獣の奏者(Ⅰ) の商品レビュー
そういえば「獣の奏者」読んでなかった。王獣と闘蛇、真王と大公、ねじれる政治体制と世界の軋みの予兆。これは期待しないわけにはいかないオープニングです。ハイファンタジーではあるけれど、養蜂の描写は現実的に違和感なく、しかも説明臭くなく楽しめ、だからこそ、物語に説得力を与えている。そし...
そういえば「獣の奏者」読んでなかった。王獣と闘蛇、真王と大公、ねじれる政治体制と世界の軋みの予兆。これは期待しないわけにはいかないオープニングです。ハイファンタジーではあるけれど、養蜂の描写は現実的に違和感なく、しかも説明臭くなく楽しめ、だからこそ、物語に説得力を与えている。そして、そこでもここでも物語の核心に触れるような問題意識が浮かび上がってくる。楽しみ~。とりあえずこのシリーズ読み終わったら、他のも読み返してみよう。ほとんど忘れてるし。
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獣ノ医術師である母と暮らすエリン。しかしある日、母が世話をしていた闘蛇が全滅してしまう。その責任を負い、母は処刑されることに。エリンは母を助けようと処刑場に向かうが、逆に闘蛇に襲われてしまう。そのとき母は指笛を吹き、闘蛇を操ってエリンを助けてくれた。「これは大罪だから、誰にも言うな。真似をするな」と言い残して。 闘蛇に遠方まで運ばれたエリンを拾ったのは、ジョウン。養蜂をしながらのんびりと暮らす彼は自然と生きる術や自分の知る知識をエリンに与えながら、彼女を育ててくれた。 時は流れ、ジョウンは息子の勧めで首都で暮らすこととなる。エリンはそれに反対し、ジョウンのつてをたどって獣ノ医術師となる学校へ通うことに。そこでエリンが目にしたのは、傷ついた王獣。餌も食べず、水も飲まない王獣を、エリンは治療することができるのか。
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2018/04/25 守り人シリーズのファンだったので、こちらも読んでみました。さすがのディテールです。 主人公が少女ということで、子供のころに読めていたらどんなにわくわくしただろうかと思いながら読み進めました。 まだ一作目なので、これからどんな物語に転じていくか楽しみです。
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鹿の王を読んでからこの著者の他の作品も読んでみたいと思っていたのですが、この獣の奏者の一巻となる闘蛇編がなかなか無くて…ようやく図書館で発見! やっぱり文章が上手くて読みやすく、どんどんと物語の世界に引き込まれていきます。 闘蛇編、とっても面白かった! 次巻の王獣編にも期...
鹿の王を読んでからこの著者の他の作品も読んでみたいと思っていたのですが、この獣の奏者の一巻となる闘蛇編がなかなか無くて…ようやく図書館で発見! やっぱり文章が上手くて読みやすく、どんどんと物語の世界に引き込まれていきます。 闘蛇編、とっても面白かった! 次巻の王獣編にも期待大!
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上橋さんの中ではこれが一押し!絶対実写化できないから、CGになっちゃうんだろうけど、いっそアニメのほうがいいかもしれないな。丸太のような龍の大群が押し寄せるシーンは焼き付いて離れません。
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あまりファンタジーは読まないけど、これは面白い。獣の秘密、神話の正体、政治の裏側が色々絡み合って、わくわくする。先を読みたくなる。
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序盤からグイグイ惹き込まれた。 エリンと母の別れはかわいそうだったけど、ジョウンに出会えて良かった。 ジョウンめっちゃイイヒトー。 エリンとリランの今後は、、なんとなく予想がついたかも。笑 ちょっとしか出てきてないイアルのことも気になるし、2巻目に行きマース。
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子どもと一緒にNHKでアニメを見ていて知っていましたが、子ども向けにしては、独自の世界観があるというか、明るく楽しい物語ではないなあと、思っていたら、原作が上橋菜穂子さんのものだったんですね。 世界観はとっても好きです。 エリンの心の動きが丁寧に書かれていて読みがいがあります...
子どもと一緒にNHKでアニメを見ていて知っていましたが、子ども向けにしては、独自の世界観があるというか、明るく楽しい物語ではないなあと、思っていたら、原作が上橋菜穂子さんのものだったんですね。 世界観はとっても好きです。 エリンの心の動きが丁寧に書かれていて読みがいがあります。 エリンの母の種族に興味がありますね。
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どんな組織でも、厳しい人、きちんと叱れる人がいないとうまく機能しないわけなんだけど、得てしてそういう人は嫌われやすい。 大公は戦力を放棄する真王のため、自ら血にまみれているわけだけど、それを理解されないという苦悩。なぜ自分だけ血にまみれているのに、この国は自分が平和を保っている...
どんな組織でも、厳しい人、きちんと叱れる人がいないとうまく機能しないわけなんだけど、得てしてそういう人は嫌われやすい。 大公は戦力を放棄する真王のため、自ら血にまみれているわけだけど、それを理解されないという苦悩。なぜ自分だけ血にまみれているのに、この国は自分が平和を保っているのに、自分は卑下されているのかと。 今後の展開で、ただ大公が悪者になって終わらないことを期待したい。
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隠された秘密と、自分の運命と。 今まで読まなかったのを後悔した。でも、読めた。シリーズを一気に読んでしまった。 エリンに次はどんな試練が降りかかるのかと思いながら読んでいた。母と別れ、養い親のジョウンと別れ、エリンは出会った王獣リランと絆を育んだ。それは縁に薄いエリンにとって...
隠された秘密と、自分の運命と。 今まで読まなかったのを後悔した。でも、読めた。シリーズを一気に読んでしまった。 エリンに次はどんな試練が降りかかるのかと思いながら読んでいた。母と別れ、養い親のジョウンと別れ、エリンは出会った王獣リランと絆を育んだ。それは縁に薄いエリンにとって必然だったのかもしれない。ここからきっとこの絆がエリンを苦しめることがあるだろうけれど。
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