野菊の墓 の商品レビュー
民子が今わの時に政夫の手紙と写真を持っていたのには思わず涙腺が・・・。 本筋からは逸れますが、P43の「八百屋お七は家を焼いたならば~」の件はおそらく江戸時代に起きたある火事の描写ですよね?何かそんな話を聞いたことがあった気がしたので。 これが発表されて今年でちょうど100年...
民子が今わの時に政夫の手紙と写真を持っていたのには思わず涙腺が・・・。 本筋からは逸れますが、P43の「八百屋お七は家を焼いたならば~」の件はおそらく江戸時代に起きたある火事の描写ですよね?何かそんな話を聞いたことがあった気がしたので。 これが発表されて今年でちょうど100年のようですが、ボクは、文語のリズムがあって、また生活も昔の緩やかな雰囲気が流れてて、そして話が純粋なので大好きです。ていうか民子が好きです。笑 (2006年02月10日)
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「民さんは野菊のような人だ。」政夫と、二さい年上の、いとこの民子は、まるできょうだいのように仲のよい間がらだった。子どものように、むじゃきに遊んでいたふたりに、やがて恋がめばえる。だが、世間体を気にする大人たちに、ふたりの恋はじゃまされて…。 まだまだ完成されていない文章な感じ...
「民さんは野菊のような人だ。」政夫と、二さい年上の、いとこの民子は、まるできょうだいのように仲のよい間がらだった。子どものように、むじゃきに遊んでいたふたりに、やがて恋がめばえる。だが、世間体を気にする大人たちに、ふたりの恋はじゃまされて…。 まだまだ完成されていない文章な感じがするけど、すごく力がある。 特に感情表現がたどたどしい。だけどだからこそ理解できる。
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半世紀以上昔、純情乙女だったころ読んだ。 ゴルフの石川遼選手の父上が遼君に薦めたと書いてあったので、 改めて読んでみたが、薦めた理由が奈辺にあるのかわからない。 80歳近いおばあさんも政夫と民子の純情には胸にジーンときた。
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あぁ、なんと不毛な恋。 今の自由な恋ができる時代じゃないにせよ、 こんなにも思うようにならないものなのですか 哀しすぎる。 主人公がもう少しこうだったら、あのときこうしていたら といういわゆる「たられば」ではどうにもならないところが 読んでいて、苛立たしいほどでした。 家族も、...
あぁ、なんと不毛な恋。 今の自由な恋ができる時代じゃないにせよ、 こんなにも思うようにならないものなのですか 哀しすぎる。 主人公がもう少しこうだったら、あのときこうしていたら といういわゆる「たられば」ではどうにもならないところが 読んでいて、苛立たしいほどでした。 家族も、もう少し娘の気持ちに目を向けてあげてほしい 死んでしまってから後悔したって遅いんだよ
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んー。あっという間に終わっちゃったっていうか。 あんまり心に残らなかった。 民さんと政夫さんの話。
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「野菊の墓」畑の中、二人で休んでいる時の景色が綺麗。 一度読んだ時の悲しいイメージが強かったが、このシーンは忘れていた。読み直して良かった。 「野菊」は身につまされる様でひやっとした。 「姪子」、こういう人に会ってみたいと思う。コミュニティが弱いから見た事が無い。 「守の家」お松...
「野菊の墓」畑の中、二人で休んでいる時の景色が綺麗。 一度読んだ時の悲しいイメージが強かったが、このシーンは忘れていた。読み直して良かった。 「野菊」は身につまされる様でひやっとした。 「姪子」、こういう人に会ってみたいと思う。コミュニティが弱いから見た事が無い。 「守の家」お松にじゃれる坊のイメージがありありと浮かぶ。良かった。
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今の世にえらいと言われている人たちには、意気でひとと交わるというようなことはないようだね、身勝手な了見よりほかない奴は大きい面をしていても、真に自分をしたって敬してくれる人を持てるものはおそらく少なかろう、自分の都合ばかり考えている品減は、学問があっても才智があっても財産があって...
今の世にえらいと言われている人たちには、意気でひとと交わるというようなことはないようだね、身勝手な了見よりほかない奴は大きい面をしていても、真に自分をしたって敬してくれる人を持てるものはおそらく少なかろう、自分の都合ばかり考えている品減は、学問があっても才智があっても財産があっても、あんまり尊いものではない。 100年前の作品にして、素晴らしい。
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微妙なところに拘る私としては、表記を統一しろ! と思った場所が数箇所。 なんだかよく解らないけど、純愛物語であることは朧気に判った。 表題作より、他の短編の方が面白かった。
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学生の頃に、薄い文庫本だったので読んだ記憶がある。いや、挫折したかな…これも2度ほど映画化されている。野菊の如く君なりき、だったのかな、聖子ちゃんが出てたのも、これだったか(どっちも観ていない)記憶の蔵書メモ・時々挫折本有り・・・
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たぶん、読むのが早すぎ、「なんで好きなのに結婚しないのー?」と母親にしつこく聞いて「昔はそうだったの」という答えに納得できずにいた記憶があります。でもやっぱり今でも「なんで結婚しなかったんだ!」と思います。
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