星を継ぐもの の商品レビュー
仕事の行き帰りにちびちび読んでた。最後にタイトルの意味が浮かび上がってくるところはさすがの力量だなと。
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2027年、月や他の惑星の調査が盛んに行われていた。そんな頃、月面調査隊が、月の裏側で深紅の宇宙服をまとった死体を発見した。 地球の研究室で調べた結果は、ほとんど現代人と同じ生物であるにもかかわらず、彼が死んだのは5万年以上も前だった。 そのしばらく後、木星の衛星ガニメデでは、地...
2027年、月や他の惑星の調査が盛んに行われていた。そんな頃、月面調査隊が、月の裏側で深紅の宇宙服をまとった死体を発見した。 地球の研究室で調べた結果は、ほとんど現代人と同じ生物であるにもかかわらず、彼が死んだのは5万年以上も前だった。 そのしばらく後、木星の衛星ガニメデでは、地球よりももっと進んだ科学を持った宇宙船が発見される。その中に残されていたのは、巨人と、太古の地球の生物たちの死体だった。 月で発見された“ルナリアン”と地球人の関係は? ガニメデで発見された“ガニメアン”は、なぜ地球の生物を乗せていたのか?そしてどこへ向かっていたのか? “ルナリアン”と“ガニメアン”の関係は? ハント博士を中心に、地球の科学者の総力を結集した謎解きが始まる。 物理・生物・工学…よくわからない事がたくさん出てくるけれど、よくわからないながらも「へぇ~、こんな事がありえるのか~」と感心してしまう。 科学の不思議と、偶然の産物、「生きる」ことへの執念。 ルナリアンやガニメアンが安住の地を探し求める必死さが、謎解きの合間にひしひしと感じられる。 この続編もあるようなので、順次読んでいこうと思う。
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@jug_wada さんリコメンド。 実は海外SFはあまり読んだこと無いんだけど、面白かった。SFってよりちょっとしたミステリー小説っぽい気もする。
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2018/12/26 詳細は、こちらをご覧ください。 『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1199.html 2018/07/28 予約 7/29 借りる。8/5 読み始める。8/...
2018/12/26 詳細は、こちらをご覧ください。 『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1199.html 2018/07/28 予約 7/29 借りる。8/5 読み始める。8/31 途中で中止。 夏の夜空を見上げよう! ジェイムズ・P・ホーガンの本書は、人気のSFらしいので読んでみました。 面白い! けれど 読む時間がとれず 途中で中止・・・。
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月面で発見された5万年前の死体から始まる謎を解明していくと意外な事実が…。きちんとした設定に基づいたストーリーは予想外の展開にも関わらず説得力がある。 本屋でSFの読者投票で1位だというPOPに惹かれて購入したのだが、確かに支持を集めるだけのことはある。とても30年以上も前に書...
月面で発見された5万年前の死体から始まる謎を解明していくと意外な事実が…。きちんとした設定に基づいたストーリーは予想外の展開にも関わらず説得力がある。 本屋でSFの読者投票で1位だというPOPに惹かれて購入したのだが、確かに支持を集めるだけのことはある。とても30年以上も前に書かれたとは思えない。 #「DECのミニコン」はさすがに時代を感じさせたが(笑) SFファンでなくても十分に楽しめる一冊。
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読み損ねていたSFを読むシリーズ。未だに高評価なのもよくわかるワクワクさ満載。小型原子炉が万能な動力源として描かれているのは良いとしても、登場人物が皆んなヘビースモーカーであったり、女性が脇役でしかなかったりする点では違和感があって今ひとつのめり込めなかった。書かれた頃の自分を思...
読み損ねていたSFを読むシリーズ。未だに高評価なのもよくわかるワクワクさ満載。小型原子炉が万能な動力源として描かれているのは良いとしても、登場人物が皆んなヘビースモーカーであったり、女性が脇役でしかなかったりする点では違和感があって今ひとつのめり込めなかった。書かれた頃の自分を思い出せば、周りのほぼ全員がタバコを咥えてた時代だったので、理解はできるけど。
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この漫画がすごい!をとった漫画の原作だというから、気になったので借りて読んでみた。 すっごく、おもしろかった。 なにこれすごい。 これぞサイエンスフィクション。 途中まで、「どーせこれあれでしょ?小惑星群がチャーリーの母星で、人類の祖先がチャーリーの仲間だってんでしょ?テ...
この漫画がすごい!をとった漫画の原作だというから、気になったので借りて読んでみた。 すっごく、おもしろかった。 なにこれすごい。 これぞサイエンスフィクション。 途中まで、「どーせこれあれでしょ?小惑星群がチャーリーの母星で、人類の祖先がチャーリーの仲間だってんでしょ?テンプレテンプレw」と思いながら読んだ。ほぼその通りだった。でも、母星の月が地球の月と同じだっていうのは思いつかなかった。その辺読みながら背筋がぞくぞくした。 これ書いた人って、科学者なの?説得力がはんぱない。
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#日本SF読者クラブ 100刷達成とのこと。第1刷で読んだのだが、読んでいる時のわくわく感、どきどき感がたまらなかった。SFの醍醐味か、はたまたセンス・オブ・ワンダーか。
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月で発見された赤い宇宙服を着た死体、それが実は5万年前のものだった。彼は何者なのか、どこから来たのかを、物理学、生物学、言語学などの専門家が検討していく。重層的な構成がうまくハマっている。小学生の頃に読んだのを再読。こういう内容だったのかと、記憶との食い違いを楽しんだ(当時の自分...
月で発見された赤い宇宙服を着た死体、それが実は5万年前のものだった。彼は何者なのか、どこから来たのかを、物理学、生物学、言語学などの専門家が検討していく。重層的な構成がうまくハマっている。小学生の頃に読んだのを再読。こういう内容だったのかと、記憶との食い違いを楽しんだ(当時の自分がこの内容を理解できたわけがない)。当時はテレビ時代だったのだなあとか、みんなよくタバコ吸うなあとか、1970年代感も満載。
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SFと言うよりは、現在の進化論を風刺したとも言える小説だ。宇宙論の体裁をとりながら、人類の起源、ミッシングリンクの謎に挑戦している。最後のエピローグも必読。科学者の心得をここにみる気がする。
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