暗闇坂の人喰いの木 の商品レビュー
暗闇坂に立つ樹齢20…
暗闇坂に立つ樹齢2000年の楠が次々と人を呑み込むという。とんでもないプロローグに始まるこの事件の謎を御手洗潔が解き明かす。ストーリーの面白さ、そして怪奇趣味にもう中毒状態。恐るべき真相に鳥肌まで立つ。
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さらし首の名所暗闇坂…
さらし首の名所暗闇坂にそそり立つ樹齢2千年の大楠。この木が人を呑み込むという。その謎に御手洗が、挑みます。これも長編ですが、一気に読めます。
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御手洗シリーズ。トリ…
御手洗シリーズ。トリックはともかく、妖しい雰囲気が漂っています。
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御手洗潔シリーズの長…
御手洗潔シリーズの長編。モダンホラーといった感じのオカルティックな世界が繰り広げられる。
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御手洗作品。レオナ初…
御手洗作品。レオナ初登場。 ところどころグロく怖く、一応論理っぽい説明はつくもののホラーに近いです。 全国の死刑について図つきで論じられているなど、枝葉まで不気味です。論理やトリックにこだわる方には絶対絶対お勧めできないですが(笑)ホラーが好きな方にはむしろお勧めかもしれません。
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傑作と言えないとは思う。だが読み応えがあるし、長尺ながらゾクッとさせられた。 人を狂気に駆り立てる大楠の謎とは一体何なのか。 600頁強と分量が多い作品だから二転三転して何度か本筋を見失いそうになった。 クライマックスは予定調和で大きな驚きはなかったものの、「彼ら」の人生に想いを...
傑作と言えないとは思う。だが読み応えがあるし、長尺ながらゾクッとさせられた。 人を狂気に駆り立てる大楠の謎とは一体何なのか。 600頁強と分量が多い作品だから二転三転して何度か本筋を見失いそうになった。 クライマックスは予定調和で大きな驚きはなかったものの、「彼ら」の人生に想いを馳せる時、ひたひたと恐怖が忍び寄ってくるような気配がある。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
御手洗潔シリーズを1作目から読んできましたが、これは1、2位を争う程面白かったです。序盤は現在と過去のくらやみ坂の舞台を行き来していてテンポよく読み進められました。(章も昭和と西暦で分けられています) オカルトちっくな人喰いの楠、巨人の家の壁に眠るクララ、地下の隠れた怪奇美術館と話は面白いのですが、偶然が重なったトリックが多かったので完全燃焼まではいきませんでしたが、御手洗潔シリーズがお好きな方はオススメな1冊です!
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かなり分厚い本で、読むのに精力を尽くしたが、読み終えた時の達成感が凄い。恐ろしい描写もありながら、犯人のトリックは島田荘司ならではの奇想天外、ダイナミックなものであった。
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★3.6 不気味な小説。御手洗の謎解きが始まるまで(謎解きを聞いた後もだけど)人喰いの木が犯人としか思えない展開。犯人は誰、なぜ、どうやって?と謎がいっぱい。
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御手洗シリーズ6作目。 レオナ初登場。 彼女の一家が巻き込まれる。 性癖や気質は治そうと本気で取り組まないと治せないよなぁ。 今後レオナはどう物語に絡んでくるのか楽しみです。
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