春琴抄 の商品レビュー
小説。これぞ人間しかなせない愛の形…でしょうか。サド・マゾとは少し違いますが、私は佐助の様な男性に魅力を感じてしまいます。でも、内容は成人向け。
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もう、佐助がとにかく気持ち悪い。卑屈すぎて気持ち悪い。 私には合わなかったようです……。
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春琴は薬商の末っ子として生まれ、見かけも華やかで、わがままに育つ。9歳の時に何故か失明。その時、11歳の佐助がやってくる。佐助はいわば、召使いのようなものだ。けれど、春琴のわがままに唯一無口に答えられる者として、世話役に等しくなる。 盲目になってから、春琴は三味線の才能を発...
春琴は薬商の末っ子として生まれ、見かけも華やかで、わがままに育つ。9歳の時に何故か失明。その時、11歳の佐助がやってくる。佐助はいわば、召使いのようなものだ。けれど、春琴のわがままに唯一無口に答えられる者として、世話役に等しくなる。 盲目になってから、春琴は三味線の才能を発揮する。それを見ていた佐助は春琴や家の者に隠れて、三味線を練習し始めた。家の者にばれるが、佐助が思いの外うまかったので、春琴に教えてもらってはどうか?という流れになる。春琴の三味線の師匠も盲目で厳しいレッスンで有名だったが、それをまねてのことか、佐助に対する春琴のレッスンも体罰も加わりすごいものだった。しかし、ある時、春琴が妊娠しているのに母親が気づく。両親は盲目で手がかかる娘を好いてくれる佐助ならばと、結婚をすすめるが、春琴は佐助との関係も結婚も認めなかった。盲目に同情されて、との世間の目をはばかるように。「お師匠様」、「佐助」と呼び合う仲にとどめたかったのだ。両親は2人で暮らさせるために、春琴の三味線教室として家を建てる。そこから二人で暮らし出すのだが生涯、その関係に変化はなかった。 後に春琴の厳しいレッスンに恨みをもった者により、春琴の顔がひどく傷つけられたが、佐助はその顔が二度と見れないように自分の目をつぶした。 。。。。う〜〜ん。理解できないなぁ、こんな愛もあるんだね。
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こんなに痺れた作品は他に御座いません。あまりに痺れて下車出来ず、そのまま山手線一周してしまった学生時代(本当)。それまで只のエロ小説家だと思ってました。ごめんなさい。
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これって男女が逆でも成り立つかなぁ…?やはり男の人の方が恋愛においては純情で愚か者なのかもしれません。
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