自分の小さな「箱」から脱出する方法 の商品レビュー
昔の日本の中小企業には、「社員は家族だ」と言う社長もいた。最近日本にはアメリカの成果主義がじわじわと浸透する中、フィクションとは言え、アメリカの大企業で、「社員と人として向き合うことが大事」と考える創業者が登場することに、考えさせられる。考え方が全く同じというわけではないが、面白...
昔の日本の中小企業には、「社員は家族だ」と言う社長もいた。最近日本にはアメリカの成果主義がじわじわと浸透する中、フィクションとは言え、アメリカの大企業で、「社員と人として向き合うことが大事」と考える創業者が登場することに、考えさせられる。考え方が全く同じというわけではないが、面白い試みが局所的で終わってしまいがちな日本と、良いことは自分でも試したい、誰にでもできるようなパッケージにしたい、スケーラブルにしたいと考えるアメリカの違い、こういった姿勢こそ学ぶべきなのかなと思った。
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綺麗事のように捉えてしまう。ただ、できるのならそうありたい。実践しようとする姿勢は必要だが、自分を見直すことはひとつ間違えると自信喪失や自己否定になる。双刃の剣なのかなあ。
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7.8年前に当時の会社の先輩に勧められ、最近になって機会があり読みました。 率直に読んで後悔しました。なんでもっと早く読まなかったのかと…… 本書では自己欺瞞に陥ることの危険性と対策方法について簡潔に纏められている。 自己欺瞞=箱の中に入っている状態は、自己欺瞞の概念を知らな...
7.8年前に当時の会社の先輩に勧められ、最近になって機会があり読みました。 率直に読んで後悔しました。なんでもっと早く読まなかったのかと…… 本書では自己欺瞞に陥ることの危険性と対策方法について簡潔に纏められている。 自己欺瞞=箱の中に入っている状態は、自己欺瞞の概念を知らないと自覚することが難しい。 僕自身、薄々気付いてはいたが、ここまではっきり明示されたのが初めてで内容にショックでした。 昔の彼女と別れた原因も言わば「箱に入っていたせいだ」と気づき、今更になってかなり反省。 というか、多すぎて本書の主人公並に精神が折れそうになった。。。 本書のおかげで「自分は今、箱の中に入っているのか」を客観視することができるようになった。 ビジネスでもプライベートでも、大いに活用したい考え方ですね!
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リーダーの方、部下がいる仕事をされてる方はぜひ一度読んでほしい本です! タイトルから、自分の殻にこもってしまった人とうまくやるには…の話かと思っていましたが全然違いました(笑) ある会社の研修の内容として対話型でまた具体例も多く説明されているのでとても読みやすいです。 私の立場...
リーダーの方、部下がいる仕事をされてる方はぜひ一度読んでほしい本です! タイトルから、自分の殻にこもってしまった人とうまくやるには…の話かと思っていましたが全然違いました(笑) ある会社の研修の内容として対話型でまた具体例も多く説明されているのでとても読みやすいです。 私の立場上(下っ端ポジション)では、こんなことしちゃうな〜より、されることあるな〜、が多かったです(笑)今後自分も気をつけていかなきゃなと考えさせられる内容でした。
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自分に嘘をついたり、自分を大事にしようとするために箱の中に入って、それがいい人間関係作りの障害になる。 オープンに、周りを人のことを考えられる人間でありたい。
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外国語訳のところもあるので、少し理解しづらい点もあったけれど、物語調で進んでいくので、どんどん続きが気になって引き込まれ、読了後はなんだか温かい気持ちになった。 自身の理解力不足な点もあり、一回で頭にスッキリ入っていないので、また読み返して要所を抜粋してみようと思う。 ビジネス...
外国語訳のところもあるので、少し理解しづらい点もあったけれど、物語調で進んでいくので、どんどん続きが気になって引き込まれ、読了後はなんだか温かい気持ちになった。 自身の理解力不足な点もあり、一回で頭にスッキリ入っていないので、また読み返して要所を抜粋してみようと思う。 ビジネスのみならず、家族など、生きていく上での人間関係全般において意識する姿勢が必要な話だった。
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単なる自己啓発本は嫌いなのですが、とてもロジカルで納得がいく本。読み進めていくと普段の自分の言動がどんどん恥ずかしくなっていき、居た堪れなくなる本でもあるけど、効果は絶大。
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人間関係の悩みを作り出す原因は自分が「箱」の中にいるからである。 物語調でストーリーが進むため、この考え方が理解しやすい。 本書では、 ①自分への裏切りにより「箱」ができること、 ②テクニックではなく自分の根っこを改善すること、 ③「箱」の外に居続けて、人間関係をよくし続けるには...
人間関係の悩みを作り出す原因は自分が「箱」の中にいるからである。 物語調でストーリーが進むため、この考え方が理解しやすい。 本書では、 ①自分への裏切りにより「箱」ができること、 ②テクニックではなく自分の根っこを改善すること、 ③「箱」の外に居続けて、人間関係をよくし続けるには、 が綴られている。 多忙な生活の中で忘れてしまいがちな、人を「人」として見ることの重要性を感じれる一冊であった。 私もこの考えを忘れずに人生を過そう、と思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
“自己欺瞞”、自分に対して嘘をついている事を「箱」に入った状態と呼んでいて、 自分の価値観や考え方の狭い範囲で正当化したりする事で、世界が歪んでしまう。 「箱」に入ってしまうのは、 他人のためにすべきだと思う行動に背いてしまう時。 つまり自分の考えを裏切った時。 一度そうなってしまうと、自分を正当化して、その行動が正しいと納得する材料を探しだす。
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タイトル通り、箱から出てそれを維持する方法が書かれている。読みやすかったけど、特にあたらしい発見はなかったかな。でも、自分は気づくとすぐに家族に対して箱に入ってしまうから常に意識しようと思った。
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