本陣殺人事件 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
日本家屋での密室物理トリックを成立させた初作品。 金田一探偵、初登場作。若い。 登場人物が刑事も含めて素朴な感じがあって、時代を感じる。 しかしトリックや伏線はさすがの名作。 これをきっかけに他作も読みたくなる。
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【本陣殺人事件】 これが…噂の本陣殺人事件……⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝ なるほどなるほど…!! 横溝正史と言えば……!? 『犬神家の一族』 『悪魔の手毬唄』 『八つ墓村』 と並ぶほど有名な『本陣殺人事件』 アメリカから帰国した金田一耕助初登場の作品であ...
【本陣殺人事件】 これが…噂の本陣殺人事件……⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝ なるほどなるほど…!! 横溝正史と言えば……!? 『犬神家の一族』 『悪魔の手毬唄』 『八つ墓村』 と並ぶほど有名な『本陣殺人事件』 アメリカから帰国した金田一耕助初登場の作品である———。 ……アメリカっ?!((( ;゚Д゚)) 金田一耕助はサンフランシスコのカレッジを卒業していたのですね〜。 シリーズ6冊も読んでて知らなかった…(^▽^;) 刊行順に読まないのは如何に恐ろしいことかが分かりますね笑笑 そしてお恥ずかしながらググる。 本陣とは……江戸時代以降の宿場で、身分が高い者が泊まった建物。大名や旗本、幕府役人らが利用した。 原則として一般の者を泊めることは許されておらず、営業的な意味での「宿屋の一種」とはいえない。 宿役人の問屋や村役人の名主などの居宅が指定されることが多かった。(Wikipedia) ふむ。 とにかく格式高い家柄での殺人事件てことで。笑 当主(賢蔵)の元に嫁入りしてくる女は、小作人の娘。 明るく教養があり、女学校の教師である彼女に惹かれ、周りからの反対を押し切り結婚を決める。 しかし婚礼の夜、事件が起こる。 3本指の指紋が残る現場。 嫁の叔父(久保銀蔵)とアメリカで知り合った金田一耕助が現場に赴く——。 この作品は読んでおきたい作品。 ミステリーを読む上で、知識としてよく挙げられている。 読んでみて理由がわかった(。-∀-) これはすごい。 何がすごいって——って書きたいが、書けない笑 1箇所ものすごく気に入った点が……♡ 書けないけど笑笑 他作品にはない魅力が満載。 【車井戸はなぜ軋《きし》る】 めちゃめちゃ面白い(°д° )!! 父親が同じ腹違いの息子2人。 この2人は、目が二重と一重以外は見分けが付かないほどそっくり。 大助は金持ちで本家の息子。伍一は分家で育ての父親が自殺した貧しい息子。 伍一は大助に嫉妬していた。 この2人が戦争へ。やがて復員したのだが、伍一は戦死。 大助は両面を負傷し義眼で帰ってきた——。 大助の妹、鶴代が、兄、慎吉に対して送っていた手紙の内容で話が進む。 登場人物の状況と事件の真相が少しずつ描かれ、どうなるのかが気になり一気読み。 二転三転する真実に驚愕でした。 おもしろい!! 【黒猫亭事件】 黒猫亭で起きた顔無し死体のトリック! お見事(*゚∀゚)!! 改装中の黒猫亭の庭先で、女性の死体が掘り起こされる。 その死体の顔は判別不可能であった。 金田一耕助の小説を公認で執筆するY氏の話から始まる。 金田一との出会いが書かれており、ここから始まったのかぁ〜と感慨深い。 顔無し死体と言えば…とのトリックを語る2人だったが、ある日金田一が類似の事件に携わり、Y氏に手紙を送ってきた。 小説内のこんなエピソードがすごく好き♡ 実在するかの様な2人のやり取りが堪らない。 私が読んだ事のあるシリーズモノで初めてだと思う。(〃´-`〃)♡ 顔無しトリック+タイトルからポーを連想させるのも、ミステリーにおいてミスリードさせる要因かなと警戒する。 犯人当てはとっくにあきらめていますがね(^▽^;) 金田一シリーズ、次に読むのはいよいよ『犬神家の一族』かな。 楽しみ(*´艸`)♡
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言わずとしれた金田一耕助シリーズ第一作。 陰鬱でおどろおどろしい雰囲気。なのですが、神秘的な雪密室で起きた惨劇と事件に用いられた様々な日本古風なガジェット、それらを合わせる事で、どことなく美しく妖しい雰囲気を醸し出していて夢中になって読んでしまった。 横溝作品は未読だったんですが...
言わずとしれた金田一耕助シリーズ第一作。 陰鬱でおどろおどろしい雰囲気。なのですが、神秘的な雪密室で起きた惨劇と事件に用いられた様々な日本古風なガジェット、それらを合わせる事で、どことなく美しく妖しい雰囲気を醸し出していて夢中になって読んでしまった。 横溝作品は未読だったんですが、他のシリーズも早く読みたい。
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かの有名な本陣殺人事件。探偵の証拠集めと解決編の描写は好みの問題だと思うのですが、これは☆4くらい。獄門島に期待。
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初の横溝正史作品。 本陣殺人事件は、あーなるほどねー、そうかー、という感じ。 黒猫亭事件は、面白かった。
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金田一シリーズの1作目。 自分にとっても初横溝作品。 3つの中編からなる小説。 どれも殺人事件。 内容を書くとネタバレになってしまうの書きませんが、今読んでもしっかりとミステリーしている良作。 悲しい話が多かったです。
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『本陣殺人事件』は自選集で読んでいたので再読。『車井戸はなぜ軋る』と『黒猫亭事件』は初読み。初期の作品なので金田一の設定が分かるというのが嬉しい。読者に挑戦的な感じも面白いなと思いました。昭和の時代にリアルタイムでわくわくしながら楽しんでいた人たちがいたのだろうなと想像してしまい...
『本陣殺人事件』は自選集で読んでいたので再読。『車井戸はなぜ軋る』と『黒猫亭事件』は初読み。初期の作品なので金田一の設定が分かるというのが嬉しい。読者に挑戦的な感じも面白いなと思いました。昭和の時代にリアルタイムでわくわくしながら楽しんでいた人たちがいたのだろうなと想像してしまいます。
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今読んでるミステリガイドで改めて横溝に触れ、ホラー寄りっていう季節性も合わせ、このタイミングでついに読了。自分にとっては意外にも、3つの中編を収めたものだった。表題作も良かったけど、黒猫もなかなかだった。旧家とか、古びた山村とか、そのあたりがホラーと相性が良く、かつあまり古臭く感...
今読んでるミステリガイドで改めて横溝に触れ、ホラー寄りっていう季節性も合わせ、このタイミングでついに読了。自分にとっては意外にも、3つの中編を収めたものだった。表題作も良かったけど、黒猫もなかなかだった。旧家とか、古びた山村とか、そのあたりがホラーと相性が良く、かつあまり古臭く感じないポイントかな。社会派と冠される清張が全く楽しめず、横溝がそれなりに楽しめる原因は、そのあたりにあるのかも。
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「横溝正史を1,2ヶ月に1冊のゆるいペースで読み返していこう」と決意しての記念すべき一冊目は金田一耕助最初の事件『本陣殺人事件』他中編2編でございます まぁ、話の中身については淳水堂さんや地球っこさんが素晴らしいレビューをあげていますのでそちらを読んで下さいw あとおそらく近い...
「横溝正史を1,2ヶ月に1冊のゆるいペースで読み返していこう」と決意しての記念すべき一冊目は金田一耕助最初の事件『本陣殺人事件』他中編2編でございます まぁ、話の中身については淳水堂さんや地球っこさんが素晴らしいレビューをあげていますのでそちらを読んで下さいw あとおそらく近いうちにおびーが良いのあげんじゃね?(鼻ホジホジ) もう私のレビューなんて淳水堂さんへの中継地点で十分です むしろ使命感を持って中継地点の任を果たしたい あーでもさすがに最初の事件だけあって、まだ金田一耕助のキャラクターがふわふわもこもこしてたかなくらいは書いておこうかな いやもこもこはしてないわ! それにしてもやっぱ横溝正史は角川文庫やわ〜 角川文庫がしっくりくるわ〜 まぁできれば杉本一文氏の表紙が良かったんですがね 横溝正史ファンの方たちには絶対同意して頂けると思うんですが、横溝正史と言えば杉本一文氏の表紙ですよね まとめサイトとかあるんで懐かしく眺めたりしております というのも、わい全部持ってたんよな〜 横溝正史の角川文庫 100冊くらい? プチ勘当中に親父に全部捨てられちゃったんだよね〜 惜しいことしたな〜 凄い数の海外の古典の探偵モノとか秘蔵のエロ本コレ○○ョンとかも全部捨てられちゃったんよ(伏せ字が意味ないとこ!) ほんともう犯罪だわ ハヤカワのクリスティ文庫とかも全部揃ってたのに! うん、ゆっくり読み返していこう 先は長いぜ!
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昔ながらの推理小説って感じで大好き。 短編の推理小説が3作あったんだけど、自分的にはミステリってやっぱり長編の方が読み応えがあるんだよね。短編だと結末までがあっさりしてしまうというか。 それを差し引いても面白かったっす。
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