星を継ぐもの の商品レビュー

ジェイムズ・P.ホーガン(著者),池央耿(訳者)

2011/08/06

こんなに感動したSFはかつてなかった！

続編も出てますが、2作目までかなー
後は読まないほうが良いです。

2011/11/16

ＳＦに挑戦しようにもどこから手をつければいいか分からず、途方に暮れていたら「ＳＦならこの作品」と眼にしたので、こちらの本で初ＳＦ。

月面で発見された宇宙服の遺体・チャーリーはどこから来たのか？

ＳＦというと宇宙大戦のイメージを持っていたんですが、この作品で繰り広げられているのは上記をテーマにした学説論争。読み終わって改めて表紙とタイトルを見たとき、ハッと息を飲みました。

2011/07/30

　夏休みに名作SFを読みたくて、名作の誉れ高い本書を選んでみました。
　死体がみつかるまでの数十ページを乗り越えると、後は物語にぐいぐいと引き込まれ、エピローグの余韻まで一気に読めました。

2011/07/28

月面で発見された遺体は死亡推定時がなんと五万年前、彼は誰なのか？　謎解きミステリーとしても十分楽しめました。最後にパズルのピースがうまくはまる展開でその理論整合もさすがSFという感じです。30年前の作品ですが今でも斬新さを失わない、思考で辿るエンターテーメントです。

2011/07/23

でもこの小説、30年も前に書かれたとは思えないほど、未来に生み出されているであろう技術や発明が理路整然としているし、物語の理論設計も緻密に行われていて、後半の展開はとても面白かった。

でもやっぱり海外小説は苦手。人名、地名、モノの名前・・など、瞬時に判別しながらスラスラ読めないのでストレスたまる。

2011/07/22

最初は読みにくかったものの、後半からはどんどん引き込まれた。
読み終えた後、この作品が８０年も前のものと思うと、改めて脱帽。
読んでいくうちにリアルとフィクションの境界が曖昧になり、宇宙は広く未知で溢れていることを改めて思い知らされた。

宇宙は偉大で壮大だ。

2011/07/16

ものすごい想像力。クライマックスはまるでそこにいるかのように、驚き、感心した。しかもこれが真実では？と思ってしまう。彼がラストを飾るというのが、また良い。面白かった。

でも自分に理解できない知識や解説を我慢できない人には勧められない。かつて京極堂の脱線にみえるうんちくでさえ拒絶されたときには悲しくなったけど、そういう人は読まない方がいいです。

2011/07/16

その昔読んだSFの風味があって懐かしい気持ちになる。
SF黄金期だよね。
話も夢がある。今でも実現してないような物がたくさん。
最後の終わり方もSFの王道の終わりでよかった。

2018/07/22

これぞSF。
夢と希望に満ち溢れた世界。

用語ばっか使われた科学科学したとこ(＝６割方)はすっとばしてしまったけれど、話の根本は科学関係なかった。
しっくり最後は話が収まったことに感動。
人類は冒険する生物なのだね！

2011/07/11

久々にSF小説を読んだ。ミステリー要素が多く、謎解きに挑戦する何段階にも渡る展開が凄まじい。美しく切実性を伴う結末には感服。進化論や種の起源を解明すべく二人が論争している場面が一番好きでした。