7月24日通り の商品レビュー
主人公は女の人で、ちゃんと女目線で描かれてる気がした。 女の人が読んだら、違うのかなぁ~。 主人公の目線からの登場人物の描写とか、面白いなぁ~って思った。 ポルトガルって・・・。 自分の地味さが嫌な主人公が変わろうとするトコ。最後のところ。 う~んって思った。 なんでも勇気を出...
主人公は女の人で、ちゃんと女目線で描かれてる気がした。 女の人が読んだら、違うのかなぁ~。 主人公の目線からの登場人物の描写とか、面白いなぁ~って思った。 ポルトガルって・・・。 自分の地味さが嫌な主人公が変わろうとするトコ。最後のところ。 う~んって思った。 なんでも勇気を出して、やってみればイイと思った!! すぐに諦めるのは、勿体ない。人生一度きり!! 以上。
Posted by
中学生の頃に1回読んでたのですが内容が思い出せないなかったので文庫を買って読みました。 「間違いたくない」って気持ちすごく分かる。でも間違わないと前に進めない。 中学生の頃は間違うことを恐れなかったからこの本があんまり印象に残らなかったのかも。 今読むと良かったです。
Posted by
なんていう、妄想女子なのか……! 結構、イタイ感じの女子が主人公になっている。 吉田修一は男なのに、こんなものを書けるものなのか・・・ それにしても、最後の選択は意外。 ある意味で、あっけない。
Posted by
だいぶ前に映画を観ていて原作やっと読んだ。原作は結構リアルな感じかな…小百合はじめ女性の心理描写が上手いな!それと目次タイトルが絶妙。映画はロマンチックラブコメだったような、また観たくなりました♪
Posted by
頭の中で自分の住んでいる街を リスボンに置き換えて生活している冴えないOLのお話 美形の弟にこうあるべきに型をはめることと 自分に似ているその彼女を通しての自己否定 歪んでいるよなと思いつつも共感してしまう 目次の指すところがわかったとき 思ってなかったところから答えが飛び出...
頭の中で自分の住んでいる街を リスボンに置き換えて生活している冴えないOLのお話 美形の弟にこうあるべきに型をはめることと 自分に似ているその彼女を通しての自己否定 歪んでいるよなと思いつつも共感してしまう 目次の指すところがわかったとき 思ってなかったところから答えが飛び出てきて しっかりとだまされたことにうれしくなりました 映画では主人公(中谷美紀さん)が ただのオタク女子みたいになっていますが、 冴えないけどある種の鋭さがある人だと感じました その空気が小説からはにじみ出ていると思います
Posted by
出版社/著者からの内容紹介 爽やかな王子様vs.地味でイケてない私 この恋の主役になっていいの? リスボンの街並みと少女まんがを愛するOL・小百合は妄想世界で満足していたが、クリスマス前に憧れの先輩と大接近!地味体質ゆえに恋から逃げ出しそうで……!? --このテキストは、絶版本...
出版社/著者からの内容紹介 爽やかな王子様vs.地味でイケてない私 この恋の主役になっていいの? リスボンの街並みと少女まんがを愛するOL・小百合は妄想世界で満足していたが、クリスマス前に憧れの先輩と大接近!地味体質ゆえに恋から逃げ出しそうで……!? --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。 なんだかあたたかい気持ちになりますね。 いろんな想像力やその人でないと感じられないことなど色々自分もそうかなぁ? と共感したり感じたりすることができます。 温かい風が吹く感じです!??
Posted by
映画版が大好きで読んでみました。 映画の方がまとまっていておとぎ話チックだったのに対し、 小説はかなり現実的だった気がします。 どちらにしろ小百合には一挙一動一言一句同意せざるを得ません。 私にとってこれほど親近感のある愛おしい主人公は他にいません。
Posted by
自分の殻をつきやぶりたい でも突き破れるのか 突き破りたいけど。。。な女性が主人公 自分の住んでいる町をリスボンに重ねたりして、夢見ごこちかと でもなんとなく理解できるような感覚も「無くはないかな」と ラストは賛否わかれるなと ゆったり読んでいた私は、受身の...
自分の殻をつきやぶりたい でも突き破れるのか 突き破りたいけど。。。な女性が主人公 自分の住んでいる町をリスボンに重ねたりして、夢見ごこちかと でもなんとなく理解できるような感覚も「無くはないかな」と ラストは賛否わかれるなと ゆったり読んでいた私は、受身の取れる範囲だった。
Posted by
素直な恋愛小説。弱っている時に読むといいかも。 長崎だと思うが、この雨の似合う町に行ってみたくなる。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【7月24日通り】 吉田修一さん OLの本田小百合は自分の町がリスボンの地形に似ていることを 発見し、まだ見ぬリスボンを想像しながら町の各所に リスボンの地名をなぞるのを楽しんでいた。 小百合はごくごく普通のOL。 だが弟の耕治は二枚目でモテモテ、小百合は それが密かな誇りだった。 特に目立つこともなく、恋愛にも積極的になれず ただの「いい人」を地で行っていた。 憧れているかもしれない会社の上司の安藤は 学生時代1年先輩の亜希子の旦那様。 高校時代に憧れていた陸上部の先輩の聡史は 当時は亜希子の彼氏だった。 高校時代、真木という男子に「つきあって欲しい」と 言われたことはあるが、何故か哀しくなった。 ある日、陸上部の同窓会が催され、そこで東京へ越していった 聡史と再会する。 後日、小百合は聡史から食事に誘われ、食後に彼の部屋へ行く。 聡史が東京へ帰ってからもメールでのやりとりは続き、 聡史は小百合に東京へ会いに来て欲しいという。 そんな時、弟の耕治が結婚すると言い出した。 相手はめぐみと言って、何事にも自信無げで パッとしない女性だった。 自慢の弟がよりによって、こんな女と・・ 彼にはもっとふさわしい女性がいる。 彼女も、弟と釣り合っていないのが分かっているようで ドコか遠慮がちでオドオドしている。 きっと彼女も不幸になる。。 彼女は弟の結婚に反対するが、ある日めぐみから 話がしたいと誘われて、彼女と会う。。 ☆ 「悪人」以来の吉田修一さん 恋に臆病で、恋から逃げていた小百合 めぐみを否定するのも、彼女が小百合に似ていたからだろう。 恋をするのは怖い。傷つきたくないから消極的になり 少しでも間違いを避けようとする。 めぐみも耕治とはつり合っていないコトが分かっているから いずれ自分が傷つくかも知れないという恐怖を潜在的に 抱えていた。 しかし、あえて傷つくことを覚悟で行動してみよう 自分自身で、自分の殻を破ろうとしていた。 彼女はそんなめぐみから勇気を貰った。 興味深い言葉がありました。 上司の安藤と亜希子は離婚するコトになるんです。 原因は亜希子の浮気。。 一度はお互いにやり直そうとするんですが、結局は離婚に 到りました。その時の安藤の言葉 「亜希子がっていうよりも・・、本田さんはまだ独身だから 分からないだろうけど、夫婦ってさ、旦那の気持ちと 女房の気持ちと、それからなんていうか、やっぱ夫婦の 気持ちってもんがあるんだよ。二人の気持ちだけで 片が付くもんじゃないっていうか・・。で、結局、今回は、 その三番目の気持ち、夫婦の気持ちってもんに従ったような 形になった」 そんなものもあるのかなぁ。。。
Posted by