 話の内容もさることながら、問題を解いていくプロセスが国名に描き出されており、会議のシーンでの場のつかみ方、持論の展開の仕方等は私帯もとても参考にできるものです。 頭キレキレの連中が繰り広げるハイレベルな問題解決。 その展開にわくわくし夢中で読み進めました。 おもしろかった!
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2011 6/5読了。Amazonで購入。 月面で見つかった5万年前の人間の遺体をめぐるサイエンス・フィクション。 戦闘があるわけでもなく、外宇宙に飛び出すわけでもなく、生きた異星人と接触するわけでもない。 ただただ、月面で見つかった死体の謎をきっかけに、科学的検証が積み重ねられていき、最後には人類の進化に隠された秘密にまで至る。 フィクションであることは明らかなのにまるでノンフィクションの科学ものを読んでいるかのような高揚感。 SFってすげえ。なんでこんなに面白いんだ。
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ずっと異星人に関する謎解きをしているだけなのに、引きこまれた。呼んでいるうちに、ここでの話が本当のように思えてくる。 書かれてから、かなりの年数が経っているのに古さは感じない。
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ハードSFの名作です。 月で発見された遺体に端を発する物事を、登場人物が代わる代わる分析する内容。 SFですが、何故かプラトンの本を連想しました。 そういえば、プラトンにも『ティマイオス』ちゅう、アトランティス伝説がテーマの一つになっている本がありました。 あの本は、SFのハシ...
ハードSFの名作です。 月で発見された遺体に端を発する物事を、登場人物が代わる代わる分析する内容。 SFですが、何故かプラトンの本を連想しました。 そういえば、プラトンにも『ティマイオス』ちゅう、アトランティス伝説がテーマの一つになっている本がありました。 あの本は、SFのハシリかも。 感動したっ!以上!!(毎度お馴染み、小泉元総理のパクリ)
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月で発見された人間の死体は何と死後五万年を経過していた、彼はどこから来たのか?そこから物語は始まる。30年前の作品だが、圧倒的な想像力を感じさせる。
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SF小説というものを初めて読んだ気がする。科学的な描写に読みにくさを感じたが、謎が解き明かされていく過程が純粋に面白かった。続編を読む。
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月面で深紅の宇宙服を身に纏った死体が発見された。 調査の結果、驚くべき事実が判明する。 死体はどの基地の所属でもなければ、この世界の住人でもなかった。 彼は五万年前に死亡していたのだ! 巨匠ホーガンのハードSF。 よくミステリらしいSFとして引き合いに出される本作。 私はSFは...
月面で深紅の宇宙服を身に纏った死体が発見された。 調査の結果、驚くべき事実が判明する。 死体はどの基地の所属でもなければ、この世界の住人でもなかった。 彼は五万年前に死亡していたのだ! 巨匠ホーガンのハードSF。 よくミステリらしいSFとして引き合いに出される本作。 私はSFは苦手だが、ミステリとしても魅力的だということで手に取った。 五万年前の死体。本来なら存在するはずのない彼はどこからやってきたのか。 この魅力的な謎の提示から物語は始まる。 以後も次々と新事実が明らかになる。 ひとつの謎が解けるごとに、また新たな謎が浮上するといった具合だ。 ミステリとしても評価されているように、非常に魅力的な謎とSF的な解決が連続する。 ハードSFは苦手な私でも謎の魅力に引っ張られて比較的すらすら読めた。 物語というよりも設定と解釈をひたすら並べているようにも見える。 小説、という括りにするはギリギリの所だと思う。 奇想という部分で、間違いなく根底はミステリに通じている。
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いきなり固有名詞バリバリなので物語の世界観に慣れるまでに結構苦労しますが、慣れると止められなくなる重厚なSF作品。名作と謳われるだけありますね。
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2027年。月で見つかった人間の遺体。 調べてみると彼は5万年前の人間だった。 チャーリーと名づけられた彼とその所持品から 彼の出自と取り巻く環境を解明していく物語。 あたかも報告書のように、淡々と文章が綴られていて、 夢のある内容に比してわくわく感がなかった。 友人に薦め...
2027年。月で見つかった人間の遺体。 調べてみると彼は5万年前の人間だった。 チャーリーと名づけられた彼とその所持品から 彼の出自と取り巻く環境を解明していく物語。 あたかも報告書のように、淡々と文章が綴られていて、 夢のある内容に比してわくわく感がなかった。 友人に薦められて読んだ本だけど、 そこまでお気に入りにはならなかったな。 2027年、地球人は月で探索活動をできるほどの 文明を持ちえているのだろうかね。
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