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死者の奢り・飼育 の商品レビュー

4.1

197件のお客様レビュー

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    63

  2. 4つ

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2009/10/04

じめじめしててとてつもなく暗い。よくそんな文章が書けると思う。春の晴れた1日がすごくグロテスクになった記憶。やっぱり大江はすごい。

Posted byブクログ

2009/10/04

初期の作品を中心とした短編、中編集。今の氏の作品と共通のテーマも覗き見えるが、この時期の作品はよりおフランスな香りがする。

Posted byブクログ

2009/10/04

大江健三郎さん、さすがノーベル賞取るだけの作家です。淡々とした中に読者を引き込んで離さないものがある。

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2009/10/04

村上春樹が大変な影響を受けたということで遂に手を付けてみた大江。「他人の足」が一番良かった気がする。全編に渡ってやたら体臭に固執している印象を受けた。臭いからくる情欲

Posted byブクログ

2022/11/20

 「死者の奢り」で、生きている人間を見る主人公の目がものすごく倦怠感に満ちて冷笑的だったのが印象に残った。心が麻痺しているような感じで。表題作以外では、「他人の足」が良かった。

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2009/10/04

タイトルに惹かれて。戦時中、村へ現れた黒人兵士を村人は“飼育”する・・・。高校図書館(03/夏〜冬?)

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2009/10/04

内容:芥川受賞作『飼育』を含む大江健三郎初期の短編集。たぶん。 感想:まず。どうでもいいけどアマゾンはちゃんとこれのイメージを出してくださいよ。さて、僕は高校のときに大江の長編を無理やり二冊読んだ。ほとんど分からんけど文体に気圧されるように読まされてしまった。文体の重みだけしか覚...

内容:芥川受賞作『飼育』を含む大江健三郎初期の短編集。たぶん。 感想:まず。どうでもいいけどアマゾンはちゃんとこれのイメージを出してくださいよ。さて、僕は高校のときに大江の長編を無理やり二冊読んだ。ほとんど分からんけど文体に気圧されるように読まされてしまった。文体の重みだけしか覚えてなくて、当時は「なんかすげー」と思いながらまだ早かったのかなと諦めたものだった。で、ふと最近読んでみたんだけど、まだわかんないことも多いが、やっぱこの人すげえな。僕は小説を読むときに文体と描写に特に目が行ってしまうんだけど(=大局を理解できない)、そんな楽しみ方の僕に対して、次から次へとどんどん新しいものを与えてくれる。内容についてはあまり立ち入らないけど(“文学マニア初心者”なので憚っとくよ)、モチーフもなかなか好き。

Posted byブクログ