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フューチャリスト宣言 の商品レビュー

3.8

79件のお客様レビュー

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2020/07/15

梅田望夫・茂木健一郎という組み合わせがまず良い。どちらも、独自の視点と思想を持って、それを言葉で表現するのが上手い人なので、その二人の対談となると、相乗効果で、更に面白い話しになってくる。これは組み合わせの妙であると思う。 大筋のテーマはありながら、その場その場で、思わぬ方向に話...

梅田望夫・茂木健一郎という組み合わせがまず良い。どちらも、独自の視点と思想を持って、それを言葉で表現するのが上手い人なので、その二人の対談となると、相乗効果で、更に面白い話しになってくる。これは組み合わせの妙であると思う。 大筋のテーマはありながら、その場その場で、思わぬ方向に話しが飛んだり、まったく新しい視点からコメントがあったりして、読んでいてとても臨場感があった。一人の人が論文調に書く話しは、まとまっていてわかりやすいという利点はあるけれども、対談形式にもまた、意外な展開に進んでいくライブ感を味わえる利点があるのだと思った。 インターネットは、かつてない自由な可能性を秘めた学びの場である。ネットは、たとえ入試に落ちても、学校という「クラブ」に属さなくても、カントの古典的な著作をドイツ語で読んだり、出版されたばかりの宇宙論の論文を読む機会を与えてくれる、古典的な成果から最先端の知見まで、様々なことを検索し、多くの場合、無料で学ぶことができる場がインターネット上に出現している。いまや、世界の最高学府は「東京大学」でも「ハーバード大学」でもない。それは、ネット上に存在するのである。(茂木)(p.14) ITの世界には昔からずっと、こういう何かの芽は大きな筋として正しければかならず育つんだという確信がある。日本には存在しない感覚であり、それが良き大人の態度なんです。筋が良いけれどまだ小さい芽に対して、欠点をあげつらって近視眼的に叩くようなことを言えば、言っているとき少し利口に見えます。でもいずれ必ずしっぺ返しを喰う。(梅田)(p.48) 僕は、インターネット時代には、逆説的ですが、古典的な教養というものが、復活するんじゃないかという気がしています。総合的な視座が求められる世になるから、かえって、それこそ孔子だとかゲーテだとか、総合的な知を実現した人たちに関心が再び向かうだろうというのが僕の直感です。(茂木)(p.148) 私たちはいま、時代の大きな変わり目を生きている。それは、同時代の権威に認められるからという理由だけで何かをしても、未来から見て全くナンセンスなことに時間を費やし一生を終えるリスクを負っている、ということだ。(梅田)(p.207)

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2009/10/04

人によっては理想論ばかりにとらえられるかも知れないが、自分は結構すきです。 とりあえず二人は非常にパワフルで、見習うべきことが多いかと。

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2009/10/04

ポジティブに未来を見据える2人。 パラダイムシフトだというのではなく、 すでにシフトしたパラダイムに生きる2人。 対談は面白いけれども、 途中から茂木さんが興奮しすぎちゃって、 まぁまぁ落ち着いて、って思った。

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2009/10/07

今時の有名人お二人が、ウェブ社会のインパクトと無限の可能性について語り倒してくれる。 ここ最近、どちらの人の著作も読ませてもらっているので、特に新鮮な驚きはありませんでしたが、リアルな世界とネット世界を対比させてのものの考え方には、なるほどと唸らせるものあります。 いわく、、...

今時の有名人お二人が、ウェブ社会のインパクトと無限の可能性について語り倒してくれる。 ここ最近、どちらの人の著作も読ませてもらっているので、特に新鮮な驚きはありませんでしたが、リアルな世界とネット世界を対比させてのものの考え方には、なるほどと唸らせるものあります。 いわく、、、 リアル社会で満足度の高い人ほどネットに関心を持たない。リアル社会は不自由だからこそ、お金を使って自由を求めるのに対し、ネット社会は無尽蔵な世界だから別の法則で動く。 だからネット社会で何かを中途半端に有料にして生計を立てようというのは、うまくいかない。。。 はずなんだけど、その手の関係のスパムやエロ・詐欺情報が多すぎますね。 (2007/6/25)

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2009/10/04

対談。梅田氏の「ウェブ進化論」にて若干の気持ち悪さの残る未来への断定が意図的だったことがわかる。未来は明るい。

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2009/10/04

今最も脂がのっている二人による対談。 小気味よく繰り出される真っ直ぐな意見は、たとえそれがまだ見ぬ未来の話だとしても、頷ける内容だ。全ての人が彼らのような考えで行動したら社会は成り立たないが、この考えに賛同し未来を作っていく人々の心に刺されば、それでいいのだろう。

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2009/10/07

対談形式の本って、とても読みにくく、臨場感がありそうで伝わらないことが多いのですが、本書は全く逆です! 語られている話は明らかに高度で、難易度が高いのですが、すごく読みやすく、気鋭のお2人の熱い思いが伝わってきました。 茂木さんの硬軟とりまぜの仕事ぶりには、以前から興味があ...

対談形式の本って、とても読みにくく、臨場感がありそうで伝わらないことが多いのですが、本書は全く逆です! 語られている話は明らかに高度で、難易度が高いのですが、すごく読みやすく、気鋭のお2人の熱い思いが伝わってきました。 茂木さんの硬軟とりまぜの仕事ぶりには、以前から興味がありましたが、やはり非凡な人だと感じました。 語られる未来は、輝かしいのですが、凡人の私はどうすればいいんだろ、って思いました。 これは、高校生、大学生が読むと将来の指針になるような本ではないでしょうか。夏の課題図書におすすめします。

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2009/10/04

「ウェブの未来は明るい」 この本の言うとおりならイイなと思う、 でも見通しが甘すぎるってこと、さやかでも分かる。 とはいえ未来に対して楽観的なのもフューチャリストの特徴らしい笑

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2009/10/04

WEBの進化によって既存の 現実世界がどう変わっていくのか 著者の二人が語り合います。 将来に不安を感じてる人、 今をどう生きるべきか悩んでる人、 現状に不満を抱いてる人、 そんな人たちにオススメです☆

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2009/10/04

うーん、前向き!!!! でも、前向きに、ポジティブに考えるってなかなか、難しい…、でもその方がたのしそうだなぁ。07/05/11

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