ワーキング・ホリデー の商品レビュー

坂木司【著】

2019/01/16

一夏の冒険譚でしょうか
かなり　突飛なキャラクターたちが登場するのですが
読み進めていくうちに、納得させてしまうのが
この　坂木さんですねぇ

2019/01/16

いいひと、というのはこの人のためにある言葉じゃないか？　
と思ったよ、大和さん。（笑）　ちょっと惚れる。
http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-295.html

2010/10/29

元ヤン・ホストが宅配便(特別仕様車)ドライバーに転身!?血気さかんな若者と所帯じみた小学生、親子と仕事と仲間によるひと夏の贈り物（「ＢＯＯＫ」データベースより）

主人公の大和が、父性に目覚めて胸きゅんいわせる姿に萌えます。

ホストクラブオーナーのジャスミンや、常連客のナナ、売れっ子ホストの雪夜、ハチさん便の仲間たち。
登場人物たちもみんな素敵でおススメですよ♪

しかし坂木さん、様々な職業でここまで面白いお話を書けるってすごいですね！
歯科業界・ホテル業界・クリーニング業界・配送業界・・・。
次はどんなお仕事で、どんな世界を見せてくれるんだろう、わくわく。

2010/09/26

まっすぐで愛らしい親子が素敵！
父親がホストという職業な出だしのせいか、個性豊かなキャラクターが脇を固めますが、殺伐としていなく坂木さん独特のどこかくすっぐたいような温かさが魅力的。
漫画版もオススメです。

2010/09/04

ホストのヤマトの前に現れたのは、自分を父親だという少年。
その少年とのひと夏のお話。
不完全な親子関係が次第に強い絆で結ばれていくお話で、ほのぼのしている。

2010/09/02

ヤンホストのヤマトのもとに現れた小学生の進は
彼を「お父さん」と呼んだ―――
正義感のせいでホストをクビになったヤマトは
宅配会社ハニービー・エクスプレスでリアカーを引きながら
夏の間進と一緒に暮らすことに。

ワルっぽいのに人情に厚い人大好きです。みんないいひと。
でもなんで進が由希子とケンカして来たのか、
ヤマトと別れた後由希子はどう過ごしてきたのか
その辺が曖昧なままなのがもどかしいです。
あとナナちゃんが親しすぎる気がする。
まるで雪夜の彼女みたいだけどホストと客の関係ってどうなの？

2010/08/29

題名から想像していた内容とはだいぶ離れていたけど、
夏の終わりにちょうど良いほんでした。
取り合わせがおもしろかった。
爽やかで良かったです。

2010/08/15

元ヤン、ホストというダークなイメージとは裏腹に、突然表れた息子を疑いもなく受け入れ、正面から向き合う大和がなんとも純朴というか、可愛らしいというか。。。
子どものような喜怒哀楽のはっきりした大和と、妙におばあちゃん臭い出来のいい息子の進くんとのかけあいも笑わせてくれます。
文学として文章が美しいというのはないけれど、小難しい本やこころが疲れているときは、温かい登場人物たちとストーリーに、頭もこころも和らぐのでおすすめ。読み終えた後、とてもすがすがしく、ほんわかやさしい気持ちになれました。

2010/07/23

ある日突然小学生の男の子がやってきて
「はじめまして、お父さん」と声をかけられたホストマン。
カンペキに家事をこなす小学生と
口は悪いが心優しい元ヤンキーのひと夏の物語。

ほんわかじんわり。
脇キャラも皆イキイキしていてgood。

初めて読んだ時は大して面白いと思わなかった記憶があるが
暑いせいか、こういうわかりやすい話が特に今は好ましい。

【図書館・再読・7/23読了】

2012/12/30

「取り返しのつかないことは許せない」
そんな言葉が印象に残った。

生きていくなかでいろんなことがあり、
確かに、取り返しのつかないことはある。
後悔してもしきれない、、、
そんなことも人生にはある。
取り返しのつかないことがあるけれど、
そうならないために、
人は一人ではなく、
人とともに生きる。

もうだめだ、もう終わりだ、と思っていることも、
人と出会い触れ合う中で、
大丈夫と感じ、人にすくわれることがある。
そんな人と人との繋がりや、やさしさを
心にひしひしと感じた。

人ってけっこういいもんだなぁ。