グッド・バイ の商品レビュー
楽しい話なのに、表題…
楽しい話なのに、表題作が永遠に未完なのが残念。個人的には「フォスフォレッセンス」が良かった。
文庫OFF
伊坂幸太郎氏の小説のモチーフになっていたことから読みました。 グッド・バイの他にも、作者の戦時下でのエピソードが記されております。私は戦争を経験しておりませんが、文章から読み取れる日本の敗戦による絶望を強く感じました。戦後、太宰治へ自らの生き方を賭ける方が多くいらした、とのこ...
伊坂幸太郎氏の小説のモチーフになっていたことから読みました。 グッド・バイの他にも、作者の戦時下でのエピソードが記されております。私は戦争を経験しておりませんが、文章から読み取れる日本の敗戦による絶望を強く感じました。戦後、太宰治へ自らの生き方を賭ける方が多くいらした、とのことでしたが、その思想に強く共感するほど引き込まれました。
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途中でギブアップ。賢くなれるかなと思い、読んでみたが、昔の文体は違和感しかない。何十年前に書かれた本のせいか、今の時代を生きる僕には合わないというかなんというか。何が面白いの?といった感じ。歴史に名を残すような文豪の作品はもう読む気しない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
連載中に作者が自死してしまった為未完のままの小説。 主人公が田島(太宰の本名 津島)、複数の愛人、酒豪である事から自己を登場させている模様。人間失格や斜陽でも必ず太宰らしき人が出てきますしね。 太宰の友人、坂口には不評でしたが(笑)私は楽しんで読めました。エンターテイナー太宰を感じる事が出来る小説だと思います。 愛人に別れを告げる為、容姿端麗なキヌ子に妻として装ってもらう事をお願いする田島でしたが…。当時としては珍しく女性性に囚われない生き方をしているキヌ子に戸惑う田島。 もりもりと食事をし(田島のお金で)、服を買い(田島のお金で)、髪をセットしてもらいます(田島のお金で) まだまだ読みどころはあるのですがこの辺で。 青空文庫であればアプリでもWEBでも無料で読む事ができます。
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続きが読みたい!となる作品です。 愛人と入水自殺した太宰の最後の作品であり、「愛人との別れ方!」をテーマに描かれた作品ですが、暗い感じはなく、とてもリアルで、作品が未完に終わったことがとても残念です。
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太宰が書き切らずに亡くなったから結末を知れないのだけど。故に読者の想像に任せてもらえるのもまた面白い、余白を含めて作品だと思える(きっとそんなつもりはなかったんだろうけど笑)主人公が妻子を持ちながらも10人以上愛人がいて、改心して愛人たちに「グッドバイ」を告げ渡り歩く話なんだけど...
太宰が書き切らずに亡くなったから結末を知れないのだけど。故に読者の想像に任せてもらえるのもまた面白い、余白を含めて作品だと思える(きっとそんなつもりはなかったんだろうけど笑)主人公が妻子を持ちながらも10人以上愛人がいて、改心して愛人たちに「グッドバイ」を告げ渡り歩く話なんだけどさ、一緒に旅する「キヌ子」がまぁいいキャラで大好き(「女は、たいてい、これくらい食うの普通だわよ。もうたくさん、なんて断っているお嬢さんや何か、あれは、ただ、色気があるから体裁をとりつくろっているだけなのよ。」って言うんだけどね、ご飯食べてる時にたまに思い出す。あと出会いの喜びは束の間にえるけど、別離の傷心は深いという言葉も好き、私は全然出会いの喜びに浸って生きてますけどね、と言いつつ人との別れ引きずってるわ。
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メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1755530477925208301?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw
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戦中、戦後を生きた人々の苦悩が伝わってきた。全体的に、否定的で、ニヒルな雰囲気が漂っており、読んでいてブルーな気分になったけれど、独特のユーモアと描写の巧みさのお陰で、本をめくる手が止まらなかった。人間の本質を描くことに、臆することなく向き合い、現代にも通ずる価値観を提示している...
戦中、戦後を生きた人々の苦悩が伝わってきた。全体的に、否定的で、ニヒルな雰囲気が漂っており、読んでいてブルーな気分になったけれど、独特のユーモアと描写の巧みさのお陰で、本をめくる手が止まらなかった。人間の本質を描くことに、臆することなく向き合い、現代にも通ずる価値観を提示している作品達だった。
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太宰治の絶筆であるグッド・バイを読みたくて購入、その後2年間積読してた ユーモアに富んだ作品で、登場人物のキャラも立っているから、ラノベみたいな作品だなぁと思った 未完なのが残念、この先も読みたかった 善をなす場合には、いつも詫びながらしなければいけない。善ほど他人を傷つけるも...
太宰治の絶筆であるグッド・バイを読みたくて購入、その後2年間積読してた ユーモアに富んだ作品で、登場人物のキャラも立っているから、ラノベみたいな作品だなぁと思った 未完なのが残念、この先も読みたかった 善をなす場合には、いつも詫びながらしなければいけない。善ほど他人を傷つけるものはないのだから
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これは愛人を何人も抱えた主人公、田島が青木という超絶美人を実嫁という設定にして、愛人達に別れ話をしに行くお話である。実嫁は青木の他にいる。一見暗い設定に思えるが、田島と青木の掛け合いがコミカルに描かれていて、物語の雰囲気としてはとても明るい。未完なのが悔やまれる作品である。
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