夜歩く の商品レビュー
この犯人ものすごく外道だ!! でも被害者も全然可哀想じゃない!! ということにつきました。 後味が重い・・・ 作者、ねらってるんだろうなあ
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最後の最後まで気を抜けない。 裏の裏をかいたトリックには、深読みは禁物かも。 ただし、ちょっと都合がよすぎるような部分もあるのと、金田一の登場がほんの半ば頃なのが、ちょっと残念。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
金田一耕助シリーズ バーで蜂屋という小人を突然銃撃した八千代。その後蜂屋と恋に落ち自分の家に連れ込むが。八千代の異母兄弟と思われる仙石直記の依頼で屋敷に住み込も屋代。訪問の初日村正をふふりかざし蜂屋を追いかけ回す直記の父親を目撃する。同じく小人で八千代の兄の守衛。首を切られた小人の遺体。銃撃の跡から蜂屋の遺体と断定されるが・・・。金庫にしまわれた村正が凶器として使われる。夢遊病を持つ一族。発見された蜂屋の首。首を切られた女の遺体。直記が寺に隠した世親を病んだ女の正体。 旧装版 2009年12月16日購入 2009年12月20日読了 2011年8月10日読了
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頭ひねりながらウンウン唸るような本が読みたくて買ったはずなのに、意外とツルリと読めた本 わたし初の横溝作品 犬神家にも手を出してしまえー
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探偵モノとしてはアンフェアな気もしますが 最後のトリック(裏の裏は表、的な)が非常に鮮烈だったので星4つ 話の性質上、核心に触れる部分で読者に語られていない謎が多かったり、金田一探偵が若干唐突に感じられたり、ガラス越しに見ているようなもどかしさがあり、もやもやの残る読後感でした
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うっすらと、寒々したものを感じますが それほど怖くはありません。 横溝作品としては、まぁまぁでしょうか。
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あるきっかけで、そういえば70年代に横溝ブームがあったなぁと思い出しました。当時の文庫の表紙は杉本画伯の、あのケバケバしくも怪しい猥雑な絵で飾られていたなぁと思い出したら、無性に見たく(読むのでないのか?)なり、古本屋さんをあさりはじめました。ミステリーにはあまり縁がなかった僕は...
あるきっかけで、そういえば70年代に横溝ブームがあったなぁと思い出しました。当時の文庫の表紙は杉本画伯の、あのケバケバしくも怪しい猥雑な絵で飾られていたなぁと思い出したら、無性に見たく(読むのでないのか?)なり、古本屋さんをあさりはじめました。ミステリーにはあまり縁がなかった僕は表紙絵から入ったため、現在の文庫の「墓」とか「悪」とか「夜」とかいった表紙では読む気にもならず、70年代の杉本画伯の表紙絵にいまさらながら心を惹かれてしまっての古本屋めぐりです。本は年月もたっているため、小口はしょっぱい感じになり、表紙もぼろぼろしていて、本そのものから作中の昭和初期の雰囲気が漂ってくるようで、まことにステキです。この作品の表紙は、好色そうなタキシード姿の男(作中のせむしの男)が持つガラス板に、陰気な女性の顔がかすかに映っている、という絵です。(もうひとつ別のバージョンの絵もあります)事件は首なし殺人。わざわざ首を切って胴体だけ残すということは・・・せむしの二人の男、近親相姦、不倫、嫉妬と憎悪の絡み合った、どろどろの話。奇想天外なSFよりも奇抜なトリック。あまりにトリックに偏りすぎると動機の割りには、やりすぎ感が強まってバランスが崩れてしまうのですが、この作品の場合、設定もかなり以上で、異常なトリックも宙に浮かない。金田一探偵も中盤くらいにしか出てこなくて活躍の場面が少ないのですが、なかなかおどろおどろしい横溝カラーを楽しめます。
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推理小説としては至ってアンフェアだと思うけど、読み物としては面白いです! ただ「犯人を当てながら読む」のは難しいので、そういうのが好きな人には向かないかな。 結末を知ってから改めて読み返すと、味わいが増す。 田舎の村にある因縁話、夢遊病などお決まりの設定がちりばめられているけど、...
推理小説としては至ってアンフェアだと思うけど、読み物としては面白いです! ただ「犯人を当てながら読む」のは難しいので、そういうのが好きな人には向かないかな。 結末を知ってから改めて読み返すと、味わいが増す。 田舎の村にある因縁話、夢遊病などお決まりの設定がちりばめられているけど、断然「夜歩く」が面白いです。 叙述トリック的な事も言われますが、ミスリードを狙っているというより、劇中劇的な部分があると思います。 金田一シリーズでありながら、「獄門島」や「八つ墓村」のようなメジャーさがないのは、金田一の登場シーンの少なさからでしょうか。
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だいぶ昔に読んだのであまり内容を覚えていないのが正直な所。 でも面白かったという事だけは記憶している。特にトリックが斬新だった。
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金田一シリーズには、多くの魅力的なストーリーテラーが存在する。 しかし、この作品の「屋代虎太」ほど、惹きつけられてやまない主人公はいない。 そして、彼ほど「後日談」が知りたいという登場人物もいない。 それなのに…ひさびさに読み返すまで、金田一と同年代と気づきませんでした。トホホ...
金田一シリーズには、多くの魅力的なストーリーテラーが存在する。 しかし、この作品の「屋代虎太」ほど、惹きつけられてやまない主人公はいない。 そして、彼ほど「後日談」が知りたいという登場人物もいない。 それなのに…ひさびさに読み返すまで、金田一と同年代と気づきませんでした。トホホ。
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