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グリーン家殺人事件 の商品レビュー

3.7

54件のお客様レビュー

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2020/10/06

『Yの悲劇』と立て続けに読んだせいでところどころ混同すらするほどだったが、せめて『Yの悲劇』より先に読むべきだった。

Posted byブクログ

2020/09/04

ニューヨークの一角にある古邸グリーン家で2人の娘が撃たれた。 その事件を皮切りに一家の人間が次々に殺される。 まず、凶器の隠し場所がお見事。 絵と写真の違いや事件の真相を語る場面は「これぞファイロ・ヴァンス」という気持ちになる。 終盤の運転シーンは緊迫感があり、どうなるのだろうと...

ニューヨークの一角にある古邸グリーン家で2人の娘が撃たれた。 その事件を皮切りに一家の人間が次々に殺される。 まず、凶器の隠し場所がお見事。 絵と写真の違いや事件の真相を語る場面は「これぞファイロ・ヴァンス」という気持ちになる。 終盤の運転シーンは緊迫感があり、どうなるのだろうとドキドキしながら読んだ。

Posted byブクログ

2020/08/06

★★★☆☆ 3.6 犯人は意外性はなかったですが、やはり海外の作家が書いた作品はその作家の言語で読みたい。そう強く思いました。翻訳された文章という印象しかない。

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2020/06/04

「グリーン家殺人事件」読む。探偵はファイロ・ヴァンス。91ページ、犯人候補を二人に絞る。かなり後半まで一人に絞れなかったので良作だ。雪の謎は窓の下りが出るまで解けなかった。悔しいな。面白かった。一日で400ページ、読めるもんだね。あ、ポアロ系だったよ。私的には。

Posted byブクログ

2020/07/11

ニューヨークの一角にそびえる邸宅、グリーン家で起こる血腥い事件。莫大な遺産を残して死んだトバイアス・グリーンの遺言は、25年の間この邸宅に住み続けた者でなければ相続できないというものだった。お互いに反目しあう、トバイアス夫人、4人の子供と養女。雪の夜に起きた銃撃事件によって、惨劇...

ニューヨークの一角にそびえる邸宅、グリーン家で起こる血腥い事件。莫大な遺産を残して死んだトバイアス・グリーンの遺言は、25年の間この邸宅に住み続けた者でなければ相続できないというものだった。お互いに反目しあう、トバイアス夫人、4人の子供と養女。雪の夜に起きた銃撃事件によって、惨劇が幕を開ける。 推理小説の古典的名作。心理的考察から推理を進めるファイロ・ヴァンスが登場するシリーズの3作目。

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2018/12/23

小学生の頃だったか、中学生の頃だったか、読んで以来2回目。 会社の後輩が読んでいて、久しぶりに読みたくなって、後輩から借りた。 読んでいて、こんなに難しい文章だったのか?と思った。しばらくして、児童向けに意訳していたのだろうと気づいた。 新訳を出してほしい。

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2017/12/17

『僧正〜』に引き続いて再読。これは薄っすら犯人の記憶があったが、思いのほか人死に多くてびっくり。嵐の孤島でも雪山の山荘でもないのに奇妙な遺言のせいでそれに準じる環境が整った異質な舞台設定。フィクションだから言えるけれど、テンポ良く事件が起こるお陰で『僧正〜』に比べて最後まで飽きな...

『僧正〜』に引き続いて再読。これは薄っすら犯人の記憶があったが、思いのほか人死に多くてびっくり。嵐の孤島でも雪山の山荘でもないのに奇妙な遺言のせいでそれに準じる環境が整った異質な舞台設定。フィクションだから言えるけれど、テンポ良く事件が起こるお陰で『僧正〜』に比べて最後まで飽きないし、おかしな一族の問題は(他人事なので)面白い。ただ、終盤まで為すすべないヴァンスも警察も能力が甚だ疑わしい。否が応でも消去法で犯人の目星がつきそうなものだが。 『僧正』にしても『グリーン家』にしても現代では差別的と言われるような表現が多様されていることに驚く。今は色々問題視されるだろうな。

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2017/03/26

言わずと知れた有名作品、今頃読了。 とにかく事件起こりっぱなしです。被害者の人数はそこそこ多いよね。くせのあるグリーン家の人々も特徴的だし、だけどあまり派手じゃないなあ、という印象が。個人的には、もうちょっと外連味が欲しいかなって思いました。 犯人が誰なのかは、勘で当てました(苦...

言わずと知れた有名作品、今頃読了。 とにかく事件起こりっぱなしです。被害者の人数はそこそこ多いよね。くせのあるグリーン家の人々も特徴的だし、だけどあまり派手じゃないなあ、という印象が。個人的には、もうちょっと外連味が欲しいかなって思いました。 犯人が誰なのかは、勘で当てました(苦笑)。でも推理としては、わけのわからない要素が多いので解くのは難解かな。読者としては敗北です。

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2016/12/11

今さらながら読んでみました。 原著は1928年刊行、クリスティの「アクロイド殺し」(1926年)の2年後、クイーンの「Xの悲劇」(1932年)の4年前という時代の作品。 さぞ読みづらいのだろうな…と思って手にしていなかったのですが、さにあらず。 もちろん古いのですが、決して古臭...

今さらながら読んでみました。 原著は1928年刊行、クリスティの「アクロイド殺し」(1926年)の2年後、クイーンの「Xの悲劇」(1932年)の4年前という時代の作品。 さぞ読みづらいのだろうな…と思って手にしていなかったのですが、さにあらず。 もちろん古いのですが、決して古臭くはなく(翻訳も良いのでしょうが)、何とも「これぞミステリー」という雰囲気に引き込まれてしまいました。 舞台がニューヨークでよく知った地名が出てくるのも、今から100年近く前の様子がしのばれて興味深かった点。 「犯人当て」の面でも今読んでも秀逸。間違いなく色あせない名作です。

Posted byブクログ

2016/04/22

推理小説初心者の時に読んでおきたかった! 古典的で面白いけど、色々な推理小説や漫画を読んでいるせいで初期の段階で犯人がわかってしまい、後はただ探偵役がグズグズしているのを見守る事に。 でも犯人がトリックを思いついた理由が面白くて、話自体はいい推理小説だと思います。 訳の古風な感じ...

推理小説初心者の時に読んでおきたかった! 古典的で面白いけど、色々な推理小説や漫画を読んでいるせいで初期の段階で犯人がわかってしまい、後はただ探偵役がグズグズしているのを見守る事に。 でも犯人がトリックを思いついた理由が面白くて、話自体はいい推理小説だと思います。 訳の古風な感じも新鮮で面白いです。

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