青空チェリー の商品レビュー
三つの話が入ってます…
三つの話が入ってます。中でも「ハニィ、空が灼けているよ。」が最高です。戦争の話ですが、きちんと主人公は恋愛もしてますし戦争をうれいて居ます。そのバランスがとても良くて思わず泣いてしまいそうになります。悲劇的なだけじゃない物語は本当に悲しくなります。
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女による女のためのR…
女による女のためのR-18文学賞読者賞の「青空チェリー」をふくむ3篇を収録。受賞作は簡単にいえば、青春エロ小説。しかし、その前の「ハニィ、空が灼けているよ。」がすごく良く、この作品だけで豊島さんが好きになった。
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表題作の「青空チェリ…
表題作の「青空チェリー」は若い子むけのライトな官能小説・・・官能っていうか・・・なんか「“青い春”小説」って言えば近いのかなぁ。「ハニィ、―」は切なくて甘くて夕焼けとはちみつが似合いそうな感じの中編。戦争中の現代日本、ていう舞台設定が効いているかも。こういった小説はもう歳をとった...
表題作の「青空チェリー」は若い子むけのライトな官能小説・・・官能っていうか・・・なんか「“青い春”小説」って言えば近いのかなぁ。「ハニィ、―」は切なくて甘くて夕焼けとはちみつが似合いそうな感じの中編。戦争中の現代日本、ていう舞台設定が効いているかも。こういった小説はもう歳をとったら手にとらないだろうけど、いま読んでおけば、この「甘くて切ない」感じは懐かしさとちょっとの恥ずかしさを伴って老いた私を愉しませてくれそうな気がした。
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この本のなかの「ハニ…
この本のなかの「ハニィ、空が灼けているよ。」という話は戦時中の物語であるにもかかわらず、悲しい感じがしない、珍しい短編で、最初読んだとき驚きました。
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最初に読んだのが「青…
最初に読んだのが「青空チェリー」だけだったせいか、文庫になってから「ハニィ---」を読んでめんくらいました。こういうお話を書く人だったんだなぁ、と。さわやかに気持ちよく裏切られた本でした。
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著者のデビュー作を含…
著者のデビュー作を含む、短編3つ。表題作は女性向エロを意識した、かわいらしくエッチな話。その他の話もそうだが、この人にかかるとなんでもないことが、なんでもあるような気がしてくる。そこがとても魅力的。
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表題作は18禁なんで…
表題作は18禁なんですが、とてもさわやかです。学校の屋上から見えるラブホを覗き見しているうちに、知り合いになった少年と少女。恋になる一歩手前の秘密な関係。もう、タイトルがドンピシャなんで(さわやかでかつ甘酸っぱいっていう)オススメです。
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「稚拙で下品でいやらしく、引き込まれる要素が何もない作品でした。せめて同人誌でやっとけという感想です。この内容で戦争を語ろうなんて笑えます。うっかりこんな本を人に勧めようものなら、自らで『自分は頭の足りない、下品でいやらしい人間です』と紹介しているようなものだ。」 読んだのは1...
「稚拙で下品でいやらしく、引き込まれる要素が何もない作品でした。せめて同人誌でやっとけという感想です。この内容で戦争を語ろうなんて笑えます。うっかりこんな本を人に勧めようものなら、自らで『自分は頭の足りない、下品でいやらしい人間です』と紹介しているようなものだ。」 読んだのは1年半~2年くらい前だったかと思いますが、全く内容を覚えていません。 ただ、その時つけていたアナログの読書ノートに↑こんな感想が書いてあって、あまりに酷で可笑しかったので掲載します。 一体何をそんなに糾弾しているのか! 当時の自分に何があったのか! 図書館で借りた事だけはおぼえている!
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3話収録されていて、賞をとったタイトル作よりも 他のほうがよかったかも 「ハニィ、空が灼けているよ」は ”戦争”と”都会人が田舎で暮らすこと”の共通点である 『非日常』の描き方がうまいと思った 本当の世界でも遠い国で起こる紛争はどこか現実味を欠く あと、どこかに出てきた、過去...
3話収録されていて、賞をとったタイトル作よりも 他のほうがよかったかも 「ハニィ、空が灼けているよ」は ”戦争”と”都会人が田舎で暮らすこと”の共通点である 『非日常』の描き方がうまいと思った 本当の世界でも遠い国で起こる紛争はどこか現実味を欠く あと、どこかに出てきた、過去のいい思い出だけをマッチに例えて、 「1本マッチをすると、その瞬間だけ温かい気持ちになる」 と表現していたところにすごく納得した
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表題作がだんとつでいい。十分濡れているのに初体験に失敗したところがとても新鮮でいい結末となっている。オナニーの描写もいきいきと瑞々しさがあって好感がもてる。
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