7月24日通り の商品レビュー
本の醸し出す色が「クローズドノート」に似ている気がする・・・なそさうでありそうな絶妙なリアリティがうまいなぁ。 ラストもそういうことがいいたかったのね、と納得しました。 映画よりも正直好きです。
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~内容(「BOOK」データベースより)~ 地味で目立たぬOL本田小百合は、港が見える自分の町をリスボンに見立てるのがひそかな愉しみ。 異国気分で「7月24日通り」をバス通勤し、退屈な毎日をやり過ごしている。そんな折聞いた同窓会の知らせ、高校時代一番人気だった聡史も東京から帰ってく...
~内容(「BOOK」データベースより)~ 地味で目立たぬOL本田小百合は、港が見える自分の町をリスボンに見立てるのがひそかな愉しみ。 異国気分で「7月24日通り」をバス通勤し、退屈な毎日をやり過ごしている。そんな折聞いた同窓会の知らせ、高校時代一番人気だった聡史も東京から帰ってくるらしい。昔の片思いの相手に会いに、さしたる期待もなく出かけた小百合に聡史は…。 もう一度恋する勇気がわく傑作恋愛長編。 ~~~~~~~~~~~~~~~~ 何で読んでしまったんだろう。 構成は面白いと思ったけれど、内容はあまり共感できなかった。 印象に残ったのは主人公の父親が毎年母親にプレゼントを買っていたくだりぐらい。 男が読むものじゃなかったのかな。
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んんんーという感じだった。 瀧井朝世氏の解説を借りて少し書くならば... 「何もせずに未練を残すか、何かやってみて後悔するか。あなたが選ぶなら、どちらだろう」 今までずっと、「やらないで後悔より、やって後悔」を座右の銘にしていたけれど、今は違う。 もちろん、そう思うところは...
んんんーという感じだった。 瀧井朝世氏の解説を借りて少し書くならば... 「何もせずに未練を残すか、何かやってみて後悔するか。あなたが選ぶなら、どちらだろう」 今までずっと、「やらないで後悔より、やって後悔」を座右の銘にしていたけれど、今は違う。 もちろん、そう思うところはある。 でも、後悔しようがしまいが、踏み出してはいけない一歩というのが世の中にはあるということを知った今だからこそ、「何もしないで未練を残す」方が賢明なような気がしてしまう。 「変化を怖れて傍観者になっていては、後々『あの時ああしていたら』『こうしていれば』という『たら』『れば』が蓄積されていくだけだ」 でも、その『たられば』論を唱えることができているだけ、幸せだったりしないだろうか? もし踏み出した一歩でまわりの人たちを不幸に陥れ、のちに自分をも不幸にしてしまったとき、「あのとき、あの一歩を踏み出さずにいたら…」という 新たな「たられば」論が心の底で渦巻く可能性もあるのでは? もちろん、ケースバイケースなわけだけれど。 (全うに生きていることを前提にしたうえで)殻を破ること、そして良い意味で間違うこともすごく大事なこと。 p208の「間違えないようにと、じっと動かずにいるよりも、間違えて、泣いてもいいから、ここから動きだしてみようと思った」という主人公の言葉は、やはり胸に響く。 分かってはいても、傷つかないといけない時ってある。 そうでもしないと前に進めないから。
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この著者の作品は全部好きだけど特にこれが印象深い。映画がコメディタッチだったのにびっくらこいた記憶が・・・
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めぐみの「10の分析」、なんだか共感できる部分が多くて(笑) けっこうこういう女子ってたくさんいるかな。 けど、結末に同意できなかったなぁ。 まだ、私は間違えたくない女なんだろうか。
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【あらすじ】 地味で目立たぬOL本田小百合は、港が見える自分の町をリスボンに見立てるのがひそかな愉しみ。異国気分で「7月24日通り」をバス通勤し、退屈な毎日をやり過ごしている。そんな折聞いた同窓会の知らせ、高校時代一番人気だった聡史も東京から帰ってくるらしい。昔の片思いの相手に会...
【あらすじ】 地味で目立たぬOL本田小百合は、港が見える自分の町をリスボンに見立てるのがひそかな愉しみ。異国気分で「7月24日通り」をバス通勤し、退屈な毎日をやり過ごしている。そんな折聞いた同窓会の知らせ、高校時代一番人気だった聡史も東京から帰ってくるらしい。昔の片思いの相手に会いに、さしたる期待もなく出かけた小百合に聡史は…。もう一度恋する勇気がわく傑作恋愛長編。 【感想】
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これは品川駅の待ち合わせに 早く着きすぎて、 構内の本屋さんで買ってみた。 読むのに時間がかかってしまった。 それは、特におもしろくなかったから。 読まなくてもよかったかな。 吉田修一だしいつかおもしろくなるかな~ なんて思ってたけど。 短すぎるしね。 「自分はイケテナイ」...
これは品川駅の待ち合わせに 早く着きすぎて、 構内の本屋さんで買ってみた。 読むのに時間がかかってしまった。 それは、特におもしろくなかったから。 読まなくてもよかったかな。 吉田修一だしいつかおもしろくなるかな~ なんて思ってたけど。 短すぎるしね。 「自分はイケテナイ」と思っている平凡な女子が主人公。 高校時代にあこがれていたカッコイイ先輩と再会。 という流れがありつつ、 かっこよくて自慢の弟と冴えない彼女の中に 自分の存在を見出しているという。 だから何だ~? この日常感は『パークライフ』に近い感じかなぁ。 街の描写が上手なんだよね。 まだまだ見た目重視な感じの 大学くらいのときなら 共感できたかも。 なので、まだ見た目重視の世界に生きる 学生にはおすすめかな。 解説に吉田修一が 「女を武器にしない女性が好き」 と書かれている。 でも、主旨はそれとも違う気がする。 女を武器にしないことができるのは、 魅力のある人だけだ。
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全体的な雰囲気は好きなんだけどオチが.....>< 自分だったら、あのような決断は絶対しないだろうと思いました;;
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友達に薦められて、買った本 親近感がわく。応援したくなる気持ちになる。 映画も本もなかなか良かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
同名映画の原作。主人公の変わりっぷりの象徴、私も前やってたから変人に感じられず・・。これを読んでも実らなくてもいいから、と恋する気がわかなかった私は干物? #bookoff
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