春琴抄 の商品レビュー
美しい純愛、素晴らし…
美しい純愛、素晴らしい作品だと思います。ある意味エロティックな。読んでよかったと思った本でした。
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文と文の間に句点の…
文と文の間に句点のない文章で書かれた作品。章の他には段落もなく改行もされていないため、適当なページを開いてみてみると、そのぎっしり書かれた文字に驚く。谷崎は素晴らしい文章読本を書くくらい、その表現対象とそれに適した文体に意識的だった作家だ。『春琴抄』における谷崎の意図を私は知ら...
文と文の間に句点のない文章で書かれた作品。章の他には段落もなく改行もされていないため、適当なページを開いてみてみると、そのぎっしり書かれた文字に驚く。谷崎は素晴らしい文章読本を書くくらい、その表現対象とそれに適した文体に意識的だった作家だ。『春琴抄』における谷崎の意図を私は知らない。だからこれは私個人の感想だが、琴・三味線の盲目の美人師匠とその奉公人でもあり弟子でもある男との物語を描くこの作品において、その文体は多少の読みずらさはあるものの途切れのない音楽を思わせる。その音楽的文体を感じながら、一気に読
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佐助は春琴に献身して…
佐助は春琴に献身しているようですが、実際は春琴を自分好みのサディスティックな女性に仕立てているのですよね。そういう意味でマゾヒスティックな作品です。
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薄い本なのにとても重…
薄い本なのにとても重い内容を含んだ傑作中の傑作。谷崎の真髄がわかる。
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盲目の少女とその家の…
盲目の少女とその家の書生の恋愛を描いている。とても読みやすいので、読んでみてください。
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目が見えなくても、誇…
目が見えなくても、誇りを失わずことの世界に生きた女性。その女性に尽くし生涯を捧げた男性。二人の物語。
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春琴抄は、視力を失っ…
春琴抄は、視力を失った美貌の女性・春琴さんと、その世話をする男・佐助の話。前半は苛烈すぎる春琴の性格に馴染みきれなかったのですが、視力を失って、更に佐助が彼女のために失明してから少し心を許した感じになりまして、そこから後の主従っぷりは好きです。関西弁の喋りと、日本的な美しさで描か...
春琴抄は、視力を失った美貌の女性・春琴さんと、その世話をする男・佐助の話。前半は苛烈すぎる春琴の性格に馴染みきれなかったのですが、視力を失って、更に佐助が彼女のために失明してから少し心を許した感じになりまして、そこから後の主従っぷりは好きです。関西弁の喋りと、日本的な美しさで描かれる春琴は鮮やかに印象に残ります。
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オススメ!
恋愛。恋慕の情。その想いに型はない……ということを思い知らされる。あらすじを知っていても、ぜひ読んでいただきたい。盲目の麗人「春琴」と彼女に仕える「佐助」の世界に、じわじわと呑み込まれる……。
TKS
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
名作と名高い作品をいつか読もうと思ってついに読了。あらすじは先に知ってた。 期待通りの耽美とマゾヒズムと、凄みのある純愛という感じだ。 春琴と佐介の墓の描写からはじまり、2人に興味を持った人が彼らのことを調べた結果を語る、という構成が面白い。 佐介が書いた春琴伝と実際の春琴の姿とのズレは、 佐介が自分の頭の中の春琴を愛し続け、盲た目に見えない春琴のイデアを愛し続けた生涯に重なるところがある。 盲目だけど、音楽の才にすぐれ、並外れた美貌を持ち、傲慢で性格のキツい春琴。でもその春琴が高慢でいられるように誰よりも細やかにお世話できるのが佐介だけ、っていうこのねじれた構造が面白い。 佐介の純愛とも信仰とも、虚像への愛とも春琴への愛ともつかない感情が良かった。 谷崎の古風な文体も風雅で美しかった
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琴、三弦の名手であり、盲目の美女→春琴 男女関係があるも表に知られないようにし、最後まで師弟関係を貫き通した→佐助 春琴と佐助、2人の生き様と谷崎潤一郎の文章の妙に、非常に興味を掻き立てられました。こんな愛もあるのかー、とゾクゾク感ハンパなし!とても短い小説でありながら、深みが...
琴、三弦の名手であり、盲目の美女→春琴 男女関係があるも表に知られないようにし、最後まで師弟関係を貫き通した→佐助 春琴と佐助、2人の生き様と谷崎潤一郎の文章の妙に、非常に興味を掻き立てられました。こんな愛もあるのかー、とゾクゾク感ハンパなし!とても短い小説でありながら、深みがあります。文章が何しろ素晴らしいです。この小説は、句読点が結構な割合で省略されています。現在も筆でフォーマルな手紙を書くときには、句読点を省くのが通例ですので、谷崎さんは小説の原稿を筆で書かれていたのかな?と想像しました。 芸の道の厳しさ、春琴のわがままな性格と盲目である故の苦悩、佐助の徹底した春琴への敬愛、奉仕の精神......。春琴が襲われて顔に外傷をおった後の佐助の行動に、言葉を失いました。やっぱり佐助はそうするのか- なんとなく予想してました。
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