第九軍団のワシ の商品レビュー
古代ローマが好きな人にはお薦め。 描写が細かいので、ぱっと情景が頭に浮かびやすく読みやすかったです。 映画化もされているので、今度はそちらを見てみようかな。
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面白かった 軍団と名がつくので、勇壮な話だったが、潜伏任務というか、派手なアクションはない。 ・主従の運命の出会い ・年上で知識も品格もある執事 ・有能でカリスマもあるが表舞台には立てない主人 ・勝ち気だが一途ででしゃばらないヒロイン …と、現代にも通じる萌え要素ww
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史実に基づく物語だそうで、描写も細かいため、遙か2000年前のイギリスの話だが、マーカス、エスカ。、コティアなどの登場人物やその世界が、イメージできる。映画化もされたようだ。もう少しドキドキ感があってもよかったと思う。
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海外、特にイギリス児童文学が好きな方からおススメしてもらって読んだ本。児童文学というカテゴリーでいいのかと思う中身だった。
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映画を見に行く前に読んでみました。 負傷のため軍を離れざるを得なくなった司令官の若者マーカス。 かつてブリテンの戦士でありながら今は奴隷として競技場の剣闘士をしている若者エスカはある時マーカスに助けられ、彼の奴隷として買われるが、二人は友人のような関係を築いていき… イギリスらし...
映画を見に行く前に読んでみました。 負傷のため軍を離れざるを得なくなった司令官の若者マーカス。 かつてブリテンの戦士でありながら今は奴隷として競技場の剣闘士をしている若者エスカはある時マーカスに助けられ、彼の奴隷として買われるが、二人は友人のような関係を築いていき… イギリスらしいジョークもちりばめられていて、楽しい。 映画は原作とはだいぶ違う感じでしたが、映画も原作もそれぞれ好きだ!イギリスの男の子が子供時代に原作を読んで、憧れを抱いたまま数十年醸成されると、こういう感じの映画になるのかな〜と思いました。
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面白かった〜! 記念すべきブクログ2000冊目! 久々の手堅いお話 ローマンブリテン! 負傷しちゃうローマ軍団百人隊長と 奴隷のブリトン人の友人との 危険な旅 ちょっと難しい 興味深い
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先日観た本作の映画版が結構面白かったので、原作を読んでみようと思い、手に取りました。 内容は映画とかなり異なっていて、小説も映画もそれぞれ善し悪しがあるのですが、個人的にはどちらも楽しめました。 映画版では主人公マーカスとエスカの関係が、友人というには敵か味方かがはっきりしない危うさがあり、それが緊張感となって終盤までハラハラさせられました。個人的にはそこは気に入っていたポイントでしたが、小説版はそれがなく、ちょっと残念な印象。(この点は映画を観ていなかったら気にならなかったのかも…) 逆に、マーカスたちがブリタニア人の氏族たちと交流し、友情すら芽生えそうな状況になっていたところは、すごく意外な展開でした。そんな“イイヤツら”からどうやってワシを奪回するのか。追いつかれたらどのように対応するのか。彼らとの追跡劇は単なる追うもの、追われるものの関係だけでないスリルがあって、ここは映画よりも良かったと思います。 児童文学と言われてる作品にしては、読み応えもあるし、内容も十二分に重厚。変な先入観から大人ぶった人たちに拒絶されてしまうのはもったいないので、この作品は「歴史小説」として紹介するのが正しいのではと思います。
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自分ではどうしようもできない様々な出来事との折り合いのつけ方に関して、サトクリフの作品は多くを教えてくれる。この本は児童文学に分類されているが、全く子どもを舐めていない。毎度のことだけどこの点においてイギリスって素晴らしいと思う。 主人公アクイラはエトルリア出身でローマ軍団の百...
自分ではどうしようもできない様々な出来事との折り合いのつけ方に関して、サトクリフの作品は多くを教えてくれる。この本は児童文学に分類されているが、全く子どもを舐めていない。毎度のことだけどこの点においてイギリスって素晴らしいと思う。 主人公アクイラはエトルリア出身でローマ軍団の百人隊長。怪我で除隊して叔父の家に身を寄せ、ブリガンデス族出身の元剣闘士である奴隷エスカ、イケニ族出身で叔母の家に住むコティア、狩りで母親を殺された狼の子チビなどと出会い、ある日叔父の客から亡き父の部隊の旗印である《ワシ》の噂を聞く。そして、ローマの支配が及ばなくなったカレドニア(スコットランド高地地方)へと向かい……という話。 この本はローマン・ブリテン四部作の一作目。ここから何人もの手に受け継がれていくイルカの指輪の出発点でもある。ローマン・ブリテンを読むなら(翻訳は好みじゃないけど)原書房から出ている「山羊座の腕輪」も必読。
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児童書のコーナーに置いてあったけど・・・児童書?? 対象年齢は中学生以上だそうです。 もっと子供向けの冒険ものかと思って読み出したから、 最初はちょっとしんどかった。 あと、カタカナの地名とか人名とかが覚えられない・・・
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サトクリフの代表作です。 遅ればせながら読みました。 以前、ハードカバーで出ていたものは、表紙があまり魅力的でなかったのですが、岩波少年文庫になってすごく良くなりましたね。 絵よりも、舞台となったイギリスの写真のほうが、いい感じです。 内容は、さすが評価の高いロングセラーだけあ...
サトクリフの代表作です。 遅ればせながら読みました。 以前、ハードカバーで出ていたものは、表紙があまり魅力的でなかったのですが、岩波少年文庫になってすごく良くなりましたね。 絵よりも、舞台となったイギリスの写真のほうが、いい感じです。 内容は、さすが評価の高いロングセラーだけあって、しっかりとしていて楽しめました。 少し、訳の日本語が堅いかな?と思う部分もありましたが、話が進むにつれて、どんどんページをめくりたくなる面白さでした。
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