小僧の神様・城の崎にて の商品レビュー
「城の崎にて」が特に好きで、何度も読み返してます。最後まで飽きさせない文章で、改めて凄さを感じます。
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実を言うと読むのは通算2度目であるんだけれども(というのは忘れもしない中1の時に月々1冊出されてた読書の課題の1つだったので)、題名以外全く覚えてなかった。笑 あと覚えてるのは読書後の感想で「・・・で?」ってなったこと。 お陰で感想文に苦労したよ。。 大人になって読むと非常に奥深...
実を言うと読むのは通算2度目であるんだけれども(というのは忘れもしない中1の時に月々1冊出されてた読書の課題の1つだったので)、題名以外全く覚えてなかった。笑 あと覚えてるのは読書後の感想で「・・・で?」ってなったこと。 お陰で感想文に苦労したよ。。 大人になって読むと非常に奥深いけど、これ中1じゃぁなぁ・・・。 少なくともさやかはダメだった。。^^; ca rien avoir っていうのがこんなに相応しいことはない(全然自信満々に言うことじゃないんだけど。。)。笑 自分も成長したなぁと思う。 でもむしろ中1でわかんなきゃまずかったのかなぁ・・・? どの話にもとりたてて大きなアクションがなければ、あったとしても大袈裟な表現もなく、何故か憎めない、そんなしみじみとシュールな、古きよき時代のお話の数々。 ・己を知った p.71 ・然し一たん虫の居所が悪いとなると、自分でも苦しくなる程、彼には叱言じょ種が眼の前に押し寄せて・・・自分で自分が浅ましくなるのであった。p.177 ・私の停滞した気分は血の循環と共にすっかり直った。p.189 ・mai, 2007
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城の崎にてが一番好きです。馴染みのない表現が多々あり、辞書片手に読み進めていきましたが、全くその苦労を裏切るものではありませんでした。
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ゼミで使いました。 志賀直哉が「小説の神様」と言われる所以となった「小僧の神様」が所収されています。
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高校のとき「小僧の神様」だけ読んだ。 そして今になって全部読んだ。 男性優位に描かれている。時代を感じた。 わかりにくい表現が多々あった。
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情景描写抜群なのが「城の崎にて」。目の前に浮かんでくるようだ。 心理描写抜群なのが、「好人物夫婦」「流行感冒」。 「小僧の神様」は、評判ほどとは思わない。
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志賀直哉が「小説の神様」と呼ばれるようになった所以の本です。 個人的にはこの中の「城の崎にて」と「佐々木の場合」が好きです。
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志賀直哉短編集。やっぱり「城之崎にて」が一番好き。「生きることと死ぬことは反対ではない、むしろすぐ近くにある」ということを気づくまでのちょっとした出来事。おこがましいと思いつつ、なんかこの人の気持ちがわかるきがしやんした。別に生死の境をさまよってるわけじゃないけどさ。
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緻密な言葉選び.全体に漂う生真面目で几帳面な雰囲気と,でも,最後にちょちょいっといい加減になってしまうような感じが好きです.・・・・というと怒られてしまいそうですが,志賀直哉という人がこんなにも緻密な文章を書いていたのに長生きできたのはそういういい加減な部分があったからだと私は思...
緻密な言葉選び.全体に漂う生真面目で几帳面な雰囲気と,でも,最後にちょちょいっといい加減になってしまうような感じが好きです.・・・・というと怒られてしまいそうですが,志賀直哉という人がこんなにも緻密な文章を書いていたのに長生きできたのはそういういい加減な部分があったからだと私は思っています.
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小僧の神様は読んだけど城の崎にては読んでなかったので購入。100円だったし(ビバラ古本)ぜってぇー持ってるよこれ!と思ったのは改めて見たら「清兵衛と瓢箪・網走まで」だった。デザインまるっきり一緒なんだもん・・・まぎらーしいよ! 「山手線の電車に跳ね飛ばされて怪我をした」というシ...
小僧の神様は読んだけど城の崎にては読んでなかったので購入。100円だったし(ビバラ古本)ぜってぇー持ってるよこれ!と思ったのは改めて見たら「清兵衛と瓢箪・網走まで」だった。デザインまるっきり一緒なんだもん・・・まぎらーしいよ! 「山手線の電車に跳ね飛ばされて怪我をした」というショッキングな1節から始まる「城の崎にて」を表題作に集められた18編。教科書に載ってた「赤西蠣太」もあった。ナツカスィ!「転生」が好き。志賀直哉って人の文章は、その構成において非常に洗練されていると思う。余計なものは無いけど、無愛想でもない。なかなかおしゃれだ。
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