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御手洗潔のメロディ の商品レビュー

3.6

62件のお客様レビュー

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御手洗・・・これで「…

御手洗・・・これで「みてらい」って読むんです!ずば抜けた推理力と登場人物のユニークな性格は私のお気に入りですね。

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御手洗潔(みたらいき…

御手洗潔(みたらいきよし)ふざけた名前に引かずに読んでみたください。間違いなく(今更だけど)本格推理ですから。個人的には短編集の方が好きです。変な探偵と常識的な助手。日常も面白く書かれていて、ミステリ初心者にお薦めです

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御手洗潔シリーズの短…

御手洗潔シリーズの短編集。全部が事件ではないのが残念ですが、ミステリー以外の2編もなかなかいいです。

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超人的な推理力に脱帽…

超人的な推理力に脱帽します。怖い話や不思議な話、涙がでる話もあって楽しめました。最後のハインリッヒの話は秀逸です。

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御手洗シリーズの短編…

御手洗シリーズの短編集です。御手洗の過去などもわかって、面白いです。

文庫OFF

2023/04/08

SIVAD SELIMの、スピーチを前にした石岡くんの緊張が手に取るようにわかり、ハラハラしつつも面白おかしく読めた。 ボストン幽霊絵画事件は奇譚のような話かと思ったらそうではなくて、御手洗事件の中で特に好きな話だった。 どの短編も楽しめた。

Posted byブクログ

2022/07/30

シリーズを総括すると、何度でも楽しめる短編がもっとも読みやすいという。玉木宏のイメージは間違ってはいない。

Posted byブクログ

2021/11/27

レオナのやつ、二次創作でこういうの読めたら最高だけど、作者にされるとちょっといたたまれない気持ちになるな。

Posted byブクログ

2021/05/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

収録された全4作品中、純粋にミステリと云える物は「IgE」と「ボストン幽霊絵画事件」の2作で残りの「SIVAD SELIM」と「さらば遠い輝き」は心温まる御手洗サーガのエピソードと云った所か。 「IgE」は実に島田氏らしい作品で御手洗の下に持ち込まれた二つの事件が見事に痴呆症の暴力団会長の殺害計画に結実するといったもの。声楽の先生が好意を持った女生徒の失踪事件と川崎のファミリーレストランで3回も小児用の便器が壊される事件。これにTVで報じられる目黒の公園の木を切り倒そうとする悪戯事件が加わり、いつもどおりどうやって一つの事件に収束していくのだろうと不安になるが、これもまたいつもどおり無事収束する。島田荘司氏の奇抜な発想がこの作品全てに横溢していてページを繰る手を止まらせなかった。125ページ一気読みだった。 それに比べて「ボストン幽霊絵画事件」はタイトルにある幽霊絵画が全128ページ中100ページあたりで出てくるものだからタイトルと内容に違和感がずっとあって内容にのめり込めなかった。また外国を舞台にしたことで島田氏がやたらカタカナ名を使い、しかも通常日本語に訳せる単語までがカタカナときてるものだから外国のミステリ以上にカタカナが多くて読みにくかったのも大きな一因だった。 これは松崎レオナのエピソードを扱った「さらば遠い輝き」でも同じで、島田氏はどうも外国を扱うと必要以上に外国を意識するのか、カタカナ表記が多くなり、物語のスピード感を削ぐ傾向にある。かつての電報がカタカナ表記で読みにくかったことに対し、現在では漢字まじりのひらがなに改善されたことを知らないわけではあるまいに、なぜ島田氏は変な気を回すのだろうか? またこの作品については最後のオチに冒頭の看板狙撃事件の真相を持ってきたところにも不満がある。この真相は私のみならず、大方のミステリ読者には容易に予想できるものではないだろうか? これを物語のファイナル・ストライクに持ってくるのは、ちょっと自信過剰すぎないか? 残りの2作品について。「SIVAD SELIM」は読書中、題名の意味が判ってしまったため、導入部の出来事から結末までが一気に解ってしまった。 かといって物語の面白さが損なわれたわけではなく、私の好きな音楽を扱ったストーリーだったのでものすごく面白く読めた。御手洗が彼と友達だというのはあまりにも出来過ぎだなとは思うが、一種の夢物語と考えれば、それもまた一興。作者の夢が詰まった作品だ。 「さらば遠い輝き」は海外、今回はスウェーデンで活躍する御手洗の近況を交えたレオナの一夜の出来事を語ったもの。中で触れられる『異邦の騎士』のエピソードはかつて当作品を読んだ時の熱い思いを思い出させてくれたが、レオナの御手洗への未練を切なく描き、後味はなんともメランコリック。 総じて今回の作品は前半は無類に面白かったものの、後半は特にカタカナ表記の読みにくさが目に付き、ページを繰る手にブレーキがかかったのは事実。 しかし、マイルス・デイヴィスの友達でギターがプロ以上に上手く、かつ世界の脳研究の分野で活躍する御手洗の超人ぶりはちょっと理想を詰め込みすぎの感がする。 御手洗フリークの期待に応えるべく島田氏はちょっと道を踏み外してはいないだろうか。杞憂であればいいのだが。

Posted byブクログ

2021/03/17

一見つながりのない事件が綺麗につながる「IgE」や御手洗潔の人柄が窺える「SIVAD SELIM」などバラエティに富んだ短編集。 マイベストは「IgE」かな。 やはり御手洗潔シリーズは面白い。ハズレがない。 ただ、御手洗が海外に行ってしまうのは少し寂しい気もする...

Posted byブクログ